CLOSE
COLUMN

Translated By DeepL

Curry Flight

Text and Photographs: Curry Cell

Along with ramen, curry is one of Japan's soul foods. In recent years, there has been no end to the number of "addicts" who are captivated by the fascinating taste of curry and its mellow aroma of dazzling spices. The mysterious charm of curry is that it makes you want to eat it and talk about it at the same time. In order to explore this profound world of curry, we asked Mr. Curry Cell, who boasts overwhelming knowledge and experience in eating curry, to act as our guide. Curry is a reading material.
 
An intellectually curious journey through curry.
Let's fly with curry today. To somewhere unknown.

第8便 お取り寄せカレーのススメ。

一年前にはまさか、こんな世の中になるなんて思ってもいなかった。

いま、飲食業界は壊滅的といってよいほどの打撃を受けています。
世界一多様なカレー文化をもつ街・東京でも、今までと同じように高い賃料を賄う客足を見込めるはずもなく。薄利多売の繁盛店であればなおのこと転ずる赤字も大きいわけで。

このコロナ禍がどれほど続くのか?
「あと○○日我慢すれば大丈夫」残念ながらそうは言い切れないでしょう。
ウイルスに人情なんかありませんから。

ある程度はこの状態が続くことを見越して、我々は生き延びねばなりません。

この状況下で少しでも経済を回し、外食の悦びを維持し続ける仕組みづくり。
それが今の外食産業の、そしてカレー界の最重要課題と言って良いのではないでしょうか。

カレー界で続々と始まる、テイクアウト・宅配の取り組み。

カレー店の皆さまも様々な取り組みを始めています。
席間を開け距離を保ったり、営業時間を短縮したり、衛生管理に細心の注意を払い店舗営業を細々と続ける店もあれば、テイクアウトや宅配・通販に重心を移す店もあります。
それぞれがそれぞれの場所で、それぞれの状況を抱え戦っています。

ただ一つ言えるのは、集客の流れが大きく変わってしまったということ。

そもそも店の前を歩く人がいないわけですから、情報発信しない限りお客は来ない、ということが起こっているわけです。
お店を応援する側としては、今まで以上にお店の情報を発信・拡散することが重要になってきているはず。

今すぐ頼める、お取り寄せカレーのススメ。

そんな中でも今回は全国どこでもオーダーできる通販、つまり「お取り寄せカレー」を始めているお店を紹介しましょう。
今までは遠くて行けなかった、行列でなかなか入れなかった、そんなお店のカレーをご自宅で楽しむチャンス。
そう考えるとワクワクしてきませんか?

日本一のバターチキンを自宅で。
千葉の最強名店「印度料理シタール」。

創業1981年。千葉インド料理の先駆けにして今なお最高峰。
行列が絶えない名店として知られる千葉・検見川の「シタール」のカレー&ナンが冷凍でお取り寄せできます。

個人的にここのバターチキンは日本一。
ポピュラーなメニューだからこそ、他店との差がわかる渾身の逸品です。いやいや、パラックパニールもキーマも美味いんだよなぁ・・・全部まとめて頼んじゃいましょう。

お店でいただけるバターチキン、パラックパニール、そしてナン。いずれもお取り寄せ可能。

日本一のバタチキを家でいただく悦び、そして、ほうれん草の食感が活きたパラックパニール、カルダモンの香りがたまらないキーマ……。
カレーはいずれも「これが冷凍通販!?」と驚くほどのクオリティです。

断崖絶壁からハニーハンターが採取したインド産野生黒蜂蜜も貴重、アイスにトッピングすれば超絶美味です。
合わせてオーダーしちゃいましょう。

印度料理シタール
www.e-sitar.jp

東新宿の超人気店「サンラサー」の悶絶キーマが通販開始!

ゴールデン街の間借り営業からスタートし、今や東新宿随一の人気店となった「サンラサー」。

一日限定30食と競争率が高かったお店の味が、5月9日(土)20時から冷凍通販スタート!このチャンスは見逃せません!

冷凍で通販開始されるのは、お店でも日替わりカレープレートの軸となっているキーマカレー。
タイ料理でも用いられるバイマックルー(コブミカンの葉)の香りが実にさわやか。

サンラサーの冷凍「バイマックルー薫るポークキーマ」盛り付け例。

野菜や総菜などと組み合わせ、自己流に盛り付けてみるのも楽しいですね。

サンラサー
sanrasa.stores.jp
※通販サイトオープンは5月9日(土)20:00〜

南インドからビリヤニまで。
東京最強インド料理店が通販ショップを開設「エリックサウス」。

八重洲、紀尾井町、渋谷、名古屋、そして今年高円寺にビリヤニ専門店舗をオープンと、マニアックなインド料理をポップに提供し、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの「エリックサウス」も、この状況に負けていません。

2020年オープンした「エリックサウス高円寺ビリヤニセンター」。

人気カレー3種にビリヤニやサイドディッシュなどがセットになった「バラエティパック」は圧巻!

