創業110年を超えるデンマークの家具メーカー〈カール・ハンセン&サン(CARL HANSEN & SON)〉は、ひとびとの暮らしに寄り添った製品を多数取り揃えています。
今回ご紹介するのは、北欧デザイン全盛期を共に支えてきたボーエ・モーエンセンによるコーヒーテーブル。風通しのいい表情の裏には、クラフトマンシップが息づいています。
1958年の家具職人ギルド展にて、“Landhuset(カントリーハウス)”というテーマのもと発表されたこちら。モーエンセンの名作「BM0865 デイベッド」に合わせた家具としてデザインされました。
天板の高さとデイベッドの座面の高さが同じになっているので、シーンに応じて組み合わせ可能。まさに、彼がデザインの目的として掲げていた「構築する家具」そのものです。
素材は無垢のオーク材を採用。幹の中心付近にある硬くて美しい心材は、品のある佇まいを叶えます。継手、面取り、そして精密な籐張り加工、細かなところまで職人の信念が注ぎ込まれています。
ソファでくつろぎながら使うサイドテーブルとして、コーヒーなどちょっとしたものを置くテーブルとして。癒しの時間に、ひとさじの幸せをどうぞ。