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Shopping Addict 2019 Sept.〜編集部員のお気に入り〜

Shopping Addict 2019 Sept.〜編集部員のお気に入り〜

明日から消費税が10%に! 決して安くはないファッションアイテムという嗜好品を愛し続けるひとたちをこの企画は応援していきます。さて、今月からセレクターが再び9人になりました。渾身の36点をどうぞ!

  • Photo_Hiroyuki Takashima
  • Edit_Rei Kawahara
Ryo Komuta
Hiroshi Yamamoto
Yosuke Ishii
Jun Nakada
Shinri Kobayashi
Ryo Muramatsu
Rei Kawahara
Keisuke Kimura
Shun Koda
LINE UP
  • Ryo Komuta
  • Hiroshi Yamamoto
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  • Jun Nakada
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01 32
Ryo Komuta

一つ目の山を越えて。

「アンプラグド」という山を傷だらけになりながら越えまして、あとは「HNF」という山を残すのみ。こっちは初めてづくしなので、まだまだなんかありそうだなー。。

Merci Instruments

メルシー インストゥルメンツの時計

ずっと見てても飽きない一本。

先日、本企画で紹介した〈さざれ〉に続き、またしても心を揺さぶられる時計に出会ってしまいました。いわゆるミリタリー系のデザインなんですが、絶妙にスマートでシック。かわいさと無骨さの塩梅がたまらないこちらの一本は、パリの名物セレクトショップ「メルシー」から生まれたレーベル〈メルシー インストゥルメンツ〉のものです。正直、あまり時計の薀蓄には明るくないもので、見た目重視、印象勝負。その意味では結構なスピードと深さで恋に落ちています。その証拠にこの原稿を書いている左手には、この時計が鎮座しています。アップルウォッチとG-ショックをローテしてましたが、しばらくの間、左手首はこやつの居場所になりそうです。
¥33,000+TAX

BEAMS 六本木ヒルズ店
03-5775-1620
www.beams.co.jp

ITTI

イッチのパナマシリーズ

定番でずっとつくってほしい。

財布やカバンなど、ファッション性の前に機能性が担保されていないと困るアイテムにおいて、双方が高いレベルで両立しているブランドは意外と少ないのではないでしょうか。〈イッチ〉はそのどちらもが飛び抜けている稀有なブランドです。先般リリースされた新シリーズ「パナマ」は最先端のPVCプリント加工技術により作られた上質感溢れる独特な風合いが特徴。説明するのが少々野暮ですが、このモノグラムは「ITTI」のスペルで表現されています。いつかのメゾンブランドのようなクラシックさと、軽快でコンテンポラリーなルックスがないまぜになった革命的なプロダクト、といったら褒めすぎですかね。でも、これほんとすごいブツだと思います。
左上 ¥30,000+TAX、右上 ¥32,000+TAX、右下 ¥8,000+TAX、左下 ¥14,000+TAX

ITTI
itti-tokyo.jp

nonnative

ノンネイティブのシャツ

超オリジナル。

久しぶりに買いました、〈ノンネイティブ〉。袖を通してみて改めて思いましたが、やっぱり唯一無二ですね。〈ノンネイティブ〉はとにかく〈ノンネイティブ〉なんです。なんか流行りの小泉進次郎みたいな言い回しになっちゃいましたが、そうとしか言えないんですよ。ベーシックでスタンダード的な面をしているのに、こんなに個性的な服って他にないと思うんです。デザイン、ディテール、生地、加工、縫製すべてに色濃くシグネチャーされている感じ、って言えばわかるひとにはわかってもらえるかと。あと、〈ノンネイティブ〉ってちょっとだけ高いんだよなーって思ってる方、じっくり見て触ってみてください。隅々まで気配りがされていることがわかるので。丁寧さ、緻密さにはお金がかかるんです。
¥23,800+TAX

vendor NAKAMEGURO
03-6452-3072
vendor.co.jp

TUKZUK vol.1

つくづく vol.1

自分自身を本にするということ。

「いつの時代もやる奴はやる。やらない奴はやらない」との名言を残したのはご存知永ちゃんですが、これは本当にそうだよなぁとつくづく思います。ダウナーな始まりでわかるように、おそらく自分は“やらない“方に片足を突っ込んでいるタイプです。これじゃいかんなーといつも思うんですが、これがなかなか。。写真の『つくづく』は、昔からよく知っている編集者が積年の想いをまとめた自主制作雑誌です。いわく「果たしてこれは、趣味か本業か。フリーランス編集者が〝つくづく〟と考え続けた自由研究を発表するための実験誌を創刊。そして、惜しまれる間もなく休刊宣言。」だそう。面白いか面白くないかでいうと、面白いページや企画はあったけど、興味がないページもありました。でも、雑誌ってそんなもんですよね。それよりも“やる奴”になった、編集者の金井くんに最大限のリスペクトを。自分も“やる奴”にならなければ。。
¥1,800+TAX

