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Shopping Addict 2023 May 〜編集部員のお気に入り〜 前編

Shopping Addict 2023 May 〜編集部員のお気に入り〜 前編

梅雨入り前だというのに、今週の関東はほとんど雨。長雨の憂鬱を晴らすには、やはり散財がベターでしょう。その手引きに、編集部が厳選した20のアイテムを紹介します。

Yosuke Ishii
Hiroshi Yamamoto
Ryo Muramatsu
Yusuke Suzuki
Shuhei Wakiyama
LINE UP
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01 20
Yosuke Ishii

最強の塩パンを探して。

いまさら塩パンに沼っています。ここ一ヶ月くらいは自分でも引くくらい塩パン漬けの日々を送っていて、暇な週末はパン屋巡りをして一日中塩パンばかり食べるなんてことも。いまのところの暫定1位は三鷹の「トーホーベーカリー」の塩パン。これを超える塩パンを知ってい方がいたらぜひ教えてください。

THOUSANDS

サウザンズのトロピカルシャツ

良い顔。

腰ポケットを排除した至極シンプルなキューバシャツですが、明らかに“良い顔”をしています。コットン100パーセントのロイヤルオックスフォード生地を使用しており、シルクのような光沢としなやかさを備えます。さらに手にとってつぶさに見てゆくと、縫製も丁寧で運針も細かい。このシャツを筆頭に、〈サウザンズ〉の服はそのどれもが非常に芸が細かいのです。そしてその細やかな気配りこそが〈サウザンズ〉最大のウリであり、“良い顔”たらしめる所以かと勝手に感じています。そういえば、憧れのパパ・ヘミングウェイも、こんな感じのキューバシャツを着ていましたね。品があって、ほどよく力が抜けていて。モノクロの写真越しでも、“良い顔”だと伝わる上質なやつ。彼に倣って素肌に羽織るのが正当でしょうが、そこまで威厳も色気も持ち合わせていない自分は、このシャツに白のクルーネックを合わせて着ようかと思っています。
38,500 yen

サウザンズ
1000s.jp

HERILL 

ヘリルのM44トラウザーズ

一周まわってアリ。

アメリカン・ヴィンテージが盛り上がりをみせて久しいですが、いよいよここまで戻って来たかと驚いたのが、ご覧のパンツです。モチーフはUSマリンコープのM44型、いわゆる“モンキーパンツ”ってやつです。特徴は両太ももとヒップに施した大型のマチ付きフラップポケットで、スペシャルヴィンテージが隆盛を極めた00年代は巷でよく見かけました。かくいう自分も当時は好きでよく穿いていましたが、ここ最近は正直、気にもとめていなかったアイテムだったので、このパンツを見た瞬間「懐かしい!」と思うと同時に「一周まわってアリ!」とテンション上がっちゃったわけです。パンツのシルエットもズドンッと太くて力強い。素材はライトオンスのデニムに置き換え、ヴィンテージ加工のアレンジがなされます。そのクオリティも然ることながら、これは完全に〈ヘリル〉の提案のタイミングにやられました。
¥58,300

western arrow
03-6434-0983

HEREU 

ヘリューのサンダル

サンダルはじめました。

立夏も過ぎて、暦のうえでは夏となりました。ここ数日は夏日を記録する日が続きます。となればサンダルの出番です。普段はもっぱらビルケンを履いていますが、着こなし次第ではカジュアルになり過ぎるし、これ一辺倒では少々芸がない。多少の色気なんてものも欲しくなり、手に入れたのがご覧の〈ヘリュー〉のサンダルです。つま先と踵を保護するスタイルはグルカサンダル的ではありますが、アッパーの独特なカッティングによりオリエンタルな雰囲気を醸します。このデザインが絶妙で、ある時は気品を、またある時は遊び心を足元にもたらします。きれい目なパンツはもちろんですが、普段よく履いている、トラックパンツやデニムパンツといったカジュアルパンツのハズシとしても、非常に具合が良いのです。むしろ、キチンと履くよりも素足でテキトーに履くぐらいが個人的には気分です。
¥51,700

