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POTR and Daiwa pursued a versatile fishing bag that works in any field.
Functional Bag by POTR × DAIWA

POTR and Daiwa pursued a versatile fishing bag that works in any field.

アウトドア人気と相まって、フィッシングにも注目が集まっているこのところ。昨年からフイナムでもフィッシングクラブを立ち上げて活動中ですが、フィッシングベストがタウンユースの定番になるなど、アクティビティだけでなくファション面でもフィッシングギアの人気が急上昇。そんななかで𠮷田カバンの新レーベル〈ピー・オー・ティー・アール(POTR)〉とフィッシングブランドの〈ダイワ(Daiwa)〉がコラボレーションアイテムを発表。これがフィッシングはもちろん、むしろ街でも積極的に使いたい秀逸な出来栄えなのです。

PROFILE

田崎秀典 / 𠮷田カバン 開発

𠮷田カバンに営業職として入社後、開発部で店舗のオリジナル商品やコラボレーションアイテムの企画に携わる。ライフスタイルをコンセプトにしたレーベルである〈ピー・オー・ティー・アール(POTR)〉の商品開発も担当。ちなみにシーバスフィッシングが趣味でもある。

PROFILE

中津正臣 / ダイワ 企画

アパレル業界で20年以上勤めた後、本気で遊びをやっている企業という点に惹かれて、グローブライドに移籍。フィッシング事業部において〈ダイワ〉のアパレル用品の企画と開発を担当している。もちろんフィッシング好きであり「食べられる魚」がメインのターゲットだそう。

“バーサタイル”がキーワードの、マルチに使えるフィッシングバッグ。

今回の〈POTR〉と〈ダイワ〉のコラボレーションで発表されたのはバックパック、ショルダーバッグ、ウエストバッグの3型で、それぞれブラックとカーキの2色展開。いずれもナイロンツイルにPVC加工を施して防水性を確保しつつも軽量性を確保することで、フィッシング場でも普段の暮らしにも使いやすいように配慮されています。

ー 今回のコラボに至った経緯の前に、まず新しく立ち上がった〈POTR〉というレーベルについて教えてもらえますでしょうか?

田崎:〈ポーター〉よりも若い層に向けたレーベルで、衣食住やアート、音楽、スポーツやアクティビティなどのライフスタイルに寄り添ったプロダクトを発信し、モノ作りのなかに取り込んでいます。いまはインラインのアイテムに先行して、各業界のなかでもリードしているブランドとのコラボレーションから展開することで、ライフスタイル色をより強くアピールしているところです。

中津:実は〈ダイワ〉は10年ほど前に〈ポーター〉とコラボしたことがあるんです。その時はロッドケースというフィッシング好き向けに特化したマニアックな商品だったので、今回のアイテムでは普段の暮らしにもフィットしつつ、より幅広い層に訴えかける商品を作りたくてお声掛けさせてもらいました。〈ダイワ〉でも普段づかいとフィッシングの両方をテーマにしたバッグをつくっているのですが、やはりフィッシングをしない方々には全く認知されていない。ファッション感度の高い人たちから支持されている𠮷田カバンとタッグを組むことで、最近〈ダイワ〉がなにか面白いことをやっているな、と認知してもらえるのではないかと思っています。

ー コロナ以後、アウトドアがブームになるにつれてフィッシングの需要も高まっているように思います。おふたりの目から見て、フィッシングがブームであることは実感されますか?

中津:ありがたいことに釣り人口は着実に増えていて、特にこれから始めたい入門層やフィッシングをやっていた人がふたたびはじめるリターン層が釣具販売店に行くようになってきて、定番商品が一時的に欠品してしまうほど人気です。こんなバッグがあるんだという気づきをきっかけに、フィッシングを始めてくれる人がより増えるといいな、と思っています。

田崎:ぼくの周りでも釣りをはじめる人が増えましたし、コロナ以後はフィッシング場に若い子やファミリー層、女性層が増えてきて、余暇の使い方としてフィッシングが定着しつつあるのを実感します。また、アパレルに関してもアウトドアディテールを取り入れたアイテムの流れで、フィッシングのパフォーマンスやギミックを取り入れたものが増えた印象があります。フィッシング場に増えた若い子や女性層、アクティビティに関連するギミックに惹かれる人たちこそ、まさにこのバッグを使って欲しい層でもありますし、今回のお話は最良のタイミングでしたね。

中津:フィッシングのディテールとは分からずに洋服やバッグに取り込まれているものって意外とあるものです。それをうまく表現できるのは𠮷田カバンしかないと思ったので、決め打ちでお声掛けさせてもらいました。今回のアイテムが目指したのは、普段の暮らしのなかでも使えて、フィッシングをするときも便利なバッグ。特に男の人は毎日バッグを変えるイメージがないので、様々なシチュエーションで使えるモノ作りを目指しました。様々なスタイルのフィッシングにフィットする道具のことを専門用語で「バーサタイル」と言うのですが、まさしくバーサタイルなカバンが出来上がりました。

ー 中津さんはもちろん、田崎さんもフィッシングをするそうですね。フィッシング好きならではの視点が盛り込まれているディテールはありますか?