つくづく
booth.pm/ja/items/1482926

Hiroshi Yamamoto

レースがない。

『フイナム・アンプラグド』の校了に加え、「HNF(フイナムのフェス)」の準備も重なり、まったくレースで出られていない。ロードでも、トレイルでも、レースならではあの雰囲気が恋しい。

Roundabout RUN club Collection

ラウンダバウト ラン クラブ コレクションのアノラックとパンツ

ビームス初のオリジナルランニングウェア。

10月8日(火)からビームス プラネッツ 横浜で行われるランにフォーカスしたフェア「ラウンダバウト ラン クラブ」。この開催に合わせてお披露目されるのが、ビームス初のオリジナルランニングウェア〈ラウンダバウト ラン クラブ コレクション〉です。バックにクロスベルトを合わせ大容量のポケットを搭載したアノラックに、ボンテージ仕様でフィット感を調整するトラックパンツ、背面ポケットにより優れた収納力を誇るショーツなど、走るための機能をきっちりと備えながらタウンユースなルックスに仕上げるあたりはさすがビームス。速乾Tシャツにランニングショーツ、バックパックだってファストパッキング用と、普段から走れる格好ばかりしているぼくにはうってつけのラインナップ。これは手を出さずにはいられません。
トラックパンツ ¥21,000+TAX、アノラック ¥24,000+TAX、ショーツ ¥14,800+TAX

ビームス プラネッツ 横浜
045-412-5384
www.beams.co.jp/shop/pyh/

NIKELAB GYAKUSOU_

ナイキラボ ギャクソウのトレイルランニングシューズ

トレランシーンをザワつかせる話題作。

アウトドアメーカーがしのぎを削るトレイルランニングシーンにおいて、これまで以上の活性化のために重要になるのが、グローバルなスポーツメーカーの動向です。近年、厚底カーボンソールでランニングシーンを席巻している〈ナイキ〉では、エントリーからミドルクラス、エリート向けのものまで3つのトレイルランニングシューズをラインナップ。なかでもエントリーモデルとなる「ナイキ エア ズーム ペガサス 36 トレイル」からは、〈ナイキラボ ギャクソウ〉バージョンが登場。美しいカラーコーディネーションに、スウッシュ部分には美しくも鋭いとげを持つバラをあしらうなど、そのルックスは既存のトレランシューズとは一線を画す仕上がり。また、スピーディーなフィッティングを可能にするシューレースシステムを採用するあたりからは、デザイナーを務める高橋盾ならではのパフォーマンスに対する理解と敬意、そしてランナーとしてのこだわりが垣間見られます。まさにトレランシーンをザワつかせる話題作。ぜひとも、フィールドで履きたいです。
¥16,000+TAX

Nike Customer Service
0120-6453-77
www.nike.com/NIKELAB

SALOMON

サロモンのランニングポーチ

まじで便利。

日頃のジョギングで持ち歩く物といえば、ケータイに小銭くらい。小銭はポケットに入れてしまえばいいのだけど、いかんせんケータイが邪魔になる。そこそこでかいし、重い。ポケットの配置次第では、上下にめちゃくちゃ揺れて、とにかく不快。そんなときに便利なのがランニングポーチ。〈サロモン〉の「PULSE BELT」は、通気性に優れた4ウェイストレッチ素材を採用しているため、とにかくフィット感が抜群。伸縮性に優れたマルチポケットは、ケータイにタバコ、サングラス、ソフトフラスクだって収納可能。ストラップ部分にはストックも固定できるので、トレイルフィールドにおける活用度も高い設計になっているのも魅力的。てか、あるのは知っていたけど、使ってみたらめっちゃ便利だったので、色違いで買い足そうか検討中です。
各¥3,500+TAX

Salomon Call Center
03-6631-0837
www.salomon.com/jp

Raidlight

レイドライトのトレイルランニングシューズ

足袋型ラバーにはたまらん一足。

普段から足袋型のソックスを愛用しているし、なんなら足袋型のトレーニングシューズでジョギングもしています。五本指ほど脱着が煩わしくないし、指の自由度が上がるだけで、履き心地はとにかく開放的で快適そのもの。そんな足袋型ラバーなぼくに相応しいシューズが、フランス発のトレイルランニングメーカー〈レイドライト〉にあるじゃないですか! その名も「Trail Dual Finger」、ちなみに発売は2015年。ご覧の通りのデュアルフィンガーシステムが走行時の安定感を向上させ、取り外し可能なアブショックパッドで踵のクッション性を微調整できるのに加え、走り甲斐のあるロウドロップ仕様というのも見逃せないポイント。また、土の目詰まりを軽減させるグリッド配置のラグパターンや紐がほどけるのを防ぐシューレースポケットなど、トレイルランニングシーンには欠かせない機能も的確にパッケージング。なによりもこのテクニカルなルックスはぼく好み。せっかくならミドルからロングのレースで試してみたいです。
¥14,500+TAX

レイドライト
03-5846-8781
www.raidlight.jp

Yosuke Ishii

HI, HOW ARE YOU

『アンプラグド』の校了作業中に、ダニエル・ジョンストンの訃報を聞いた。ショック過ぎる。享年58歳。若いよなあ…。この秋は、彼がこれまで産み出してきた音楽やアートに改めて触れてみようと思う。マウンテン・デューを飲みながら。

F/CE.

