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FEATURE
あってもなくてもいいけど、あるとなんかいい小物12選。
MONTHLY JOURNAL Jun. vol.1 ACCESSORY IS NECESSARY

あってもなくてもいいけど、あるとなんかいい小物12選。

ウエストポーチに伊達メガネ、そしてベルト、スカーフ。あってもなくても困らないけれど、あったほうが収まりがよくて、ちょっと奥行きが出て、“なんかいい”。そんなファッション小物がフイナムは好きです。しかしこれが、なかなかどうして奥が深い。普通に服を選ぶよりも相対的に考えなきゃいけないし、正解の方程式もない。でも、そういうものにこそ着用者の個性が透けて見えたりするものです。ということで、ここでは編集部の独断と偏見で選んだ“あってもなくてもいいけどあるとなんかいい小物”を12点、着用例とともにご紹介します。

WAIST POUCH
ウエストにポーチを。

フェスやアウトドアで使うもの、おじいちゃんが付ける “いなたい” もの…いろいろイメージはあるけれど、結局は使い方と合わせるもの次第。着用者の腕が試されるからこそトライしたいし、ファッションのおもしろさはそこにあります。珠玉の3点をどうぞ。
※本企画ではウエストバッグ、ヒップバッグなどを総称してウエストポーチと呼称します。

CAYL
ケイルの「ファニーパックグリッド」

ギアとしてのバッグ。
バックパックやメッセンジャーは使いやすいけれど、もっとアクティブなひとはウエストポーチを選ぶ。その名の通り、腰元に付けるから安定するうえにモノを取り出しやすく、上半身が完全に空きます。さらにギアとしてのスペックを求めるなら、いまは韓国発の〈ケイル〉が最適解。申し分のない機能性がありながら、素材、色、フォルムどれをとっても気が効いていて、ファッションの文脈にだって通用します。ただ、都会での着用を想定するなら、機能服ではトゥーマッチ。行儀のいいスラックスやTシャツでバランスを取りたいところです。重心が腰にくるから、極力服はシンプルにまとめるのが賢い。

¥19,800
ナイスタイム マウンテン ギャラリー
haveanicetime.jp

Caledoor
カレドアーの「ランブリングバッグ」

付け方、遊び方いろいろ。
ゲームシャツは観戦着にとどまらず、街着としても優秀。そんな機能とデザイン性に長けたアイテムは、ウエストポーチとの相性がバツグンです。〈カレドアー〉はイギリスのランブリング(歩く)カルチャーをもとに服づくりをするブランド。だから歩く上で必要な要素が多分に詰まっています。大人の遊び心を入れるなら、チノショーツでカジュアルにしつつ、ヘルシーなオレンジを差すのなんてどうでしょう。さらにゲームシャツで応援しているチームをアピールするように、ピンズで好きなカルチャーを表現するのがツウの使い方です。ちなみにこのバッグの付け方は4通りだそう。サッカーだって相撲だって、どんなスポーツもいろいろ手札があったほうがいいに決まってますよね。

¥34,100
カレドアー
caledoor.jp

PLATFORM
プラットフォルムの「スペアポケット」

仕上げのイエロー。
ウエストポーチの役割はいろいろあるけれど、アクセサリー的にアクセントを加えるのもひとつの手。素材違いのグレートーンで揃えたコーディネートも、ウエストポーチが1点入るだけで全アイテムの存在感が際立ちます。イエローが鮮やかなこちらは宮城県のガレージギアメーカー〈プラットフォルム〉によるもの。大きい小さいが正義ではなく、必要最低限のモノを入れられるよう、やや小振りなサイズ感に。素材はヨットの帆から生まれた、強靭な3層構造のX-PAC。もちろん付ける位置だって大事で、真ん中からすこしずらすのがいい。淡白な印象にならず、都会的なムードがぐっと出てきます。

¥6,380
PLATFORM
Instagram:@platformpacks

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