unite nine
03-5464-9976

BOB DYLAN

ボブ・ディランのツアーT

バンドTシャツとは。

Tシャツの時期になると度々勃発する“聴いたこともないバンド(アーティスト)のTシャツを着るのはアリかナシか論争”ですが、個人的な見解はぶっちゃけ“どっちでもいい”です。ただ、自分が着るとなると話は別で、好きなバンドのTシャツ以外は着たくない。もっと言うと、自分が実際に足を運んだライブの物販で買ったTシャツがいちばんだと思っています。デザインの良し悪しや物珍しさといった尺度では測れないソウルフルな価値や思い出こそ、バンドTにとって大事な気がするからです。さて、こちらは先月2回ほど見に行ったボブ・ディランの東京公演でゲトった1枚。いくつかデザインバリエーションがある場合は、特に理由はないけどアーティストのフォトものを選ぶようにしています。それとツアーでまわった国名や都市名、ツアー日程が入ってたらなおベター。正直、着るかどうかは謎だけど、この日のライブの思い出込みでめちゃくちゃ気に入ってます。また生でボブの『Truckin’』聴きたいなあ。かっこよかったなー。

ボブ・ディラン
bobdylan.com

Hiroshi Yamamoto

走れてない。

時間とモチベーションがうまくハマらず、思い通りに走ることができていません。とはいえ無理矢理、帰宅ランをしてみたり。まあ、体力が衰えているわけではないので、そのうちまた走り出せばええか。

Millet

Millet Backpack

帰宅ランにも使えるサイズ感。

トレイルランニングにおいて〈ミレー〉といえば、「ドライナミック」シリーズです。ベースレイヤーのなかに着ておくと、汗を肌から吸引して外側へ発散してくれるので、汗冷えを防いでくれる優れ物。そんな〈ミレー〉のサイトをポチポチと見ていると、トレイルランニングにまつわるアイテムが他にもチラホラあるじゃないですか。なかでも個人的に気になったのが、最先端の軽さと耐久性・快適性を詰め込んだ「トリロジー」シリーズのバックパックです。メインの生地にはブラックダイニーマ®とストレッチダイニーマ®のハイブリッド構造となり、軽量かつ優れた耐久性・耐水性・圧縮性を実現。フロントにはフラスクホルダーやジップポケットも搭載しているので、補給をスムーズに行うことができます。それでいて容量は驚きの25L! あらゆる山のアクティビティはもちろんのこと、帰宅ランにも重宝しそうなサイズ感は魅力的。ちなみに「トリロジー」シリーズはこの他に15Lと5Lもラインナップしているので、ぜひチェックしてみてください。
トリロジー スカイ 25+
¥39,600

Millay
millet.com

(un)scene lab

アンシーン ラボのショートパンツ

あの名品を華麗にアップデート。

そろそろ本格的な短パンシーズンの到来です。といっても、走るときは季節を問わずに短パンなので、良い物があればその都度買い足しています。そんな短パン・ラバーのぼくのワードローブに新しく加わったのが、〈アンシーン ラボ〉の「7pockets Buddy’s Shorts」です。モチーフになったのは、そのネーミングからもうかがい知れるアウトドアの名品。水陸両用のワッシャーナイロンにインナーメッシュ、深めのフロントポケットは受け継ぎながらも、収納力を大幅にアップデート。両サイドにジップポケット、アシンメトリーなバックポケットに加え、バックのセンターにスマホ用のジップポケットまで配備。走るときにあると嬉しい細やかな配慮が随所に施されています。しかも、豊富なカラーバリエーションのみならず、丈も5.5インチ(写真左)と6.5インチ(写真右)の2パターンをラインナップ。どれを選ぶか悩ましいところだけど、ぼくは直感で6.5インチのブラウンにしました。
¥8,500

