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Shopping Addict 2024 Jun. 〜編集部員のお気に入り〜 前編
Shopping Addict.

Shopping Addict 2024 Jun.
〜編集部員のお気に入り〜 前編

とうとう蒸し暑い日がやって参ります。まあそううなだれずに、暑い夏しか楽しめないこともたくさんあります。この際レインウェアやTシャツでも新調して、気分を上げていきましょう!どうぞ、編集部員のセレクトを参考までに。

石井陽介
山本博史
村松諒
鈴木悠介
脇山修平
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01 20
石井陽介

最後の頂。

ディジュリドゥ・アーティストGOMAさんのステージがとにかく素晴らしかった。魂を削りながら一音一音を吐き出しているような、熱い思いがビシバシ伝わってきて涙が止まらなかった。そして踊りまくった。FISHMANSと共演したLONG SEASONも気持ち良かったなあ。最後の頂、いいもの観させてもらいました。最大限の感謝とリスペクトを込めて。

DAIWA PIER39

ダイワピア 39のボーダーTシャツ

夏のボーダーはじめました。

夏になるとついついボーダーTに手を伸ばしたくなるのはなぜなんでしょう? 配色はもちろん、強い日差しに映える明るく爽やかで気持ちのいいやつ。ビーチパンツに合いそうなカラッとしたやつ。ネックは丸首で、白色だったらなおベターです。今年のイチオシは断然〈ダイワピア 39〉。ボーダーT最大のキモであるピッチ幅が絶妙なうえ、色味がとにかく秀逸。なかでも気に入ったのがご覧のグリーンを基調とした2枚。色出しがキレイでグッときました。マルチボーダーは差し色のブルーがレトロサーフの雰囲気を醸してて好みだし、太幅の方は太過ぎず細過ぎずのちょうどいいところに留めたピッチ幅がとにかくツボです。どちらも素材はポリエステル100%だから速乾性バツグンなので、これからの時期にもうってつけ。裾にもうけたドローコードにより、ニュアンスをつけてスタイリングできるのもうれしいですね。
各¥13,200

グローブライド
0120-506-204
daiwapier39.jp

ASICS

アシックスのゲルニンバス 10.1

アシックスが好きな理由。

昔から〈アシックス〉が好きです。好きな理由は単純明快で、サイドにあしらった同ブランドのアイコン、アシックスストライプ(通称:メキシコライン)が、実家の家紋である井桁紋にどことなく似ているから。「血液レベルで好き」といえば大袈裟かもしれませんが、気づけば無意識に手に取ってしまうブランドであることは間違いありません。さて、写真はこのほどリリースされた新作「ゲルニンバス 10.1」。左右非対称のデザインや、オープンメッシュを採用したアッパーが特徴の1足。早耳の人はすでにご存知かもしれませんが、先のパリ ファッションウィークで話題になった、パリ限定販売〈ダブレット〉コラボのベースモデルでもあります。ほかのブランドではなかなか見られない鮮やかなカラーウェイや大胆な切り替えは、簡素になりがちな夏の装いに彩りと驚きを与えてくれるはず。しかもそれが〈アシックス〉なら、個人的には◎なのです。
¥20,900(日本では7月末発売)

アシックス
www.asics.com/jp/ja-jp/

TEMBEA

テンベアの自転車向けバッグ

マイバイクにジャストフィット。

こんなに街に自転車が溢れているのに、自転車向けのグッズでいい感じのものって少ないですよね。しかもそのほとんどが専業ブランドで、いつものファッション感覚で選べるものがほんとにない。同じような悩みを持つ自転車乗りの方、多いのではないでしょうか。そんな方に朗報です。あの〈テンベア〉から、自転車向けのバッグ類がリリースされています。ロールトップトートはサイドにベルクロが付いているので、自転車の前カゴに固定することができます。もうひとつの小さい方は、ベルクロでステムに固定するステムバッグ。ナイロン素材のスポーティなステムバッグが多いなか、こちらは〈テンベア〉らしくキャンバス素材を使用しています。こうしたクラシカルなデザインのステムバッグを長年探していたので、ようやく見つけたという感じ。使い込んでクタッとしてきたら、それはそれで味わい深くてよさそう。自分が乗っている自転車にも似合いそうだし!
(左)ロールトップトート フォー 137 ¥27,500、(右)ステムバッグ ¥14,850

