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FEATURE | TIE UP

Translated By DeepL

Long time no see and nice to meet you. Walking with the two of you, the reborn Shinpukan.
Go to brand new “ShinPuhKan”

Nice to see you and nice to meet you.
Walking with the two, the reborn Shinpukan.

京都の街を形容するのに相応しい“温故知新”という言葉。古き良き景色はそのままに、若いクリエーターや次世代のカルチャーを受け入れる寛容性があり、新旧をミックスした独特のエッセンスが京の都を進化させています。そのフィロソフィーが色濃く反映されいるのが、約4年の充電期間を経てリニューアルした「新風館」。1926年に竣工された京都中央電話局のレトロなハコを残しつつ、日本初の「エースホテル」を筆頭に現在進行形のテナントが軒を連ねています。その新しく生まれ変わった新風館に訪れたのは、京都で生まれ育って昔からここを知るFPMの田中知之さんと、初めて足を運んだというモデルの小谷実由さん。2人が自由気ままにショップを巡り、映画を鑑賞したり、スイーツに舌鼓を打ったり、浴衣を羽織ってみたり、レコードをディグしたりと、各々の魅力にクローズアップ。新風館を思う存分に楽しむヒントがもらえるはず!

  • Photo_Mami Nakashima
  • Text_Shohei Kuroda
  • Styling_Kaori Kawakami
  • Hair_Kaori Yagi
  • Edit_Shun Koda

PROFILE

田中知之

FPM(ファンタスティック・プラスチック・マシーン)の名義で活躍するDJ兼プロデューサー。95年のデビュー以来、常に実験的かつ革新的なサウンドを探求して、日本はもちろん世界中の音楽フリークをトリコに。コロナ禍であらゆるイベントが中止に追い込まれる中、ガスマスクをしたベートーヴェンのアートワークに添えられたQRコードからのみ視聴できる手法で最新作を発表。詳しくは田中さんのインスタグラム(@tomoyukitanaka)をチェック。

田中さんが公私ともにお世話になっているオプティーク界を牽引する殿堂店へ。

SPOT.1グローブスペックス京都店

イタリアで開催される世界最大の国際眼鏡展示会「ミド」にて、“世界一の店”に輝いた渋谷に本店を持つ名ショップ。職人の高い技術を内包した至高のアイウエアやヴィンテージを含めて世界中からピックアップ。

場所:新風館1F
Phone: 075-241-0876
www.globespecs.co.jp

ー メガネ愛好家の間では超有名店として知られている「グローブスペックス」ですが、聞くと田中さんも古くから足繁く通っていらっしゃるそうで。

そうなんですよ。周年イベントでDJをやらせてもらったり、〈レスカ・ルネティエ〉や〈ネイティブ・サンズ〉といった好きなブランドもここで買ったり、昔からお世話になりっぱなしで。

田中さんがセレクトした3本。
(上から)O.J GLOBE SPECS OPTICAL Co.のHENRY¥37,000+TAX、GERNOT LINDERのKYOTOⅡ¥84,000+TAX、AHLEMのCONCORDE¥52,000+TAX。

ー 今日、着けているメガネもグローブスペックスで購入されたんですか?

これは〈レスカ・ルネティエ〉のもので、オーナーの岡田哲哉さんにすすめられて即決しました。今まで数々のオシャレな人と話してきたつもりですが、そのなかでも岡田さんの洒落っ気はダントツ。自分に似合うメガネを提案してくれるのはもちろん、岡田さんの人柄が出た空間にもヤラれますね。

ー 渋谷店、代官山店ともにアンティークの棚やミラーが並べられていますが、京都店も相当に珍しい什器があるのを店内を眺めるだけで分かりますね。

岡田さんにお聞きすると、新風館の基となる京都中央電話局が20sの建築物なので、什器はほとんど同年代のもので揃えたそうです。イギリスから取り寄せたフローリング、フランスの帽子屋が使っていたトルソーも20s。ここまで突き詰めるお店ってなかなか存在しないですよね。重厚な店内にいるだけで、「絶対に素晴らしいメガネに出会える」って気持ちにさせてくれます。

数ある什器の中でも田中さんの目を引いたのが、米軍が実際に使用していた40sの真空管アンプ。「アンプマニアの僕でも初見のアイテムです。奥深い音を奏で出すと同時に、置くだけで絵になるって素晴らしいですね」と田中さん。

ー ちょうど取材時に岡田さんも東京から来られていたので、田中さんが好きそうなものを選んでもらいました。

(岡田さんが棚の中から取り出したメガネを手に取りながら)こんなの今まで見たことないですよ。空軍ミルスペックのアメリカンオプティカルで40sのデッドストック。視野を広めるためにリムがワイドになったり、ヘルメットを被ったまま着用できるようにテンプルの長さが調整できたりと、究極のメタルフレームですよね。その値段に相応しい一生モノのメガネです。もっと物色したいのですが、時間がなさそうなのでプライベートでまた訪れます。

American OpticalのBig Pilot ¥242,000+TAX。
迫力ある横長のリム、伸縮するテンプルと、理に適ったディテールを内包。天文学的レアなヴィンテージのため値段は張るものの、ユーザーと一緒に歳を重ねる生涯の相棒になってくれます。

INFORMATION

新風館

住所:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2
時間:11:00~20:00(レストランは11:00~23:00)
※一部店舗によって異なる
「新風館」公式サイト
Instagram:@shinpuhkan_official

BRIGHT LIGHT

電話:03-5486-0070

HALL by sellenatela

電話:03-6419-7732

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