アンシーン ラボ
Instagram: @un_scene_lab_official

LA SPORTIVA

スポルティバのトレイルランニングシューズ

憧れがあります。

ぼくのようなゆるふわ、おちゃらけ、鈍足トレイルランナーからすると、コアなブランドというのはついつい避けてしまいます。憧れがあるがゆえに、ぼくなんかがおこがましいと。山の経験が豊富な人ほど履いているイメージがある〈スポルティバ〉は、まさにそう。そんな〈スポルティバ〉の方に青梅で行われた「トレイル オープン エア デモ 9」で初めてご挨拶。これもご縁だと思い、早速お借りしたのがこちらの2モデル。右の「ジャッカル II BOA®」は、2ダイヤル式のBOAフィットシステムを搭載したロングディスタンス向けモデルの最新バージョン。一方の右の「ヘリオスⅢ」は、『家からトレイルまで』をコンセプトにした汎用性の高いシューズ。どちらも対象的なモデルではあるけど、屈強なつくりはイタリアの山岳メーカーならでは。ぜひいつか〈スポルティバ〉のシューズを履いて、ヨーロッパの岩峰を駆け回ってみたいです。
(左)ヘリオスⅢ ¥20,900 (右)ジャッカル II BOA® ¥27,500

日本用品 スポルティバジャパン・ディビジョン
sportivajapan.com

BAQLESS

バックレスのピアス

ずぼらなぼくでも着けられます。

基本的にアクセサリーはしてきませんでした。取り外しが面倒くさいだろうし、無くす恐れもある。時計でさえもちょっと煩わしいのに、アクセサリーなんてずぼらなぼくには向いてないだろうと。が、しかし、これならイケるかも!? と思ったのが、〈バックレス〉のピアスです。フランスのジュエリーデザイナーのアイディアと、スイスの時計の特許技術を駆使したT字型ポストは、キャッチが一体型になっているため、キャッチを紛失する心配も不要。しかも、素材の医療用ステンレスは、金属アレルギーが出にくく、錆びたり、変色することも皆無。走るときも、寝るときも、風呂にだって入れちゃう、ずぼらなぼくでも気楽に着けられる革新的なピアス。というわけで、いい歳こいてピアスの穴を開けました。〈バックレス〉を通して、見知らぬアクセサリーの世界を覗いてみようかなと。
(左)Amity Polyhedron Silver ¥9,900
(中)Honesty Thunderbolt ¥17,600
(右)Amity Triangle Silver ¥9,900

バックレス
baqless.jp

Ryo Muramatsu

道をひらく。

考え方、お金や時間の使い方など、人生にはよりよく送るためのコツみたいなものがあると思っています。最近出会った、松下幸之助さんの本は半世紀以上前に書かれたものなのに気付かされることがたくさんありました。

Lesca LUNETIER

レスカ・ルネティエ

メガネ生活はじまる?

ぼくは小学生から高校生の時までゲーム三昧の日々を送っていました。ハマったのはスーファミとプレステ(初期モデル)。振り返ると、学校と部活と塾以外は、ほぼほぼゲームをやっていました。堕落した生活が祟って、いつの間にかメガネ無しだと生活不可能な感じに…。で、10代後半からコンタクトを使いはじめ、もう間も無く30代が終わろうとしているのですが、そろそろメガネに切り替えたいと本気で思っています。というのも、年々悪化する花粉症のせいで、コンタクトがズレてしょうがないんです。そんなことを考えていた先日、「グローブスペックス」の展示会で出会ったのが〈レスカ・ルネティエ〉のメガネでした。ヴィンテージの一本なのですが、フレームが小さめで色がクリアだから顔にすっと馴染んいいなと。新しい相棒を手に入れて、近々キャラ変しようかなと絶賛悩み中です。
¥80,300

Globe Specs Agent
03-5459-8326
globespecs.co.jp

Ernie Palo

アーニーパロのシャツ

絶妙なさじ加減。

味付けが濃いめのものばかり食べていると飽きてきて、薄味の優しいものを食べたくなったりしませんか? これってファッションにも言えると思うんです。ランウェー上の華美な服ばかり見ていると、逆にリアリティのある服を手にしたくなるというか。そんなことを去年の6月、パリメンズコレクションの取材に行ってふと思いました。きっかけは一緒に渡仏した小牟田編集長(当時)に誘われて行った〈アーニーパロ〉の展示会でした。それまで〈アーニーパロ〉に対する知識を一切持ち合わせいなかったのですが、はじめて見る服たちはどれも美しく、好みなものばかり。デザインのニュアンスが気張り過ぎてなくて、とてもいい塩梅だったんです。なかでもぼくのお気に入りはこのシャツ。やや光沢感のあるシルク地を使った、大人の色気を感じさせる一枚です。これをスラックスに合わせて、さらっと着こなせたら素敵だなと。このさじ加減、見事だと思います。
¥41,800

アーニーパロ
erniepalo.com

UNFILO

アンフィーロのカーゴパンツ

パーフェクト!