テンベア トウキョウ
03-3405-5278

Paraboot

パラブーツのアテネ

つっかけ感覚で。

前回のショッピングアディクトでも書いた通り夏はもっぱらクロッグサンダルを履いているわけですが、もう少し上品な1足も欲しいと目をつけたのが、〈パラブーツ〉の新作「アテネ」でした。甲を覆った踵なしサンダルという点ではクロッグと同じですが、こちらはミュール。クロッグほどボリュームはなくすっきりとした印象で、アッパーには艶やかなスエードがあしらわれて上品な佇まいに。特に写真の「VEL EDEN」と名付けられた深いグリーンが好みです。アイテム単体で見るとお利口そうな1足ですが、個人的にはあくまでラフに、ツッカケ感覚で履いてやりたいなあと。ダックやヘリンボーンなんかのハード素材のパンツをあえて合わせてコントラストを楽しみたい。クロッグに飽きたときの味変に、夏の下駄箱に常備しておきたい1足です。
¥52,800

パラブーツ 青山店
03-5766-6688
paraboot.shop

山本博史

野沢温泉。

性懲りもなく今年も出ます、「The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉」に。もう何年連続で出ているんだろう。もはや毎年の恒例行事になっているな。65キロ、意外と長いんだよなあ。スタート前の太鼓の音色が今から楽しみです。

ARC’TERYX

アークテリクスのシューズ

あらゆる山行にフィットします。

トレイルランニングでは、コースの特性に合わせてシューズを選ぶことがあります。それだけシューズによって特性も異なるし、その日のフィールドにフィットした1足を選ぶのもまた、トレイルランニングの醍醐味の1つと言えます。そんななか〈アークテリクス〉からリリースされたシューズが、こちらの「シラン(SYLAN)」です。ポートランドに設立されたフットウェアデザインセンターが手がけたという本作では、アッパーには優れた耐摩耗性と軽量性、通気性を誇るMatryx®を採用。履き口部分からタンにかけてはニットを合わせ、伸縮性に優れた快適な履き心地を提供してくれます。ミッドソールは足が前に転がるようなロッカー形状となり、アウトソールには軽量性に富んだヴィブラム ライトベースをプラス。トレイルランニングに限らず、あらゆる山行にフィットする〈アークテリクス〉ならではのマウンテンランニングシューズ。新しい選択肢として、楽しみな存在です。
¥34,100

アークテリクス カスタマーサポートセンター / アメア スポーツ ジャパン
arcteryx.jp

MBT

MBTのサンダル

こう見えて2WAY仕様です。

世の中に厚底旋風が吹き荒れる以前から、コロンとボリューミーなシューズを展開し続けてきたスイスのメーカー〈MBT〉。「マサイ・ベアフット・テクノロジー」を略したブランド通り、マサイ族の美しい歩き方をモチーフにした体幹バランスを整える、カラダにうれしい機能が備わっています。そんな〈MBT〉のサイトを覗いていたら、ぼく好みなわらじ型サンダルがあるじゃないですか! 分厚いミッドソールの曲線的な美しさはそのまま、日本のラバーメーカー〈ブンタ〉の抗菌防臭仕様のフットベッドを採用。しかも組紐を甲に乗せれば、草履のようにスムーズな着脱を可能にしてくれるのも魅力的。機能を追求したからこそ紡ぎ出されたポテっとしたフォルムには、愛嬌さえも感じさせてくれます。夏の着こなしに快適な変化をもたらしてくれる注目のサンダル。ワードローブに加えておきたい1足です。
¥24,200

