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セットインとウェイク。札幌の「空き地」に現れた、3日間限りのプレースペース。
Setinn Crossing Party

セットインとウェイク。札幌の「空き地」に現れた、3日間限りのプレースペース。

「札幌にある『空き地』っていうフリースペースで、『ウェイク(WAKE.)』とイベントをやりますよ」。そんな報せが、今年2月にデビューした〈セットイン(Setinn)〉のディレクター・新井伸吾さんから届いたのが5月のこと。ローンチされたばかりの新鋭ブランドが早くもリアルイベント? それも札幌で? そして「空き地」って?? 頭に浮かんだクエスチョンマークを回収すべく、フイナム取材班が向かったのは札幌の狸小路。会場に着くと目に飛び込んできたのは、オープンを待ちわびる人々の長蛇の列と、街中にドカンと設置されたコートでした。

モノとコトが織りなす特別な空間。

そしてイベントが始まると、この日のために仕込まれたアイテムたちはあっという間にソールドアウト。朝から4時間近く並んだという男性に話を聞くと、「『ウェイク』のコラボアイテムは欠かさず購入しています。常にフレッシュな情報を教えてくれるセレクトショップで、札幌の服好きにとっては特別な存在。それに、今回は物販以外のコンテンツもあるみたいなので、それも楽しみにしていました」とのこと。

そう彼が話すように、会場の中央に目を向けると、ラケットスポーツを楽しむ人々の姿が。

「元テニス部なんです」と久しぶりにボールを打つ感覚を思い出す若者がいれば、子供に優しくボールをパスする父親もいて、初めて握るラケットに戸惑いながらもはにかむキッズもいる。それを楽しそうに見つめる、また別のファミリーの姿も。狸小路という立地がゆえの客層の広さ、そして見ているとやりたくなるような、アクティビティならではの連鎖が感じられる瞬間でした。

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Setinn

Instagram:@setinn_official

WAKE.

Instagram:@wake.sapporo

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