いまや機能素材を使った服は当たり前になりました。大手量販店に並ぶようなカジュアルウェアにも普通に使われています。最近、驚いたのが〈アンフィーロ〉のカーゴパンツ。用いられているのは「8functions」という多機能素材なのですが、その機能を羅列すると「接触冷感」「撥水」「透湿」「抗菌」「防臭」「ウォッシャブル」「ストレッチ」「軽量」。これだけあれば、他に必要な機能を探す方が難しいくらいで、つい「パーフェクト!」と言いたくなっちゃいます。スノーカモパンツをベースにしたというこの面構えも◎。しかも手の出しやすいプライスですし、これは買って損はないと思います。〈アンフィーロ〉というブランド、この機会にお見知りおきを。ご存知ない方は、こちらの特集をご覧ください。
¥13,990

オンワード樫山
03-5476-5811
unfilo.com

BALMUDA

バルミューダのワイヤレススピーカー

朝活。

ぼくは朝型の人間です。毎日5時頃に起きてごはんを食べた後、仕事します。なんでかと言うと担当しているインスタの更新に加えて、ニュースなどの原稿を書きたいから。なかなか日中に時間を取るのが難しく、夕方以降に書くこともできるのですが、体に疲れが溜まっているから書いても書いても捗らない。頭のなかがまっさらな朝の方が明らかに “タイパ” がいいんです。で、その時のお供は音楽。スマホをワイヤレススピーカーに繋いで聴いているのですが、そろそろスピーカー自体を買い換えたいなと思っています。狙っているのは「BALMUDA The Speaker」。360度全方位に広がる立体的なサウンドはもちろん、搭載された3基のLEDユニットが音楽に合わせて光るところが◎。視界に広がる臨場感は、毎週日曜の夜に聴く、野村訓一さんのラジオにもすごく合うなと思ったり。朝も夜も活躍するこれを手にしたら、生活の質が間違いなく上がりそうです。
38,500 yen

Barmuda
0120-686-717
www.balmuda.com

Yusuke Suzuki

安谷屋くん。

6年前、ライブ会場で年上の方に「紹介したい人がいる」と声をかけていただき、関係者の方かきれいな女性かなと思っていたら、大学生の安谷屋くんでした。それからよくクラブで遊ぶようになり、地元に帰って出会ったあすかさんと結婚して父親になるそう。安谷屋くん&あすかさん、御目出度う御座います。

Yuji Kaneko

Yuji KanekoのZINE『BOY FROM GHETTO』

大阪生野区のラッパーの日常。

思春期のころにちょっとワルい先輩とかがカッコよく映るときって、多くの人が通る道な気が勝手にしています。昭和生まれで地方育ちの自分はまさにそれでしたが、大人になるにつれて触れてはいけない世界を少し知ると、“自分はそこまで悪いことをやる度胸なんてないですよ”といった感じに。そんなことを思いながら思春期のころから夢中のHIP HOPは、ラッパーが自分自身を言葉で表現する音楽。どんなサグな人生でもナードなキャラクターでも、その人だけのスタイルを感じると個人的にすごくグッときます。大阪の生野区を拠点に活躍するJin Doggさんは、自分と全然境遇の違う人生ですがすごくカッコいいラッパーのひとり。そんなJin Doggさんを被写体に、およそ1年かけて撮影されたYuji Kanekoさんの『BOY FROM GHETTO』は、多くの方がイメージするタフな姿はもちろん、普段なかなか見ることのできないお子さんとの日常などが写しだされています。こちらのZINEが原宿にある「BOOKMARC」から出版され、展示が行われていたのもHIP HOPだなと個人的に思います。
¥4,400