MBTオンラインショップ
mbtshop.jp

MILLET

ミレーのバックパック

ロゴ、変わりました。

そういえば〈ミレー〉のロゴが今年の3月から新しくなったのをご存知ですか? 創業は1921年。100年以上の歴史を誇るフランスの老舗が、約四半世紀ぶりのロゴの刷新。しかも、ロゴのみならずブランドカラーもフランスらしいブルーに選定し、「FOR THE UNKNOWN 〜未体験へ進むチカラ〜」というマニフェストも公表。これからの時代に向けて、ブランドとしての新しいスタンスを提示しています。そんな〈ミレー〉のフラッグシップであるトリロジーシリーズよりリリースされている「トリロジー スカイ 15+」にホワイトが仲間入り。ブラックダイニーマ®とストレッチダイニーマ®のハイブリッド構造に、BOA®を使ったフィッティングシステムに加え、アイスアックスやスキーのホルダーなど、あらゆる山岳アクティビティに対応したディテールが満載。そのすべてを使いこなすスキルはぼくには無いけれど、過酷な環境でこそ機能するプロダクトには自然と惹かれてしまいます。
¥37,950

ミレー
millet.jp

HERENESS

ヒアネスのTシャツ

夏こそ着たいウールTシャツ。

いつからか、いつでも走れる格好をするようになりました。意図的にファッションとの距離を置いてみるとシーンを俯瞰で見られるし、ファッション的なあざとさも無くなって自分なりのスタイルも楽しめる。しかも、思い立ったらすぐに走れて、機能も備えているので日常的には快適そのもの。とにかくいいこと尽くめなんですよね。とはいえお洒落心は捨てたくないので、常にファッションと機能のいい塩梅の品を探しています。そこでご紹介するのが、〈ヒアネス〉のドライウールTシャツです。ニュージーランド産のメリノウールに再生ポリエステルをブレンドし、ウールならではの優れた吸放湿性や肌触り、さらには速乾性や堅牢性もプラス。遊び心溢れる4つのカラーバリエーションにより、幅広い着こなしに対応してくれるのもうれしいポイント。日常からアクティビティまで、シーンを選ばず機能してくれるウールTシャツ。これからの季節に重宝しそうです。
各¥11,000

ヒアネス
hereness.jp

村松諒

インドへ。

約一週間の滞在はとても濃厚で刺激的でした。特に地方に行ってみて、社会のルールやインフラが整備されてないところを目の当たりにし、驚いたこともありました。インド滞在記は編集部のブログからどうぞ。

LAPIMA

ラピマのサングラス

唯一無二の造形美。

海外から新たなアイウェアブランドが日本上陸です。それは〈ラピマ〉。日本のちょうど真裏にあたるブラジルで2016年に産声を上げました。その特徴は彫が深い流れるようなフォルムで表現されるフレームのデザイン。モダンなオブジェを思わせるアイウェアの造形美は唯一無二といっていいでしょう。〈ラピマ〉のことは「グローブスペックス」の岡田哲哉さんから事前に話を聞いていて、今回ついにお目にかかることができました。このサングラスは一見ベーシックですが、ウェリントン型のフレームをデフォルメしたような形になっています。そこに持ってきたブラウンのレンズが見事に調和。カジュアルでありながらも落ち着いた雰囲気に仕上がっています。アイウェアの世界に新風を吹き込む〈ラピマ〉。これを機に覚えておいて損はないでしょう。
¥88,000

