中枢を担うのは23〜26歳。ジャーナル スタンダードの姉弟ブランドが誕生します。

ミレニアルズの下、いわゆるZ世代。ネットやスマホが身近にあり、SNSも当たり前。多様な文化に揉まれて育った彼らは、趣味嗜好や考え方にいたるまで、既存のルールにとらわれない柔軟性をもつと言われています。

「ジャーナル スタンダード（JOURNAL STANDARD）」は今回、そんなZ世代の特異性にいち早く目をつけ、彼らを中心としたブランドを立ち上げます。名は〈オリエンス（Oriens）〉。

核として動くのは23～26歳の4人。バイイングから全てを構築し、自分たちと同じ年代の若者にリアルクローズを提案します。ブランドの立ち上げと同時に路面店もオープン。店舗の地下にオフィスを構え、バイヤーやプレスが実際に店頭でスタッフとなり、接客もするとのこと。

それにしても、経験も多くない彼らにすべてを一任するあたり「ジャーナル スタンダード」の攻めの姿勢が伺えます。一種の社会実験でもあるこの動き。置いていかれないようにしなければ、です。