8月の終わりから続く、雨。肌寒い日が増えると秋の訪れを意識します。
「ステイホームなご時世だし、アウターなんて…」と言うなかれ。ワンマイルウェアの需要はむしろグッと増えているはずです。
〈カブー(KAVU)〉から発売される2種類の新作アウターは、手ぶらで近所にでかけるのにぴったりですよ。
まず1着、「Rainier Parka」は、小雨なら傘を持ちたくないというあなたに。
素材には、雨に濡れると糸が膨張して目がぎゅーっと詰まり、水を弾いてくれる60/40(ロクヨン)クロスが使われています。
50年以上も歴史のある生地なので、完全防水じゃないのはご愛嬌。その代わり、着込むほど味が出る経年変化が楽しめます。
古き良き風合いはアメカジ好きにはたまらないのでは?そして見て分かる通り、いたるところに配置された数々のポケット。それも大きめのヤツ。ちょっとその辺までなら、バッグ不要です。
もう1着は〈カブー〉の人気モデル「New KV-65」のアレンジ版です。軍用フィールドジャケット・M-65にインスパイアされた「New KV-65」は、厚手のコットン製でずっしりとヘビーデューティー。
ですが今回の新作「Synthetic KV-65」は、化繊混紡になっています。
それゆえに表面に少し光沢感があり、軽めの着心地で、秋口でも違和感ナシ。取り外し可能なライナーが付いているので、本格的に冬が迫ってきてからも着てられます。
中のライナーだけ、さっと羽織って出かけるのも今っぽいのでは。
早々に涼しくなってきたし、運動の秋ってことで、近所のコートでバスケなんかいいんじゃないでしょうか。そうすると帰り道には汗で冷えるから、やっぱりこの秋もアウターは必須かもしれません。