グローブスペックス ストア
03-5459-8377
www.globespecs.co.jp

SUNSPEL

サンスペルのTシャツ

夏の主役を選ぶなら。

間もなく季節は夏本番。ファッションの主役はTシャツです。これを大まかに分類するとプリントTと無地Tになると思うのですが、いまの自分は後者を選びたい気分。着心地のよいものを数枚揃えて、着回すくらいでいいかなと。そこでピックしたのは老舗〈サンスペル〉の「リラックスフィットTシャツ」です。こちら、ヘビーウェイトの生地を用い、ゆったりした身幅でつくられているので、アウター感覚で着られます。ネックラインをワイドにし、ヨレにくくしているところもポイント。ここが決まらないと、だらしなく見えますからね。そして、肌触りのよさはさすが〈サンスペル〉。上質なカリフォルニア産のスーピマコットンを使っているので非常に滑らかな質感です。薄っすらと光沢感を放つ生地なので品よく見えるところもいいなと。仕事で着ても違和感ないでしょう。
各¥16,720

サンスペル カスタマーサービス
050-3562-1860
www.sunspel.jp

WOOLRICH OUTDOOR LABEL

ウールリッチ アウトドアレーベルのショーツ

古きよきアメリカのムード。

〈ウールリッチ〉の優れた部分を抽出し、いまの時代にあった服づくりを行う〈ウールリッチ アウトドアレーベル〉。その商品のラインナップはどれを取ってもアメリカのムードがしっかり感じられるように出来ています。まさにこのショーツは好例のひとつといえるでしょう。割と太めなワイドシルエットで、かつてのワークウェアによくあったダブルニーのデザインと両サイドのハンマーループがあしらわれました。そして、この古着かと見紛う生地はコーデュラナイロンとコットンの混紡糸によるもので、耐久性に優れているのはもちろん、夏に嬉しいドライな肌触りです。まさにこれからの季節に活躍する一本ではないかと。気になる方はまず〈ウールリッチ アウトドアレーベル〉のオンラインストアでチェックを。
¥38,500

ウールリッチ アウトドアレーベル 代官山
03-6416-5196
www.woolrich.jp/outdoor

D.A.T.E.

デイトのスニーカー

リカバリー効果を期待できる一足。

異なるグレーを多用したカラー、風を切るようなサイドパネルのデザイン、そして靴全体の程よいボリューム感。いくつかある〈デイト〉の新作のなかでぼくが真っ先に目を付けたのは「SUPER NOVA 23」でした。念のため説明すると〈デイト〉はイタリア・フィレンツェ発のシューズブランド。数多のスニーカーが存在するファッションの世界のなかで、徐々に頭角を現しています。「SUPER NOVA 23」は昨年登場。ランニングシューズをモダンに解釈したデザインで、内側にはリカバリー効果のあるインソールを搭載しています。インソールは本作にも入っていて、実際に足を入れてみると、そのクッション性は独特。足裏を包み込むようにして支えるので、長時間履いても疲れが溜まりにくいと思います。大手スポーツメーカーのスニーカーもいいけど、この機会に〈デイト〉にご注目を!
¥33,000

ティースクエア プレスルーム
03-5770-7068
Instagram:@date_sneakers_jp

鈴木悠介

Epicly Latere’dを観返して。

私利私欲にまみれたクソな政治家なんかに投票したくない、という考えがあることを理解した上で、今回の東京都知事選の投票率がとても気になるところ。ひとつ思うのは、ジョン・カーディエルのドキュメンタリーにあるように、“賞賛を意識する段階を超えている人”が政治家になってほしいなと、きれいごとだけど思います。

CUP AND CONE

カップアンドコーンのパンツ

雑司ヶ谷へ足を運ぶ理由。

クローゼットにあるパンツの7割以上はスラックス。朝になにを履くか考えるのが面倒なので、ほかのバリエーションはあまりいらないと思っていましたが、4月に購入させてもらった〈カップアンドコーン〉のSolotexのタフタ素材でつくられたパンツは別。履きやすすぎてブラックとネイビーの2色をGETし、もう1本買っておけばよかったと後悔気味(現在は完売)だったので、ほかのモデルを購入させていただこうと、また雑司ヶ谷のお店にお邪魔させていただきました。依田さんにリリースされている各モデルについてのお話を聞き、今回は『Light Cotton Easy Pants』のブラックを購入。軽量なコットンウェザー素材で、ウエストはゴム&ドローコード+ベルトループ仕様、ゆったりとしたワタリ&ヒップから、裾に向かってのテーパードでシューズはなんでも合う感じ。ちなみに今夏リリース予定のサンプルも見せていただき、そちらも重箱の隅をつつくようなマニアックなこだわりが満載。夏ごろにリリースされるそうなので、タイミングで改めてお邪魔させてください。
¥12,980