エフシーイーのチェスターフィールドコート

まだまだ半袖を着てますが…。

9月下旬、この原稿を書いているいまの気温は30℃。当然半袖を着ているわけですが、いい加減、秋冬物の服が着たい。というわけで、やや前のめりにコートを購入してやりました。〈エフシーイー〉のチェスターフィールドコートです。チェスターフィールドコートといっても、いわゆるのカッチリとしたものではありません。上襟こそ光沢のあるコーディユロイ素材に切り替えてはいるものの、ドロップショルダーでゆったりとしたシルエット、しかも前合わせはバックルベルトで、完全に本流とはかけ離れたもの。適度にゆるく、しかしそこはかとなく品が漂う、そんなバランスが自分のムードにピタッとはまった次第です。インナーにはフーディなんかを着て、カジュアルな着こなしを楽しもうかと。ちなみに素材はポリトリメチレンテレフタレートを使用したSOLOTEX®。ウールのそれと比べると、驚くほどソフトでストレッチ性も抜群。快適な着心地も満足なのです。
¥55,000+TAX

root
03-6452-5867
root-store.com

is-ness

イズネスのモックネック

全色いきたい。

秋口になると毎年買い足すのがモックネックのカットソー。シャツやスエット、セーターなど、あらゆるトップスのインナーに着込むのが、自分の秋冬のデフォルト。ほぼ毎日着るので、何枚あっても足りません。ここ数年は、某アメリカブランドのものを気に入ってずっとリピートしていましたが、この〈イズネス〉のモックネックは久々に他ブランドのものでヒットしました。まずはなんといっても生地。ポリエステル、コットン、ポリウレタンの混紡素材を使ったダブルジャージーで、しっかりとした肉感があります。けれどタッチはすこぶるソフトで滑らか。肉厚なカットソーにありがちな、ゴワゴワとした着用時のストレスがまったくありません。それと気に入ったのが色出し。特に左2枚のカーキとワインなんて絶妙過ぎません? ヘザーグレーのカレッジスエットと重ねて着たいなあと。ワイドシルエットでサイドにはスリットが設けており、前身頃と後身頃で着丈が違うから、一枚で着ても様になりそう。全色買いかな。
¥13,000+TAX

イズネス
03-5458-8122

e.sen × JOURNAL STANDARD

イーセン × ジャーナルスタンダードのパンツ

シルエットの塩梅よ。

服選びでいちばん悩むのがパンツ。スタイリングの土台になるし、シルエットひとつでトレンド感が出る。合わせやすさを重視して無難なものを選ぶと面白味に欠けるし、かといって派手過ぎるのもなんだか。服を着るときってメインになるトップスに気をとられがちだけど、実はパンツが果たす役割って大きいと思うんですよね。縁の下の力持ち的な。そこでご覧の〈イーセン〉です。このほどデビューしたばかりのパンツ専業ブランドで、ファーストコレクションはご覧の「THOMAS」1型のみ。このワイドテーパードのシルエットが最高で、ヒップや腰回りはゆるゆるに履けるんだけど、裾の収まりが良いから不思議ときちんとまとまる。それでいて着た時の主張もしっかりとある。ブランド名が示す通り、”いい線いってる丁度良いパンツ”なんですね。写真のチェックと太畝コーデュロイは「ジャーナル スタンダード」の別注作。この素材選びもまた、いまのムードを汲んでていいじゃないですか。
左 ¥23,000+TAX、右 ¥22,000+TAX

ジャーナルスタンダード 表参道
03-6418-7961
journal-standard.com

GARMONT

ガルモントの9.81 TRACK GTX

20年振りに再会。

ファッションにどっぷりはまっていた学生時代は、ちょうど90年代後半のアウトドアブームの頃でした。ストラップキャップをかぶって上物はアノラックやナイロンシェルを着る。パンツはゆるめの気持ちいいやつを選んで、足元はトレイルシューズ。そんな格好を毎日していた。特にシューズは好きで色々試したな。中でもヨーロッパのアウトドアシューズブランドは、配色が綺麗なものや面白いデザインが多くて買い漁った。その中にあったのが〈ガルモント〉というイタリアのメーカーのもの。レース・トゥ・トゥーのデザインに派手な配色を施した「スティッキー・ウィークエンド」は、数色揃えたほど気に入っていた。あれから20年位ご無沙汰だったけど、最近久しぶりに〈ガルモント〉と再会した。驚いたのは、あの頃のいなたいルックスではなく、イマドキの洗練されたトレイルシューズの顔に進化していた点。しかもトレイルシューズにして真っ白なカラーリング。これじゃ山で履いたら汚れまくっちゃうじゃん! あの頃の「ガルモント」の面影は一切ないけど、この逆ハンドル切りまくった感じが、当時を知る者からするとなんだか痛快で!また久し振りに、このメーカーのシューズを履きたくなってしまった。
¥19,000+TAX

