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ワイルドターキーと過ごす自分だけの時間。スタイリスト佐々木智之。
My own time with WILD TURKEY.

ワイルドターキーと過ごす自分だけの時間。スタイリスト佐々木智之。

昨今のハイボールブームの後押しもあり、ウイスキーは食事とも合わせられる、食中酒としての地位を確立。その立役者のひとつが、1942年のブランド誕生から現在に至るまで、世界中の愛好家に飲み継がれてきたプレミアムバーボン〈ワイルドターキー(WILD TURKEY)〉です。前回の記事に続く今回のテーマは“ソロキャンプ”。アウトドアに造詣の深いスタイリスト、佐々木智之さんと共に「ワイルドターキー8年」の楽しみ方を探っていきます。

  • Photo_Fumihiko Ikemoto
  • Text_Jun Nakata
  • Edit_Shun Koda

PROFILE

佐々木智之

1982年生まれ。本庄克行氏に師事後、2011年に独立。メンズファッション誌を中心に、広告やカタログのスタイリングで活躍中。キャンプや登山などアウトドアにも造詣が深いことでも知られ、2018年よりビデオグラファーとしても活動をスタート。趣味はスケートボードで、最近はサーフィンに夢中。
Instagram:@stylistsasaki/

年齢と共に変化する食生活と、お酒の楽しみ方。

ー 普段からお酒は飲みますか?

Sasaki: 昔から好きで飲んではいるんですが、体質改善に取り組んでからは、お酒を含め食生活がかなり変わりました。最近だとビールは一切飲まず、テキーラとブランデーをよく飲みます。そもそも強くはないので少量ですけど。

〈フリーライト(FREELIGHT)〉のテント。「引き綱無しで設置出来る超軽量テント。2人分の広さで缶ジュースくらいの重さなので、ソロキャンプには最適じゃないでしょうか」

ー どんな時にお酒を飲むことが多いですか?

Sasaki: 最近は家でご飯を作って食べるときに飲んでいます。晩酌みたいなものですね。

ー みんなで集まってワイワイ飲むことはないんですか?

Sasaki: 昔は毎日のように友達と飲んでましたけど、4年前に品川区に引っ越してからはかなり減りましたし、それこそ今はコロナの影響もあってほぼないですね。

2、3年前に購入した〈ヘリノックス(Helinox)〉のタクティカルチェア。「他にも同じブランドの椅子を持ってるんですが、これが一番軽いのと、無機質なカラーリングが気に入っていて出番高め。本来はブルーのフレームだったんですが、ブラックに塗装してカスタムしています」

ー そもそもソロキャンプの経験は?

Sasaki: 複数人のキャンプは数えきれないほど行ってるんですが、ソロは今回が初めてなんです。ただ、以前から興味はあって、時間ができたら行きたいとは常々思ってました。

ー なるほど。佐々木さんがソロキャンプに求めるものって何でしょう?

Sasaki: キャンプ地までクルマで向かうときから、テントを張って、ご飯を作って寝るまで、そのすべてを自分の時間の中で行うことでしょうか。誰にも邪魔されず、自分の好きなように過ごすこと。しかも、それが自然の中っていう非日常感もいいですよね。

ー たしかにずっと都会で生活していると、自然の中に身を置きたくなる気がします。

Sasaki: 本当にそう思います。あと、自然と向き合うっていう意味ではサーフィンも似ているかもしれません。友達と行ったとしても海の上ではひとりですから。自分の存在を改めて思い知らされるっていう。

〈マウンテンリサーチ(MOUNTAIN RESEARCH)が、イエローレザーでおなじみの〈グリップスワニー(GRIP SWANY)〉のG-1モデルをブラックで別注したグローブ。「分厚い牛革で出来ているので、焚き火や熱い鍋も全然平気です!」

〈シルキー(Silky)〉の斧。日本製。「ほとんど使わないんですけど、薪を割ったり、あると暇つぶしになります。ラバーの取っ手がいい! 同じブランドのノコギリも持ってます」

ー ひとりで飲むようになってご自身の変化はありましたか?

Sasaki: 量より質を気にするようになりましたね。それこそ20代の頃はひたすらビール飲んでましたから(笑)。でも、30代になって自分や周りの環境が変化するにつれて、お酒の種類も変わりました。やっぱり美味しい方がいい。ご飯屋さんを探すのと同じですね。

ー バーボンやウイスキーのイメージはどうですか?

Sasaki: 今は好きですけど、昔はもっと年取ったら飲むものっていうイメージでした。バーのカウンターで、丸い氷が入ったグラスに入れてロックで飲むみたいな。まぁ僕もそれなりに年を取ったってことですね(笑)。

ー それ、なんとなく分かる気がします(笑)。でも、最近はハイボールの後押しもあって、居酒屋の定番ドリンクになるほど身近な存在になりました。

Sasaki: たしかにそうですね。20代の人にとっても、いい意味でハードルが下がっているんじゃないでしょうか。

ー ちなみに〈ワイルドターキー〉はご存知でしたか?

Sasaki: もちろんです。以前ハイボールにハマっていた時期があって、色々なウイスキーを買っては試していて。その時はまだ“アメリカのウイスキー”というぐらいの認識でしたが、〈ワイルドターキー〉も飲んでましたね。

〈STC GmbH〉のピコグリルと〈ブッシュクラフト(Bush Craft)〉の焚き火ゴトク。「ピコグリル(焚き火台の名称)は畳むとA4サイズくらいにコンパクトになるところが気に入っています。それと設営も簡単。料理をするときは、そこに〈ブッシュクラフト〉の焚き火ゴトクを載せて使っています」

〈テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS)〉の革巻きトング。「太い薪から楊枝みたいな細い枝まで簡単につかめる優秀なトングです」

ワイルドターキー8年(700ml)¥3,700+TAX
ケンタッキーを代表する、ブランド誕生から変わらぬ8年熟成のプレミアムバーボン。伝統を受け継ぐアルコール50.5%の、今も変わらず作り続けている銘柄。高いアルコール度数にもかかわらず、想像以上に繊細な味わいが楽しめる。その深い琥珀色は「アリゲーター・チャー」と呼ばれる、最も強く内側を焦がす焼き方を施した樽での熟成によるもの。重厚でインパクトのあるフルボディテイストと心地よい甘みとコクが独特の余韻をもたらしてくれる。

ー 1杯目はハイボールです。率直な感想はいかがでしょうか?

Sasaki: めちゃくちゃ美味しいですね。ちょっと甘味もあるのかな。口の中にずっと残り続ける残り香のようなものも、いつも飲むハイボールとは違う気がします。

INFORMATION

ワイルドターキー

Official Site

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