Yuji Kaneko
Instagram:@__ug__

BROOKLYN BREWERY

ブルックリン ブルワリーのビールグラス

とりあえずビールで。

暑くなってくると飲みたくなる炭酸飲料。コンビニへ足を運び、コーラとかとほぼ同じ値段でビールが売っているのを目にすると、昼でも“1本くらいいいかな”と毎回思いますが、平日はなるべく我慢。いつもは瓶ビールかグリーンラベルを選びますが、たまに〈ブルックリン ブルワリー〉を代表するクラフトビールの『ブルックリンラガー』を呑むとめちゃくちゃ美味しいです。名前が示すようにニューヨークのブルックリン生まれで、ロゴを手がけたミルトン・グレーザーへのギャランティがビールのみ!ってエピソードも最高。ニューヨーク・ハードコアのバンドがロゴをサンプリングしていたり、JAY-Zがプロモーションしていたってイメージも強いです。そんな〈ブルックリン ブルワリー〉の世界初のフラッグシップショップで、日本橋に構える「B by the Brooklyn Brewery」で購入できるロゴを落としこんだビールグラスを片手に、なにも予定を入れず音楽を聴きながらだらだら呑みたい季節はもう目の前。先日の「B by the Brooklyn Brewery」の3周年も御目出度う御座いました!
¥1,200

B by the Brooklyn Brewery
Instagram:@b.k5.tokyo
b-tokyo.info/

WACKO MARIA×Jean-Michel Basquiat

ワコマリア×ジャン=ミシェル・バスキアのハワイアンシャツ

今年こそチャレンジしたい。

夏はTシャツ+長袖シャツの組み合わせがベースですが、休日だったり海や川あたりへ行くときはタンクトップ+半袖シャツがたまに着たくなります。そして年々洋服は無地のものを手にとりがちななか、それと相反するように夏前になると気になる〈ワコマリア〉のハワイアンシャツ。〈ワコマリア〉のインスタをのぞくと、スタッフの方々が個性的な柄を落としこんだハワイアンシャツをカッコよく着こなす姿が見れますが、自分も40歳目前で理想と現実のちがいが多少はわかるので、いつもスルーして夏を終わらせていました。ただ、スマホの画面越しではなくお店で実物を目にしてみると、いい意味で予想を裏切り意外と着やすそう。ブランドの定番となっているジャン=ミシェル・バスキアとのハワイアンシャツは、“たまにはこんな柄ものもいいんじゃないですか?”的な感じで背中を押してくれる1着のような気がします。さすがにスタッフの方々みたく着こなすのは不可能なので、せめて地元の埼玉の繁華街でよく道を譲ったイカつい方々みたいにならないよう気をつけたいです。
38,500 yen

Maria Waco
Instagram:@wackomaria_guiltyparties
wackomaria-paradisetokyo.jp/

PWA

プアの雑誌『PPAPERS』

編集者が羨むようなブランドの1冊。

雑誌=紙離れが叫ばれて数年以上。自分も前職で紙媒体の編集を10年以上していながら、いまでは本屋へ行くのは月に数回ほど。書籍はあまり変わらないけど、雑誌を購入することは少なくなりました。いま雑誌を買うなら自分が気になっているジャンルに特化したものか、知り合いか気になる方が手がけるものかのどちらかな気がします。昨年知った〈プア〉はアパレルブランドながらこれまで2冊の雑誌を出版していて、それはいわゆる出版社が出すブランドムックじゃなく、100%インディペンデントなZINEの延長線上にあるようなかたち。つくり手の“やりたい”“伝えたい”という想いをコンパイルした『PPAPERS』は、ページをめくるたびにグッとさせる熱量が込められています。特に気になったのは、個人的にここ数年気になっていて何度かお邪魔したことがある、三軒茶屋の「Kankyo Records」の方の記事。『PPAPERS』のようなものをつくるのは気力も体力も資金も全て大変ですが、編集をしている人ならだれもが羨むような雑誌でもあると思うので、ぜひ手にとっていただきたいです。
¥3,300

