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How would working people play? B-side snapshot of Shibuya PARCO. 〜November edition
Another Side, Another Story

How would working people play? B-side snapshot of Shibuya PARCO.
~November Edition~.

町中華の壁に貼ってないメニューがおいしかったり、テレビよりもラジオ向きのお笑い芸人がいたり、近寄りがたかったひとの些細なほころびを見つけたり。普段は表に出てこないことにこそ、そのものの本質が隠れていたりします。渋谷PARCOはオープンして1年経つけれど、まだまだ未知なる可能性が眠っているはず。大きな櫓を支えているのは幾多のテナント、ひいてはそこで働くひとたちです。ということで、フイナムとガールフイナムでは、そんな“人”=店員さんを毎月3人ご紹介します。11月は、それぞれ世界観の異なるテナントで働く男性スタッフたち。きっと、会いにいきたくなります♡

SIDE-A

山内欣也/2F TAKAHIROMIYASHITA
TheSoloist.SHIBUYA

21歳、熊本県出身。お店での落ち着いたテンションとは裏腹に、夜は渋谷を中心としたクラブでDJをしている。最近〈アラヤ〉で買った自転車を、中野のクランブルワークスでカスタムするのにハマっているとか。今季のおすすめアイテムは「ネックゲイター」。ヘアバンドに帽子にと使い方いろいろ、冬の小物として万能とのこと。
@ooz_n_
neck gaiter. ¥5,900+TAX

SIDE-B 給料日直後に「テクニーク」でレコード漁り。

ー 文化服装学院に通われていたとのことですが、そこから作る側ではなく売る側に就職したのはなぜでしょう?

山内:ひと通りやったんですが、デザインすることよりもマーケティングやビジネスのほうに興味があったんです。で、その頃から〈タカヒロミヤシタザソロイスト.〉青山店で働いていて、パルコ店オープンと同時にこちらに来ました。

ー 店舗の違いはなにかありましたか?

山内:ここは都内でいちばん広い店舗というのと、いろんなお客さんが来る立地なので、ブランドの世界観を見せやすく広めやすいですね。

ー そもそも、ブランドのどういうところに惹かれたんでしょう?

山内:自分の好きな音楽がバックボーンにあるブランドだったからです。

ー たしかに。デザイナーの宮下さん自身も音楽活動をされていますし、コレクションのテーマやショーの演出まで、音楽が息づいてますよね。

ー ここからは、山内さんの音楽観についてお伺いしたいんですが、音楽に目覚めた時期を教えてください。

山内:中学生くらいですね、友達に音楽好きが多くて、その影響で。2Pacとかヒップホップをおもに聴いてました。で、18歳のときに知り合いの誘いでDJをはじめました。

ー 早熟ですね! ご自身でDJをやられるときはどういうジャンルを?

山内:ハウスとかディスコが多いです。箱でいうと、渋谷の「KOARA」とか「翠月」とかが個人的な趣味とも合いますし、やっていて楽しいですね。若い人から大人までいるので、そこで友達になったりとかもあります。

ー 休憩中にはよく「テクニーク」さんにいらっしゃるということですが、DJ用にレコードを買ったりも?

山内:それもありますし、自分用にも買います。ここは職場からも来やすいですし、ダンスミュージックのレコードが豊富なので漁りがいがあって良いんです。新譜も多くて、オンラインでチェックしてから、店舗に買いにくることもあります。

ー 年代や国やジャンル問わずって感じですね。

山内:特にこれじゃないとというのがなくて、幅広く聴いてます。DJでかけるときも、盛り上がるのも大事ですが、純粋に自分がかっこいいと思うものにしてますね。

ー DJで憧れている方とかはいらっしゃいますか?

山内:日本人なら、レジェンドですが瀧見憲司さんです。感覚的に惹かれるものがありますし、いちばんはその立ち振る舞いですね。かっこいいです。

ー いつか共演できるといいですね! ところで、さきほど撮影中に購入されてたものは何でしょう?

山内:C.O.M.B.I editの「You got love song」です。ここのレーベルのをいくつか持ってるんですが、こちらは見たことがないものだったので。

ー レーベル漁り! ツウですね。DJとしては、今後はどういうふうになっていきたいですか?

山内:なるようになればいいですね。欲を言えば、もっと大きい箱でやってみたいですが(笑)。

ー 今度ぜひ行かせてください。ありがとうございました!

TAKAHIROMIYASHITA
TheSoloist.SHIBUYA

国内4店舗目となるオンリーショップ。 ブランドの世界観がダイレクトに表現されている。
場所:渋谷PARCO 2F
電話:03-6455-2305
the-soloist.net

TECHNIQUE

レコード好きに愛される街、渋谷の宇田川町でスタートした老舗レコードショップ。 テクノ、ハウス、ディスコ、ブレイクビーツなどのダンス系をメインに扱い、 世界でも屈指の品揃えを誇る。国内外の有名なDJやミュージシャン、音楽マニアが足繁く通う名店。
場所:渋谷PARCO B1F
電話:03-5458-4143
www.technique.co.jp

INFORMATION

Shibuya PARCO

Address: 15-1 Udagawa-cho, Shibuya-ku, Tokyo
Phone: 03-3464-5111
時間:11:00~21:00(物販)、11:30~22:00 (飲食)
※一部店舗は営業時間が異なります。詳しくはHPをご覧ください。
shibuya.parco.jp

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