belt
神は細部に宿る。
ベルトってなんとなく後回しにしてしまいがち。だけどそういうところに気を抜かないひとこそ、ヒップだと思うんです。毎日着る服を変えるように、ベルトだってその日のスタイルに合わせて選びたい。少しの工夫とちょっとの勇気でその可能性はぐんと広がってくれるのです。
ST-POUR HOMME
エスティープールオムの「レザーメッシュベルト」
上品に色を差す。
単調になってしまいがちなタックインスタイルに、ピリッとスパイスをきかせてくれる存在が“ベルト”。青山のショップ「エスティープールオム」がオリジナルで展開するエラスティックベルトは、目を惹くカラーリングもさることながら、イタリアで丁寧に編み込まれた圧倒的なディテールワークにも目を奪われます。バックルと剣先にはレザーがあしらわていて、カラフルなベルトってチープな印象になりがちだけど、どこか品が漂っているのはそういうわけ。遊び心と気高さが同居する、今年の夏はこんなベルトで決まりでしょ!
MASU.
エム エー エス ユーの「レザーベルト」
ジ・オールマイティー。
レザーベルトといえば定番中の定番。でも、定番だからこそ、選ぶアイテムは徹底的にこだわりたい。いなたさ香る古着スタイルにメリハリをつけてくれているこちらのベルトは、〈エム エー エス
ユー〉の1本。バックルのマットなシルバー、等間隔にあしらわれた3つの鋲、絶妙な幅と厚み、そのすべてが実にいい塩梅。迷ったらこれ、って少し乱暴な言い方だけど、このベルトになら遠慮せずにそう言えてしまうような、どんなスタイルにもハマる絶対的な安心感があります。無骨なアメカジスタイルにも、はたまたモードなスタイルにも、迷ったらこの1本をどうぞ。
GR10K
ジーアールテンケーの「ランヤードベルト」
変幻自在で自由自在。
固定観念を捨ててしまいましょう。ベルトはただパンツがずり下がらないようにするためだけのものではありません。ときにはベルトループに通し、ときにはトップスのシルエットの変化に、そしてときにはバックパックのアジャストや荷物をまとめるロープとして。この〈ジーアールテンケー〉のランヤードベルトは、変幻自在にその姿を変えユーザーの探究心を刺激しつづけてくれます。テクニカルファブリックの世界と実用的なワークウェアのファッションを自由に行き来する同ブランドならでは、ですね。ベルトは縛っても、ルールや通説には縛られずにいきましょう。