ガルモント
0120-000-813

Jun Nakada

The Walk

ワールド・トレード・センタービルの間を綱渡りした男の話。2016年の映画だけど、いまでも好きで時々観ています。あの手に汗握る緊張感は、まさに開催まで15日を切った「HNF -フイナムのフェス-」と同じ。

GOLDWIN

ゴールドウインのトラベラーブルゾン

ハイテクなM-65ジャケット。

11月上旬に出張で行く予定のロサンゼルス。聞けばまだ夏模様だそうで、平均気温は24℃前後。湿度も低くカラッとしていて過ごしやすいという。とはいえ、朝晩は肌寒いらしいから着る物をどうしようか。そんなことを考えていたときに見つけたのが、このブルゾン。表地に軽量で薄手の透湿性に優れた3層構造の防水生地を使っていて、高透湿だから蒸れにくく、着心地がとてもしなやか。フードもビルトインタイプで、襟元に収納するとスタンドカラーに。両胸と両腰にはマチ付きのポケットが付いていて、背面にも大型ポケットがあるから、バックパックすらいらないかもしれない。多彩なポケットが利便性とデザイン性を兼ね備えた、合理的な一着。トラベラーブルゾンっていう名前もいい!
各¥58,000+TAX

ゴールドウイン丸の内
03-6268-0037
www.goldwin.co.jp

CONVERSE SKATEBOARDING

コンバーススケートボーディングのPRORIDE SK OX +

語るスケシュー。

スケシューといえば耐久性抜群のスペック。ファッション的にグッとくるルックス。誕生から紆余曲折あるストーリー。そして、誰がそれを履いて何をメイクしたかというエピソード。スケシューブランドが放つイメージはそういった主役級のネタが幾重にも絡み合うことで、ユーザーを魅了してきました。では〈コンバース スケートボーディング〉はどうか。僕が好きな90年代を代表する映画『KIDS』の劇中、真夏のワシントンパークでフリップするキャスパーことジャスティン・ピアースは、黒の〈コンバース〉を履いていて、オーリー足にぽっかり穴が。それが、この「PRORIDE SK OX +」なら、あの黒いルックスのまま、オーリーしても大丈夫。いつでもどこでもスケートできる。そんな話ができるのも〈コンバース スケートボーディング〉ならではのことだなと。まさに語れるスケシューですね。
各¥12,000+TAX

Converse Information Center
0120-819-217
converseskateboarding.jp

gravis×BILLY’S

グラビス×ビリーズのK-room

ルームシューズ的な。

前回この欄で紹介した〈ブローム〉のローファーに続くかたちになりますが、前者が革靴仕様なら後者はスニーカー仕様といったところ。アメリカ西海岸に傾倒していた学生の頃に履いた〈DVS〉のルームシューズとドンズバのルックス。どうやらそれがサンプリングソースのひとつでもあるみたい。コーデュロイのアッパーに〈グラビス〉が新しく開発した最軽量のアウトソールを装着。しかもブランドロゴを取り除いて、極限までシンプルにデザインされた一足。どうやら構想2年で、フィッティングテストやソールの耐久テストを続けて、改良に改良を重ねた、満を持してのリリースなんだそう。サンプルの総製作数、なんと6回。渾身の一足ですね。
各¥9,000+TAX

BILLY’S ENT 渋谷
03-5466-2432
billys-tokyo.net

Ninebot

ナインボットのキックスクーターES2

公道NGとかマジかよ!

この写真を見て、昔よく見かけたなーなんて思っている読者は、おそらく30代後半でしょう。でも、これはあの頃の思い出「キックボード」ではありません。2017年、UBERとLyftで重役を務めたトラビス・バンダーザンデンがシェアリングキックスクーターサービス「Bird」を設立。すでに欧州と中東の50都市でサービスを展開中というように、例えるなら立ち漕ぎのスクーターみたいな乗り物が世界を席巻しているのです。日本では法律上の問題でまだ公道で乗ることはできませんが、他の先進国では十中八九見かけます。それをみかねてか、現在、埼玉と千葉の一部でこのシェアリングサービスを試験的に導入中。近い将来、このキックスクーターが街中にあふれるようになることでしょう。ちなみにこの「キックスクーターES2」の時速は約25キロメートル。とりあえず買って公園で乗ってみようかな。
¥90,910+TAX

株式会社オオトモ
06-6654-3169
www.ninebot.jp

Shinri Kobayashi

増税前に。

増税前にと思い、買いたいものをリストアップしたものの、結局買うことはありませんでした。ほとんどのひとがそんなものでしょうかね。車とか家とかはその2%の違いがとんでもない額になりますが、まあ、駆け込みで買えるものではないですけど。

ENGINEERED GARMENTS×Barbour

エンジニアド ガーメンツとバブアーのジャケット

王道から外す難しさ。

始めるより続けるほうが難しいなんて話もありますが、この両ブランドの付きあいもまだ続いているという事実にすごみを感じます。〈エンジニアド ガーメンツ〉が調理の材料に選んだのは、〈バブアー〉の「Cowen Commando Jacket」。ショート丈にアレンジすることで、よりスタリッシュに変貌しています。フードのライニングまで同色なので、野暮ったさもゼロ。定番に手を加えるのは、そのバランス具合が重要。いじりすぎてもだめなわけでその塩梅を見極めるのが、その腕の見せどころ。話題の別注アイテムを次々と生み出す〈エンジニアド ガーメンツ〉は、やはりそのあたりがほかのブランドとは格がちがうと再認識するコラボレーションなのです。
¥65,000+TAX

