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空気階段、水川かたまりのこだわり。
with niko and ...

空気階段、水川かたまりのこだわり。

当初は相方の陰に隠れていたけれど、その多才ぶりから活躍の場をひろげ続けるお笑いコンビ「空気階段」の水川かたまりさん。ときには主役でときには脇役、文化系であり体育会系、かわいくもありかっこよくもある…。いろんな表情を持つそんなかたまりさんのこだわりを、〈ニコアンド〉の初夏の服を通してうかがいました。

  • Photo_Hidetoshi Narita
  • Styling_Yoh U(TRON)
  • Hair&Make_Masaki Takada
  • Text_Keisuke Kimura
  • Edit_Naoya Tsuneshige

舐められてるくらいが心地いい。

ーかたまりさんは〈ニコアンド〉のことはご存知でしたか?

かたまり:もちろんです。そういえば、一回ラジオのリスナーから原宿の〈ニコアンド〉でぼくを見たっていう手紙が届いたこともありましたね。結局、ぼくではなかったんですけど…。

ー本日、いろいろ着用いただきましたが、かたまりさん自身のプライベートと通ずる部分はありますか?

かたまり:全然ありますね。それこそ、主張があまりないのが多いですし。パンツなんかはどれも涼しいし、これからの季節はめちゃくちゃ良さそうです。ただタンクトップとかサングラスとかは、いつもと違う自分って感じです。

ー主張がないものが好きということですが、その理由をお聞きしたいです。

かたまり:「周りに溶け込みたい」っていう思いかもしれないですね。矢面に立ちすぎると、なんだか緊張しちゃうんで。溶け込んでいるところから何かするほうがラクなんです。芸人になって、よりその思いが強くなったところもあります。

ーメガネを外した姿を初めて見させていただきましたが、印象が全然違いました。とても力強くて。

かたまり:昔は、視界をぼやけさせるために裸眼で舞台に立っていたんです。だけど、それだとカンペが見えないから、あるときからかけはじめたんです。そこから劇場でもウケがよくなったんですよね。ちょうどいい小物感が出るんだと思います。

ー小物感ですか?

かたまり:そうです。ちょっと舐められる感じ。そのほうがぼくにとって居心地がいいですし、後輩とかも、舐めた態度とってくるやつのほうが好きですね。

ー小物感を演出するための服でもあると。

かたまり:かもしれないですね。だから、サングラスをかけると怖く見えちゃうから、普段もかけないんです。

〈ニコアンド〉Tシャツ ¥4,950なかに着たTシャツ ¥4,950パンツ ¥6,930サンダル ¥5,940、その他スタイリスト私物

ーちなみに、本日着用いただいたなかで、一番好きなのはどのスタイリングでしたか?

かたまり:短パンのスタイリングは新鮮でした。それこそ普段とは真逆でしたね。ほかは色味もデザインも、普段の感じでした。あと気のせいかもしれないですけど、古着っぽいものが多かったような気がするんですが。

ーその通りで、今夏の〈ニコアンド〉のアイテムは古着からインスパイアされたものが多いんです。

かたまり:ですよね。とくにTシャツやシャツなんかは、ぼくがイメージしていた〈ニコアンド〉とはちょっと違いました。着心地もよかったですしね。ぼくの言葉に説得力があるかわからないですけど、本当によかったです。

ー本日はお忙しいなかありがとうございました。最後に、直近の目標などがあれば、お聞かせください。

かたまり:流行語大賞をとるっていうのを掲げていて。ぼくのギャグに「最高!最高!」って叫ぶギャグがあるんですけど、それで受賞したいんですよね。セルティック(スコットランドのプロサッカーチーム)の古橋選手がゴールパフォーマンスでそのギャグをやってくれているおかげで、スコットランドでは日本よりも流行りはじめているっぽいので、逆輸入とかで、どうにかなんないですかね。

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