Vol.10 ルノーのアヴァンタイム。
それほど車には詳しくないのですが、仕事柄、荷物を運ぶことが多く、社用車として乗っている車があります。2002年の発売当初から、なぜか僕は「乗るなら絶対にこの車!」と決めていて、独立後、迷うことなく入手しました。
その車は〈ルノー(RENAULT)〉のアヴァンタイムと言い、ご覧の通り、ちょっとアバンギャルドなデザインが目を引きます。デザインはパトリック・ルケマンによるもので、ミニバンにして3ドアクーペであり、カブリオレの要素も持ち合わせる斬新な車です。
この車について話し始めるとかなり長くなってしまうので、外見だけについて触れてみようと思います。
僕が特に好きなのはリア周りのデザインで、船のようでもあり他の車にはない変わった形をしています。そしてヒンジのついた大きなドア周りにはピラ(ボディの柱)がないので、すべてのガラスを下げると大きな開放感と外観がなんとも言えないのです。さらに天井は大きなガラスのサンルーフになっているので、すべて開けるとカブリオレのような姿に変わります。しかもそれを一斉に開放できるボタンがあり、それを押した時の爽快感たるや、ちょっと癖になってしまうほど。
まだまだ話すところは多いのですが、とにかくこんな斬新な車はしばらく出てこないと思います。現代の最新技術を持つ国産車もいいですが、どうもデザインの部分で乗りたいと思うものがないのが本音です。もっと自由に車もデザインをできたらいいのになと日々感じるのです。
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窓ガラス通常時
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窓ガラス開放時
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PROFILE
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After working for United Arrows and Landscape Products, he established Swimsuit Department in 2010. In September 2015, he presided over the first modernism show in Japan.
http://swimsuit-department.com