カップアンドコーン
Instagram:@cupandcone_jp
cupandcone.jp

Frb & ZENI

Frb & ZENIのアルバム『Word Planet』

人柄を知っているからこそ的な。

人様のことをとやかく言える人間ではないですが、バーカン前やフロアでの立ち振る舞いがかっこいいなと思うことはあっても、音楽を曲だけですきかどうかを判断することは、聴く側にとってとても大切なこと。ただ、いっしょに呑んだり遊んだりすることで感じることがあるのも事実なので、なかなか難しいなというのが正直なところです。ラッパーのFrbこと風来坊は、終電くらいに合流して軽く呑んでからクラブへ行く流れで、不定期で遊んでもらう間柄。年齢はひとまわりほど下ですが、出会ったころからいつもしっかりしていて、とても勉強になる存在です。そんなFrbがZENIさんとリリースした『Word Planet』。全8曲入りで配信から聴けることができますが、CDもリリースされていたのでオンラインショップでGET。前述のように曲だけで判断することが大前提とはいえ、本人の人柄を知っているからこそ感じることもある作品でした。ぜひ音源を聴いてライブへ遊びに行っていただき、Frbと乾杯してから帰り道にまた『Word Planet』を聴いてもらえたら幸いです。
¥1,500

Frb
Instagram:@frbxcv

BAYONETS

バヨネッツのアルバム『GOOD OLD DAYS』

数年ぶりに発売日にCDショップへ。

サブスクが当たり前のいま、発売日にCDを買いに行くなんてはるか昔のような記憶ですが、久しぶりに仕事終わりに渋谷のタワレコへ。目的はBAYONETSのアルバム。今年20周年を迎えた「ブートストンプ レコード」よりリリースされた、1stアルバムの『GOOD OLD DAYS』です。CDが欲しいのはもちろん、3Fにサインとコメントカードが飾られていたのも気になったので、行かない理由はありません。おじさんがおじさんを、しかも4人のスキンヘッドの顔の寄り写真を楽しみに観に行くのはなんとも言えないところですが……。帰って早速聴かせてもらうと、オフィシャルリリースの“チンピラHARDCORE PUNKサウンド”の言葉通りな全10曲を収録。アートワークがだれか気になっていた中、クレジットを見るとあのLordz of BrooklynのMr.Kavesというのもすごすぎました。そしてYOKOHAMA CITY SKINHEADSの面々を中心に、坊主と刺青の男たちが半裸でぐちゃぐちゃになるBAYONETSのライブ。最新のライブ情報は6月29日(土)、西荻窪の「PIT BAR」です。
¥2,750