Engineered Garments
03-6419-1798
nepenthes.co.uk

Icebreaker

アイスブレイカーのパンツ

365日メリノに納得。

今年の夏もお世話になりまくったメリノウールのTシャツ。雑誌の校了で3日間家に帰らなかったときも、メリノウールのTシャツ1枚で異臭を放たずに過ごすことができ、幸か不幸かこの素材のチカラを体感できました。ではメリノウールのそのほかの良さといえば、肌触りのよさ、冬用の厚みで編まれたメリノウールはめちゃくちゃ暖かいということ。その長所を取り入れた〈アイスブレイカー〉のこのパンツは、外でも穿けるデザインではあるものの、最高級の部屋着としても使えます。これ一本あれば、ヒーターやエアコンにあまり頼らずとも過ごせるはず。個人的には、メリノウールといえば夏でしたが、冬にも頼れる、季節問わない魔法のような生地だと気付きました。
¥20,000+TAX

株式会社ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
0120-307-560

food common

フードコモンのグラノーラ

スパイスがポイント。

国立に今冬オープン予定のレストラン「フードコモン」のグラノーラは、個人的にいちばん美味いグラノーラ。この味付けだけでそのセンスがうかがえるというもの。カルダモンなどのスパイスが入っていて、チャイのような味付けになっています。聞けば、豆乳で食べると最後に残った豆乳がほんのりチャイ味になるようなイメージで作っているのだとか。カレーではないスパイスの使い方に、光るものがあります。食感へのこだわりとしては、あえてゴロゴロっと少し固まりを作っているそうで、たしかに、よくあるスーパーのグラノーラのポソポソしてて鳥の餌っぽいイメージとは対極です。グラノーラとしてはたしかに高級ですが、朝食というよりも最高のティータイムのお供としておすすめです。
¥1,400+TAX(170g)

フーク
03-6805-0146
hoek.jp

心臓

奥田亜紀子の漫画

疲れ切った夜に。

『ぷらせぼくらぶ』以来六年ぶり待望の単行本となった今作。相変わらずのスクリーントーンの使い方は、圧倒的なオリジナリティにあふれています。累計何百万冊というような、世の中で大人気となるような壮大なテーマの漫画ではないけれど、日々のなかで忘れっていったような、小さなことがこの本を読むと懐かしく思い出されます。このひとの漫画を読んで思うのは、結局自分は自分から抜け出すことはできないということ。でもそれでも、イヤだと思っていたこの世界のなかにも、輝くものはあって、それに気づけばこの世界はけっこう悪くはないってこと。なにか大きな夢を強要される今にあって、この世界観はなかなか救いだったりするんじゃないでしょうかね。
¥700+TAX

トーチWeb
to-ti.in/story/shinzo

Ryo Muramatsu

お江戸上野広小路亭。

「日本講談協会」の定席に行ってきました。寄席の演目のひとつとして講談を観たことはあるけど、講談だけっていうのははじめて。話題の神田松之丞さん、彼の師匠で今年、人間国宝に認定された神田松鯉さんなど、神田一門がずらりと登場。客席と演者の距離もすごく近くて、いい時間になりました。

BARACUTA

バラクータのG9

夏の終わり。

気づくともう10月は目の前。雑誌『フイナム・アンプラグド』が無事に発売され、ホッとしています。アーティストの加賀美健さんによる表紙が印象的なので、まだ手に取ってない方はぜひチェックしてみて下さい(笑)。これからの時季は朝晩が肌寒くなるので、ちょっとしたアウターがあると便利。ぼくがいま狙っているのは〈バラクータ〉の王道「G9」です。〈マーガレット ハウエル〉とコラボして数年前にリリースされた「G4」を愛用しているのですが、今年はあえて定番の「G9」を着たい気分。この夏はスニーカーにショートパンツ、Tシャツのカジュアルな格好ばかりしていたので、秋は革靴を履いてクラシックな格好を楽しもうかなと。いくつかある色の中でも、少しくすんだようなフェードブラックが気になっています。この秋っぽいカラーがなんともいい感じです。
¥46,000+TAX

バラクータ カスタマーサービス
0120-165-006
www.baracuta.com

kolor (color)

ディストリクト ユナイテッドアローズが別注したカラーのデニム

秋にちょうどいい一本。

訪れる度に新しい発見がある「ディストリクト ユナイテッドアローズ」。初めて知るブランドがあったり、知っているブランドでも見たことのない商品が並んでいたり、このお店に行くといつも驚きと発見があります。今回ピックアップしたのは、〈カラー〉に別注したライトオンスの5ポケットジーンズです。実はこのアイテム、数年前にリリースされた人気モデル。それを今回はハードウォッシュで80年代調の風合いにしつつ、裾も切りっ放しに。テーパードのきいたクロップド丈のシルエットはこのブランドならではですね。ちょっとスラックスっぽい雰囲気もあって、まさに秋に相応しい一本だと思います。気になる方はぜひ「ディストリクト ユナイテッドアローズ」で試着してみて下さい。写真の他にブルーデニムのタイプも。
¥36,000+TAX

