CLOSE
FEATURE | TIE UP

Translated By DeepL

Can Nanga be my daily wear? Three people's ideas on how to wear it.
NANGA in MY LIFE

Can Nanga be my everyday clothes?
The three think of different ways to wear it.

The image of Nanga as an outdoor sleeping bag brand has long since faded. The brand, which continues to be active on the front lines, is now expanding its field to the city. Do you know what Nanga looks like for everyday wear? For this issue, we took three down jackets out into the cold weather to capture the daily lives of a stylist, an onigiri (rice ball) maker, and a garage maker. When they add Nanga to their wardrobes, a new style emerges.

02 ダウンがなくて死にそうになりました。

PROFILE

橋本 英治
出張ほぐれおにぎりスタンド

イベント企画などの経験をへて、同じ大分出身の詫摩友彦(大分在住)と共に、目の前でふわっふわのおにぎりをライブで握る出張おにぎり屋「出張ほぐれおにぎりスタンド」をスタート。日本各地でのポップアップやイベント出店の他、海外でのパフォーマンスなども。雑誌やラジオなどで各メディアにも出演。
Instagram:@hogure_onigiri

ー 「出張ほぐれおにぎりスタンド」の“ほぐれおにぎり”とはどういうものなんですか?

橋本:ふわっふわに米を握ることで、米を潰さず、米と米の間に空気を入れて、口のなかで米の塊がほぐれる官能食感のおにぎりのことです。

ー 実際に食べさせてもらいましたが、マジでおいしかったです。

橋本:ありがとうございます。ほぐれおにぎりの感動は、まずはパリッとした海苔の歯切れ食感が肝要になります。だから、一口目は握って5秒以内にパクッといってもらうのが吉。海苔は佐賀の有明の海苔漁師・島内さんによる香り高い海苔を使っていて、熱で柔らかくなる前に、その食感を味わってほしいんです。

ー どういう場所に出店することが多いんですか?

橋本:ケータリングやポップアップなどのイベント回りが多いですね。フェスの楽屋に出店したり、幅は広いです。以前、「THU」というイベントでフードをディレクションしたのですが、ハリウッドの映画監督や、アーティスト、その関係者など、国内外を問わず多くのクリエイターにおにぎりを握ったことがあります。そのとき、テーブルのメニューに大量の名刺がどんどん差されていって「明日連絡します!」と言われ、翌日本当に連絡が来ました。そこからいろいろなフィールドに広がっていった感じです。

ー お米をおいしく炊く秘訣を教えてください。

橋本:仕込みと炊飯道具です。まずはお米の浸水をちゃんとやりきること。炊飯道具は、三重県の萬古焼「大黒ごはん鍋」を使い、ぼくら好みのおいしいお米を炊き上げています。お米は佐賀や富山、新潟、長野など各地のものなんですが、どれも甘くてみずみずしいものばかり。米のポテンシャルを自分たち好みに引き出すために、お米によっては炊くときの水量を規定の7〜8割くらいに調整します。

ー 鮭やイカの塩辛、トロたく、海老など、具材のバリエーションが豊富です。

橋本:具材もいろいろな場所を巡って、探しています。変り種としては、クラフトビール屋さんとコラボしてつくった「タンドールチキンとアーリレッドのアチャール」や「タコスミートのトルティーヤチップスのせ」なんていうメニューもあって。どちらも想像以上においしくなりました。

ー 橋本さんの生活のなかで、ダウンを使うのはどんなシーンですか?

橋本:食材探しの道中や農家さんへ会いにいくときに、秋や春先でもダウンは欠かせません。寒さの厳しい地域に出かけることが多いので、うっかりすると凍えてしまいます。まだ「ほぐれおにぎりスタンド」を本格的にはじめる前、お米農家さんを探しにバンで旅をしているとき、雪国で死にかけたんですよ。節約のために車中泊していたんですが、あまりに寒くて寒くて…。こういうあったかいダウンジャケットや寝袋があればなあ…と思ったものです。

ー 「オーロラスタンドカラーダウンジャケット」は、機能はもちろんフードがないデザインも特徴です。

橋本:着ていて、首回りのすっきりしている点が気に入りました。アウトドアはもちろん、街でも着やすいデザインで、個人的にはフードがないこのスタイルの方が好きですね。

ー 〈ナンガ〉というブランドに対してはどんなイメージがありましたか?

橋本:信頼感のあるブランドというイメージです。〈ナンガ〉の社長さんのインタビューを読んだことがあるんですが、顧客の声をしっかりと吸い上げて、ダウンの品質にもこだわっていることが分かりました。お客さんのリアクションや喜ぶ瞬間を知っていると、それが嬉しくて妥協できなくなるんだろうなと、すごく共感しましたね。寝袋づくりで培ってきた高い技術を持った上で、アパレルにスライドしたというところも、ちゃんと背景があって安心できるし、かっこいいことだなと思います。

ー 「出張ほぐれおにぎりスタンド」としてはこれから先、どんな場所を訪れてみたいですか?

橋本:北は会津までしか行ったことがないので、北海道や東北まわりはぜひ足を運んでみたいですね。あとは、海外! SF映画の金字塔を打ち立てたアメリカの会社へ出張する予定だったんです。残念ながらコロナで立ち消えてしまったんですが、収束したらその会社と「サウス・バイ・サウスウエスト」へおにぎりを握りに行きたいですね。

AURORA STAND COLLAR DOWN JACKET ¥40,700 定番の「オーロラダウンジャケット」のスタンドカラーモデル。フードをなくしたシンプルなデザインと高機能により、本格的なアウトドア使いからカジュアルなタウンユースまで幅広く使える。防水透湿性に優れた独自開発のファブリック「オーロラテックス®」を採用し、水が侵入しにくいよう表面のステッチが減らされているため、雨や湿気にも強く快適。その他、夜の視認性や肩の動きやすさなどさまざまな工夫が施されている。全6色展開。

INFORMATION

NANGA

Home Page

Add this entry to Hatena Bookmarks

Related Articles#NANGA

See more