FEATURE
気鋭のデザイナー、ヘド・メイナーが描く造形。 独創的なシェイプはどのように生まれるのか。
Desigual × HED MAYNER

気鋭のデザイナー、ヘド・メイナーが描く造形。
独創的なシェイプはどのように生まれるのか。

「いま、注目のデザイナーは?」 こんな質問をファッション関係者に投げかけたら、きっと多くのひとがヘド・メイナーの名前を挙げると思います。伝統やオーセンティックなものに敬意を払いながら、生まれてくる服はどれもコンテンポラリーなものばかり。トラッドとモードのあいだを自在に行き来しながら、独自の表現を追い求めています。そんな気鋭のデザイナーと、スペイン発のファッションブランド〈デシグアル(Desigual)〉がコラボレーションを発表。ジェンダーレスな視点からデザインされた11点のアイテムには、どんなこだわりが詰め込まれているのか。そしてデザインに対する哲学は、どんなストーリーを経て生まれたのか。はじめての来日を果たした彼のもとを訪ねました。

服をデザインすることを愛している。

ー2019年にLVMHのカール・ラガーフェルド賞を受賞されました。それによって何か変化はありましたか?

ヘド・メイナー:いろんなひとからアドバイスをもらったし、人脈のネットワークも広がりました。メディアも含めて背中を押してくれるひとたちが増えたのは、自分にとってすごく心強いものとなっていますね。

ー〈ヘドメイナー〉のクリエイションには影響を及ぼしていますか?

ヘド・メイナー:特別な経験であったのは確かなことだけど、それによって自分自身が変化することはありません。これまでやってきたことや、クリエイションが間違っていなかったと確信できたし、このまま自分の道を進もうと再認識しましたね。

ーこれからどうなっていきたいですか?

ヘド・メイナー:いままでと同じようにやるだけです。この先、自分のクリエイティブが変化していくかもしれないし、しないかもしれない。それよりも、ずっと服をつくることによろこびを感じていたいですね。

ーメイナーさんにとって、デザインや服をつくることはどんな意味を持つことなのか。最後に教えてください。

ヘド・メイナー:私は服をデザインすることを愛しているし、スタジオに足を運んで作業をすることはもちろん、一緒に働いているチームのことも同じように愛しています。なので、それを続けることが私の幸せなんです。

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