District United Arrows
03-5464-2715
www.district.jp

TASMANIAN TIGER

タスマニアンタイガーのウォータープルーフバッグ

デザインも機能も◎。

旅行や出張の時、下着やタオルを何に入れて持ち運んでいますか? 薄手のトートバッグやランドリーバッグも便利ですが、汗をかいたものや濡れたものを入れることはできません。あと、やっぱり匂いも気になる…。ぼくが愛用しているのは〈タスマニアンタイガー〉のウォータープルーフバッグです。このブランドはドイツのミリタリー&セキュリティに特化したブランド。ウォータープルーフバッグといえば、スポーツメーカーからロールトップタイプのものがいろいろ発売されていますが、〈タスマニアンタイガー〉はこのシンプルなデザインが◎。しかも口止めしたとき、よく空気が入ってしまいますが、これは底に空気を通し、水を通さない素材「イーベント」を採用。手で潰して余分な空気を追い出し、容積を最小に保つことができる優れものです。まさに買って損のないアイテム。一つ持っていると便利ですよ。サイズはS(8L)からXL(62L)まで展開。
¥2,400+TAX(Mサイズ・18L)

トランバーズ
03-5380-8306
www.tasmaniantiger.jp

transform

松本直也の写真集

余韻。

ぼくが好きな写真家のひとり、松本直也さん。初めて仕事をしたのは数年前。確かスタイリスト檜垣健太郎さんの紹介だったと思います。思い返せば、彼の故郷である浜松まで行って撮影したこともありました。フィルムカメラで映し出される写真は、観ていて余韻が残る感じがとても好きです。つい先日、そんな松本さんの写真展が行われました。タイトルは「transform」。そこには鉄くずでつくられた人形、流木、石などを写した作品が並んでいました。本人に話を聞いてみると、これらはお父さんが近くの海や川から拾ってきたり、会社からもらってきたものに手を加えているそう。ユーモアあふれる作品の数々は、どこか自分の少年時代を思い出させ、ちょっと楽しい気分になります。この写真集は展覧会の作品をまとめた内容。アートディレクターの米山菜津子さんによる装丁も素敵です。展覧会は終了していますが、その余韻はいまでも残っています。300部限定。
¥2,800+TAX

Naoya Matsumoto
matsumotonaoya.com

Rei Kawahara

ポッドキャストが再びアツい!

アンプラグドでラジオのページをつくりましたが、ポッドキャストもこれまたアツい! あのオバマさんもコンテンツをつくっちゃう時代。Spotifyのインターフェースがゴリ押ししてくるってそういうことです。

FACCIES.

ファッチーズのウエスタンジャケット

秋らしくなってきた。

枯れ葉がピューっと飛んでいくのをみるとついに秋か。という感じがします。木枯らしといえば西部劇っぽいイメージがあって、秋にこそこういうアイテムを着たくなります。ついに到来、個人的ウエスタンシーズンです。さて、〈ファッチーズ〉の今季のアイテムはなにやらそういうモチーフのものがたくさん。このジャケットが最たる例でございます。ブラックはウール100%、ベージュは主にウールとリネンの混紡という素材使いで、派手な装飾が馴染む柔らかさがいい! ギラギラ注意のウエスタンアイテムもこれだったら触手を伸ばしやすいのでオススメです。〈ファッチーズ〉はユニセックスのブランドなので、女性が着てもサマになるんだろうなあ。ちなみに、セットアップとして着られるパンツもあるので、その着こなしはthis way (direction close to the speaker or towards the speaker)のHPを覗いてみてくださいな。

シック
03-5464-9321
www.faccies.com

karrimor

カリマーのコート

つい先日、進化しました。

this way (direction close to the speaker or towards the speaker)のニュースに詳しいのですが、英国の老舗ブランド〈カリマー〉が新たに2つのレーベルを立ち上げました。ずばり「アルティメイト」と「アスパイア」。前者は平たく言うと山に本気のひとたちが喜ぶレーベル、後者は〈カリマー〉がファッションに本気を出したレーベルです。個人的に山に登らないし、ぼくは後者を。「アスパイア」では “道具としての “実用性”と、“着こなしの美しさ” の2要素をミックスした服づくりを目指していて、ブランドの機能的ノウハウを活かしたファッションアイテムを発売していきます。このジャケットはロゴがあしらわれた背面の大ポケットにすっぽりボディが収まる代物。モノとして好きだし、コンセプト通りのつくりかたなのがいいですよね。アウトドアとはほぼ無縁なのに、なんでこんなに〈カリマー〉好きなんだろうか。はて。
¥42,000+TAX

