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窪塚愛流がウエポンを履いた日。-後編-
COME BACK WEAPON

窪塚愛流がウエポンを履いた日。-後編-

1986年に登場した〈コンバース(CONVERSE)〉のバスケットボールシューズ『ウエポン(WEAPON)』。2024年3月に待望の復活をし、フイナムでは窪塚愛流をモデルにしたファッションシュートを前編で公開しました。後編では窪塚愛流が『ウエポン』を履いて感じたことや、『WEAPON OX』『WEAPON CC OX』『WEAPON VTG HI』の3モデルのスペック、そしてヒストリーからその魅力に迫ります。

『ウエポン』のヒストリーと、窪塚愛流のウエポン。

3つのモデルで今に蘇った『ウエポン』が、そもそも名作と呼ばれる理由のひとつは、2人の偉大なNBAプレイヤーが着用していたから。『ウエポン』が誕生した80年代中期のバスケといえば、名だたるスタープレイヤーがNBAで活躍し、世界中を熱狂の渦に巻き込んでいた時期。そのシーンの中心にいて、ライバル関係でもあったスター選手が『ウエポン』を履いていたのです。

鮮やかなレイカーズカラーの『ウエポン』とともに、チームを8度のファイナル進出、5度ものチャンピオンに導いた名ポイントガードが着用。『ウエポン』をはじめ、引退まで〈コンバース〉のスニーカーだけを履き続けました。

1983-84年シーズンから3年連続でMVPに選出された名フォワードは、ブラック×ホワイトの『ウエポン』を愛用。所属チームのセルティックスのイメージカラーであるグリーンの『ウエポン』は、落ち着いた印象でファッションとしても人気に。

当時の『ウエポン』は、チームカラーに合わせやすい豊富なカラーバリエーションが展開され、カレッジリーグでも絶大な支持を得ていました。その人気ぶりはストリートにも飛び火し、全世界で400万足を売り上げるほどの大ヒットを記録したのです。その唯一無二の存在には、窪塚さんも深く共感することがあるとのこと。

1986年当時のカタログビジュアル。豊富なカラーリングがラインナップされていることからも、当時の人気の高さが窺えます。

窪塚: ぼくの活動においても、オリジナルや唯一無二を追求することが大事だと思います。でも、焦る必要はなくて。自分のペースで壁を乗り越えていけば、夢は叶うと昔から信じています。その過程で自分なりの良し悪しを見極めて、洒落た大人になりたいです。

年齢も性別も問わず、このひとしかいないって思わせるひとは本当にカッコいい。ぼくは自分を持っているひとが輝いて見えるから、『ウエポン』のように唯一無二を追求していきたいです。

前述と同じく、『ウエポン』が初めて発売された1986年当時のカタログビジュアル。

最後に『ウエポン』というモデル名に掛けて、自分の武器を聞いてみると、窪塚さんは迷うことなくこう答えます。

窪塚: 考え方、ですね。どんなひとも受け入れられて、否定せずに肯定できる考え方を持っていま す。それは俳優やモデルのお仕事においても、いい方向に繋がっているんです。

例えば、悪役を演じる時でも、自分がそれを受け入れるからこそ奥行きを追求できる。自分なりに考えながら、なんでも受け入れていると、表現する時に発想が広がっていくんです。もちろん自分に合わない考え方もあるけど、それを引っくるめて受け入れたほうがハッピーだし、悩まずに笑って乗り越えられるんです。

INFORMATION

コンバースインフォメーションセンター

TEL 0120-819-217
HP

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