田崎:釣りはしますけれど、〈ダイワ〉の前で堂々と「フィッシング好きです」と言うのは恐れ多いです(笑)。だけど、釣りの腕前はともかく、ちゃんとフィッシングのことを理解したうえでそれぞれのバッグの型や機能を決めていきました。

中津:お話をする中でフィッシング好きだとすぐに分かったので、意見のキャッチボールも非常にスムーズでしたね。

田崎:仕様を決めるなかで実感したのは、フィッシングに必要な機能というのは、実は普段の暮らしの中でも非常に使い勝手が良いということです。たとえば本体の生地は撥水性のあるナイロンツイルにPVC加工を施しているのですが、フィッシングの時だけでなく雨天時でも荷物を守ることができる。ロッドホルダーが収納できるポケットも、フィッシングロッド(釣り竿)だけでなく雨傘を入れたりペットボトルを入れたりといった使い方ができる。街中で使っても便利で映えるものができたように思います。また、随所にミリタリーの要素もミックスしているので、街中でもフィットしやすいルックスに仕上がったように思います。

バックパックの側面にはパックロッドも収納できるポケットを完備。デイジーチェーンにはカラビナを付けて小物をぶら下げることができなど、アレンジができる。

ショルダーバッグにはコンプレッションストラップを備えているので、ご覧のようにロッドを携帯することもできるし、暑くなって脱いだアウターを簡易的に固定することも。

釣り場での使用を考慮してファスナーは樹脂製のコイルファスナーを使用。柔軟性があって開閉しやすいほか、錆びにくいといった利点も。

中津:例えばファスナーの引き手の形状などがミリタリー的な部分ですが、サイズが大きいので手袋をしたままでも使いやすく、機能と見た目を両立できたように思います。また、タックル(釣具)を製造する会社ならではの視点といえば、潮による劣化を防ぐために、金具類を極力排している点だと思います。通常ミリタリー系のファスナーではアルミの務歯ムシを使うのですが、今回の製品ではコイルファスナーを使用して軽さを出しつつ、塩を噛みづらい(海水の塩分によるファスナーの固着)ように配慮しています。

田崎:我々も街中で使用した時にどのパーツがどのぐらい持つかという知見は蓄えていますが、海や川をフィールドにしたときの知識は〈ダイワ〉から意見をもらいつつカバンに取り入れました。

A5サイズ程のマルチケース(20.5×14.5×4㎝)が左右縦に収まる

本コラボレーションのすべてのバッグのポケットは、〈ダイワ〉のフィッシング用マルチケースのサイズに合わせている。

バックパックのメインコンパートメントはノートパソコンも優に収まる広々設計。仕事使いにも最適。

中津:バッグのバリエーションについてですが、フィッシングで使う時のことも考えながら3型をつくることにしました。いずれのバッグも〈ダイワ〉のマルチケース(ルアーや仕掛けなどを収納するためのボックス)に合わせてシンデレラフィットするようにサイズを調整しています。ショルダーバッグなら中型のケースがメインコンパートメントに2個入ったり、バックパックなら外側のポケットにケースを挿せるようにデザインしてもらいました。フィッシングを想定したサイズではあるのですが、バックパックはA4のファイルやPCが入るサイズで汎用性も兼ね備えていますよ。

ウエストバッグは斜め掛けにした際もフィット感と使い勝手が良いように緻密に設計されている。

田崎:ウエストバッグはストラップをやや斜めに取り付け、釣りの際に腰に巻く時はもちろん、街中でボディバッグとして斜めに掛ける時もフィット感が良いようにしています。このあたりの細かな使い勝手の追求は〈𠮷田カバン〉ならではだと思います。

INFORMATION

PORTER STAND 新宿店

電話:03-6380-5230
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿B1F
営業時間:AM11:00~PM8:30
URL:www.yoshidakaban.com/shopinfo/ps/ps_shinjuku/

グローブライドお客様センター

Phone: 0120-506-204

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