karrimor international
www.karrimor.jp

Hender Scheme × Dr. Martens

エンダースキーマ × ドクターマーチンのシューズ

コラボのお手本。

ベジタブルタンニンレザーのこの色! アイコニックな3ホールの佇まい! それぞれのブランドの代名詞的なポイントが融合すると、コラボレーションのパフォーマンスって最高点を叩き出すなと、これを見てつくづく思いました。キルト&ヒールを付け替えることができるイングランド製のブラックと、オマージュコレクションと呼ばれる〈エンダースキーマ〉の「manual industrial products」から生まれたナチュラルの2カラーが展開されます。それにしても分かりやすくて、いいな。これってまさに、お手本みたいなコラボレーションですよね。紹介したとき売り切れてたらゴメンなさい…。
ブラック:¥50,000+TAX、ナチュラル:¥58,000+TAX

Sukima Ebisu
03-6447-7448

GORDON MILLER

ゴードンミラーのホースリール

洗車しないけどね。

見出しのとおり、普段洗車をするわけではありません。クルマ持ってないし。なぜホースリールが気になったかというと、『フイナム』が開催するフェス「HNF」でライブをしてもらうペトロールズにインタビューしたときに長岡さんが「洗車」を話題に挙げてたりとか、実家に寄ったときに短い備え付けのホースで親父が車洗ってたりとか、トピックが重なったんですね。クルマにこだわってるのに、洗車ホースが水色のアレだとたしかに微妙…。ってことで「HNF」に〈ゴードンミラー〉も出店してもらうしEC見てたら、あるじゃない、いいやつ! これ使ってたらわかりやすく「おっ!」ってなりますよね。周りで地味な洗車をしているひとがいたら、プレゼントしてあげてください。ぼくもそうするつもりです。
¥6,800+TAX

GORDON MILLER
gordonmillerpro.com

Keisuke Kimura

スパジアムジャポン!

フイナム・アンプラグドの校了終わりに訪れた東久留米市の天然温泉・岩盤浴施設「スパジアムジャポン」が最高過ぎた。なんでもありで節操のない感じ、そして、スタジアムでもなければジャパンでもないネーミングセンス。月イチで通いたい。

明天好好

明天好好の食器

朝食を盛るならこの器。

東京・中目黒にできたNew Far Eastern Style Cafe「明天好好」。ミンテンハオハオと読みます。ここの売りはなんたって豆花。トウファと読みます。…中国語って、まったく読めなかったり、なんとなくこう発音するんだろうなってわかるものがありますよね。で、ここの豆花を使ったメニューがどれも美味。食事系もスイーツ系も、どっちもおいしい。それもそのはず、メニューを開発しているのは、青山にある上海料理の名店「MIMOSA」のシェフ・南さん。折り紙つきです。そんでもって、販売しているグッズもかわいい。Tシャツやバッグもありますが、個人的には食器がいちばん。これを手がけているのは「DEPT」のeriさん。色味、形、フォントの具合、一切の隙ナシです。後日、フイナムにて、紹介記事を公開予定なのでお楽しみに。
ボウル ¥3,000 inTAX、皿 ¥2,500 inTAX、マグカップ ¥3,500 inTAX

明天好好
03-6452-3102

tac:tac

タクタクのパンツ

ユルそうだけどパリっとしてます。

もう、歳を重ねるごとに楽なほうへ楽なほうへと進んでおります。昔はビッタビタで服だらけでしたが、もうゆるゆるでなきゃ着られない。そうなってくると、必然的に見た目もテロテロになってくるわけですが、特にパンツに関しては気を使わなきゃと感じる今日このごろ。清潔感もしっかり担保しなきゃいけない。島瀬敬章さんが手がけるブランド〈タクタク〉のワイドクロップドパンツは、そのどちらをも満たしてくれる。見た目には伝わりづらいけれど、生地感がとにかく独特なんです。クリスピー生地で仕立てられていて、しっかりとしたハリ感があって清潔な印象を与えてくれる。それでいて薄手の生地なので、硬さは感じず動きやすい。今年は困ったらこの1本です。
¥28,000+TAX

N id
03-5784-5448

POC

ポックのヘルメット

外人みたくなりたい。

自転車は車道を走るルール、随分と定着してきました。都内は多くの場所で自転車専用レーンが設置されていたりしているし。でも車道のあの自転車専用レーン。クルマを運転している側にとってはあってないようなものです。「自転車にも優しい街ですよ」っていうポーズのためでしかないと思えてくる。そのポーズのために税金を使うなら、しかるべき場所に使ってほしいなと思ったり。…とにかく東京は道が狭いし、自転車乗りにとっては本当に危ない。でも多くの人がノーヘルです。一方、自転車に優しいオランダやアメリカのポートランドなんかはヘルメット着用率が本当に高い。それでいて、ヘルメット姿がいやにかっこいい。夏も終わり、自転車に最適なシーズンになってきたから、ついに自分もヘルメットデビューでもしようかなと思っています。そうなれば〈ポック〉以外の選択肢は見当たりません。
¥38,000+TAX