プア
Instagram:@___pwa___
pwa-tokyo.com/

Shuhei Wakiyama

首が痛い。

ここ最近、首が痛いので「ロイヒつぼ膏™」というのをいま買ってきました。早速貼ってみたのですが、非常にクサイ気がします。でも、スーッとして効きそうな予感。血行がよくなるみたいで、コリや浮腫みに効くのだとか。1932年にシリーズが始まり、いまのは1989年から出ているらしい…。これは期待大です。

SUPERGA ARTIFACT

スペルガ アーティファクトのスニーカー

キャッチーに。

明治通り沿いで、つい先日までポップアップを開催していた〈スペルガ〉。そんな話を友人にすると、「あの定番のやつでしょ」みたいな返答が返ってきました。やはり「2750」のイメージが非常に強いですね。定番をつくれているという強みもありますが、単調に感じてしまうのも分かりはします。でも、〈スペルガ〉には、2020年にスタートしたプレミアムライン〈スペルガ アーティファクト〉もあるんです。どちらかというと、ミリタリーやワーク感をミックスしたアイテムのイメージでしたが、2023SSの新作にはこんなキャッチーなスニーカーもありました。発色のいいブルーとレッドをソールにしたデザインは、なんだかワクワクしてしまいます。個人的には、重たくなりがちな冬にも、差し色的に履きたいシューズです。
左:¥18,700、右:¥16,500

カメイ・プロアクト
03-6450-1515
superga.jp

GRIP SWANY

グリップスワニーのショーツ

短パンでしょ!

過ごしやすい気温になりましたね。トップスはTシャツ1枚なんていう日も増えてきました。そうなると、ショーツの物色が止まりません。まったく履かないという人もいますが、個人的にはショーツが好きなんです。特に膝上丈がいい。理由は簡単、とにかくラクだから。以前はコットン素材のビーチショーツが大好物でしたが、ここ数年はナイロン素材に浮気しています。この〈グリップスワニー〉のものは、サプレックスナイロンを使用した水陸両用のショーツです。この手のショーツだと、ついライナー付きばかり選んでしまうので、ライナーのないところがいいなと。ものにっては、下着の収まりが悪くなりますからね…。これからの梅雨時期から、夏までどうぞ!
各¥7,920

Suwanee Sales
03-3306-1411
grip-swany.co.jp

Foxfire × KEEN

フォックスファイヤー × キーンのサンダル

魚目線のサンダル。

あと少ししたら梅雨。雨の日が増えてきます。そうなると迷うのが靴のチョイスです。ゴアテックスやブランドオリジナルの透湿浸透素材で防御するか、サンダルで諦めるか。その2択でいつも迷うのですが、どちらかというとサンダルでびしょ濡れ派です。最近いいなと思ったのが、今年で創立20周年を迎えた〈キーン〉と1982年に日本で誕生した〈フォックスファイヤー〉がコラボしたもの。「NEWPORT RETRO」に〈フォックスファイヤー〉オリジナルのフィッシュアイカモを落とし込んでいます。魚が水の中から見たときにステルス効果が発揮するように開発されたということで、水中から魚眼レンズで撮影してこの迷彩を再現したんだとか。見た目もさることながら、そんなストーリーもいいですよね。
¥15,400

ティムコ
03-5600-0141
foxfire.jp

PACIFIC FURNITURE SERVICE for COVERCHORD

パシフィックファニチャーサービス for カバーコードのチェア

PFSの名作をカバーコードならこうする。

家具って難しい。それなりに場所を取るから、適当なものを買って後々後悔したというのが一番ツラくなります。1925年にアメリカで製造が始まったという〈クラリン〉のフォールディングチェアは、アメリカらしい工業製品感が好きで、自宅でも愛用しています。少し前から折りたたんでいますが…、この椅子はそんな臨機応変な感じがまたいいんですよね。引越す際の怖さもあり、折り畳めるものは結構好きなのです。この「パシフィックファニチャーサービス」の人気アイテム、実は少し前に「カバーコード」が別注したのはご存知でしたか? ベージュに生まれ変わったそれはインテリアとの馴染みも一層よくなり、また新たな一面に出会えた気がします。丈夫なつくりで長年使えて、折り畳める万能な一脚は最高なのです。
33,000 yen

COVERCHORD
coverchord.com

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