南インド、北インドのカレーだけでなく、ビリヤニやティッカなど品数も豊富、
家では絶対作れない多彩なインド料理を買い溜めておけばSTAY HOMEも悪くない?かも。

エリックサウス
www.erickcurry.jp

熱狂的支持を集める経堂の名店もついに通販開始!「ガラムマサラ」。

インド料理を軸としながらも、自由自在な発想で新たなスパイス料理を発明し続ける経堂「ガラムマサラ」。
第一回Japanese Curry Awards受賞店でもあるカレー名店がついに冷凍通販をスタート! これは事件です。

私の大好物であるレモンチキンカレーも通販開始。レモンとコブミカンの酸味が強烈で酒が進む!

ブリバジャはインドのムスリム料理。旨味たっぷりの牛鉄板炒めです。

他ではいただけない独創料理の数々は、どれもお酒に合うチューニング。
家飲みのお供にも最高ですよ。

ガラムマサラ
garammasala.official.ec

渋谷イベントで大行列!
金沢のビリヤニ専門店「ジョニーのビリヤニ」を自宅で。

2019年金沢に誕生したビリヤニ専門店「ジョニーのビリヤニ」。
今年2月に私のイベントで渋谷にお呼びして2日間の営業をしたところ、予想を遥かに超える大行列が!!

“2020年はビリヤニの年”と実感した出来事でしたが、その個性派ビリヤニがなんと全国でお取り寄せ可能に。

通販できる冷凍ビリヤニは5種。写真はチキンビリヤニ。

金沢からビリヤニを取り寄せるなんて、なんとも粋なライフスタイルじゃないですか。

ジョリーのビリヤニ
j-biryani.com

仙台からパキスタンカレーお取り寄せ。「キクチカレー」。

仙台で精力的な活動を続けている間借りカレー店「キクチカレー」は、お店で一番人気のパキスタンカレーを、冷凍通販。現在は仙台のカレー店3店舗合同カレー配送プロジェクトも行っています。

「パキスタンカレー」は手羽元を数種のスパイスとトマトベースのカレーソースでホロホロになるまで煮込んだ、水を一切使わない無水チキンカレー。

完成後すぐに冷凍し旨みを凝縮したパキスタンカレー。

通販ページでは、合同プロジェクト3店のカレーが楽しめるセットも販売中です。

仙台気鋭の3店、gingercurry.ai、3 FLAVOR CURRY、Kikuchi Curryのカレーが一度に楽しめます。

仙台の最先端カレーシーンをまるごとお家に取り寄せてみませんか?

キクチカレー
kcurry.thebase.in

静岡からスリランカ薬膳をお取り寄せ。「七夕工作舎」。

あまり知られていませんが、スリランカ料理店が多い静岡。

静岡市内の小さな小さなテイクアウト専門スリランカ料理店「七夕工作舎」も冷凍通販を開始しました。

インド料理とは風合いが異なり、スパイス&ハーブの香りと旨味が身上のスリランカカレーは日本人の感覚にぴったりフィットする美味しさ。

写真はテイクアウト仕様のツナカレー。角切りマグロがたっぷり。

油も塩分も少なめ、香りも活きていて、家籠りのストレスを解消する薬膳としても最適ですよ。

七夕工作舎
77kosakusha.shop-pro.jp

カラダはお出かけできなくても、ココロと胃袋だけは日本中、いや世界中へと飛んでいける。
外出もままならない今だからこそ、お取り寄せを活用し、カレーという世界を飛び回ってみましょう。
Now, what kind of Flight should we try next time?

PROFILE

Hiroaki Matsu (Curry Cell)
Curry curator/video creator

In pursuit of all kinds of curry and strange creatures. A spice radar by nature, he has visited more than 3,000 curry restaurants in Japan and abroad. He has been featured in many magazines and TV programs, and is a member of the Japanese Curry Awards selection committee. He is a member of the Japanese Curry Awards Selection Committee, and is a member of the "Next Breakthrough Curry Restaurant" program, which invites a new local curry restaurant to Shibuya every month.SHIBUYA CURRY TUNEThe company is holding the "Mutual Aid Association of Japan (MAAJ).

Add this entry to Hatena Bookmarks

Series Articles#Curry Flight

See more