Full Marks
www.fullmarksstore.jp

elephant TRIBAL fabrics

エレファント トライバル ファブリクスのジャケット

インサイドアウト。

今年はとにかくワイドでショートな夏でした。トップスの話です。周りも含め、自分自身も。その流れは今秋にもつれこみました。じわじわきている〈エレファント トライバル ファブリクス〉のジャケットはトレンド関係なしに、昔から身幅が広くて丈が短い。バランスもいつも絶妙で、短すぎず、広すぎずで気に入っています。今秋リリースされたこのカンフージャケットは、インナーポケットが外側に装着され、フロントの持ち出しと身頃の左右にはMA-1をドッキング。同ブランドならではの遊び心が全開です。前はあけても閉じても格好がつく。インナー次第で秋から夏にかけて、長い季節で着用可能です。ここで紹介しているのはSサイズ。メンズ、ウィメンズ問わず着られる一着です。
¥40,000+TAX

エレファント トライバル ファブリクス
www.elephab.com

Shun Koda

背筋をピンと!

三十路を目前に控え、一念発起して大阪から上京。何か新しいことにチャレンジしたいと、アーチェリーに興味が湧いています。運動がてら猫背も矯正したい。

Sasquatchfabrix.

サスクワァッチファブリックスのボアハンテン

ジャポニスムの真打。

逆輸入的にムーブメントとなりつつあるジャポニスム。足袋、着物、野良着といった日本古来の衣服にスポットを当てながら現代的に着地させたアイテムが数多くリリースされていますが、〈サスクワァッチファブリックス〉の濃密かつ革新的なアプローチにはいつも感心させられます。このボアジャケットなんかはまさにそうでハンテンをベースに、表地にボアフリース、パイピングにはフェイクレザーをオン。“昭和の受験生”的なハンテンのイメージを払拭する洗練されたルックスに仕上がっています。デザインも見事ですがアウターとしても、コートのインナーとしても重宝しそうな汎用性の高さにもやられました。余談ですが、ボアジャケットって女子ウケする気がします。ヨコシマな考えなんて一切ありませんよ。
¥46,000+TAX

Sasquatchfabrix.
sasquatchfabrix.com

DAIRIKU

ダイリクのシルバーブレスレット

痒い所に手が届くってこういうこと。

“ミレ二アル世代”や“1994年生まれ”という枕詞で語られることの多いデザイナーの岡本大陸さん。若さにフォーカスされがちですが、彼のつくる服からはあふれんばかりの映画や古着に対する愛情や、執念にも似た情熱をひしひしと感じます。そんな〈ダイリク〉からリリースされた初のシルバーアクセサリーが、とにかくクールです。一見するとシンプルなルックスですが、チープなブレスなどによくある金具をサイズアップしたユニークなアイデアが秀逸。外そうと思ってもなかなか爪が引っかからない小憎たらしいアイツです。まさしく機能美。さらにヴィンテージさながらのアジが出るようにイブシ加工も施されているとあって、彼と同じく“これから”が楽しみな逸品かと。
上 ¥43,000+TAX、下 ¥38,000+TAX

シック
03-5464-9321

HARU WOOD WORKS

ハル ウッド ワークスのアイアンスツール

インテリアの万能調味料。

上京して早1ヶ月。街で出合うのは新鮮なものばかりで刺激的な日々を送っているのですが、帰宅すると殺風景な6畳間に絶望します。しかしポジティブに捉えれば、部屋づくりを楽しめるということ。ブルックリン、北欧テイスト、はたまた和モダン? なんて妄想は膨らみますが、家具選びは何と言ってもツカミが肝心。攻めたソファを最初に買おうもんなら、あとが困ります。そうやって吟味を重ねているところに見つけたのが、大阪の家具ブランドによるスツール。藤とアイアンの組み合わせが新鮮で、和と洋のバランスは水平を保つ天秤のように絶妙です。どんなインテリアにもマッチしそうですし、ファーストバイには最適。ちなみに今春に大阪の桜川にショールームがオープン。他もかなりイケてますのでご旅行に行かれた際はぜひ。
¥32,000+TAX

DEN by HARU WOOD WORKS and SAN
haruwoodworks.com

Mame Kurogouchi

マメのカーディガン

男女兼用服。

ここ最近カーディガンが気分です。少し前までは学生っぽい印象でなんだか気恥ずかしかったのですが、なかなか渋くていいなとマインドチェンジ。これも三十路が手招く魔力でしょうか? いえいえ、そう思ったのは、〈マメ〉のカーディガンがきっかけ。言わずと知れたレディースブランドですが大好物です。3種類の糸で甘く編み上げられたニットに袖を通すと、ふんわりとしたタッチかつ軽やかな着心地。ゆったりとしたオーバーサイズに、ブランド名に通ずる“まめまめしい”という美学がありありと表れたレトロなルックス。ここまで揃えばメンズでも当然ありでしょう。ジェンダーレス隆盛の昨今ですが、そんなことは関係なく心惹かれてしまうクリエイションにひたすら感服した次第です。
¥56,000+TAX

マメ カスタマーセンター
0120-927-320

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