ブートストンプ レコード
bootstomp.shop

MASA Oi!Oi!
Instagram:@masaoioi

TAICHI YAMADA

山田太一の本『夕暮れの時間に』

便利さと豊かさは比例しない。

ZECS氏の展示でお邪魔した「スタックス ブックストア」。4月ぶりに本人に会えて作品もゆっくり拝見させていただきながら、もうひとつの楽しみだったのがお店の選書のラインナップ。神保町へ移転し、各出版社からの新書の取り扱いが一気に増え、インディペンデントな作品やZINEなどとのコントラストからは、“スタックスらしさ”を感じずにはいられません。そんな数ある中から購入させていただいたのが、こちらの『夕暮れの時間に』。山田太一さんは『岸辺のアルバム』と『生きるかなしみ』しか読んだことがなく、気になって手に取ると、“それめちゃくちゃおすすめですよ”とまるさんから教えてもらったので、読まない理由はありませんでした。内容は山田太一さんが70代に書いたエッセイをまとめたものが中心。ご自身が読んだ本について触れる4章で紹介されていた『小津ごのみ(中野翠)と『沢村貞子という人(山崎洋子』も気になり、読後に本屋で購入。『夕暮れの時間に』と2冊を読むと、便利さと豊かさは比例しないし、しなくていいなと思いました。
¥858

河出書房新社
Instagram:@kawadeshobo
www.kawade.co.jp

脇山修平

またかコロナか。

ここ数日ほとんど寝てました。3年ぶり2度目のコロナです。咳から始まり、なんだか頭が回らないし眠いぞと思ったら、高熱でした。そこからは寝っぱなしで記憶なし。いまだに予約しないと対応してもらえないのがツラかったです。

LUMIX

ルミックスのカメラとレンズ

小さな巨人。

「大きいことはいいことだ」なんてフレーズが昔のCMで生まれたらしいですが、実際いいこともあれば悪いこともある。たとえば、大きな家は広くていいけど、その分掃除が大変みたいな、なにかしらトレードオフだと思うのです。個人的には、小さいのに中身はすごいんです…!!っていうやつが好き。〈ルミックス〉が発売した新作ミラーレス一眼カメラ「DC-S9」は、それもあってタイプでした。だって、iPhone 15に厚みを持たせたぐらいのサイズ感なのに、APS-Cでなくフルサイズセンサーなんですから。センサーに限っては「大きいことはいいことだ」って思っています。データが重くなるのはしょうがない。しかも、本体のみで約403グラムと軽い。この軽量・コンパクトボディを活かすにはパンケーキレンズでしょと、選んだ「LUMIX S 26mm F8」がしっくりきます。ファインダーやグリップのないシンプルなデザインからは、とにかく気軽に持ち出してみてって雰囲気がして最高です。そしてなんだかんだ言って、いつか自分も大きな家に住めたら最高です。
本体 オープン価格、レンズ メーカー希望小売価格 ¥31,900

ルミックス・ムービーご相談窓口フリーダイヤル
0120-878-638(9:00〜18:00 月〜土曜、祝日・正月三が日を除く)
panasonic.jp/dc/

Swatch

スウォッチの腕時計

久しぶりのスウォッチ。

腕時計ってキャラが出ます。そして、誰もが何かしらのこだわりを持っていると思います。自分はと言うと、身長のわりに細腕なのであまり大きいのは似合わないし、かといって華奢で真面目な感じも違って、気軽な感じのものが好き。ここ最近、ふんわりと頭の中に〈スウォッチ〉が浮かんでいたら、店舗へ行く機会があり、久しぶりに買ったのが真ん中の「ONCE AGAIN」です。同じようで微妙にサイズが違うこの3本。41ミリが「TWICE AGAIN」、34ミリが「ONCE AGAIN」、25ミリが「SOMETHING NEW」と揃えていて、好みで選ぶことができます。この腕時計は、某高級時計と比較するなど、ソニア・パークさんがよく紹介していて、「アーツ&サイエンス」でも取り扱いがありました。必要な要素が全部あって、軽くて、とてもシンプル。遊びがあるようでないという不思議さが、とても心地よいのです。余談ですが、〈オメガ〉とのコラボにスヌーピーがいるモデルもめちゃくちゃ可愛かったです。
左から順に ¥12,650、¥8,800、¥8,800

スウォッチ
0570-004-007(10:00~17:00 土・日・祝休み)
www.swatch.com/ja-jp/

ORBIS Mr.

オルビス ミスターのスキンケア

さすが定番。

以前も書きましたが、花粉症でスギ・ハンノキ・シラカバ・イネという4種の花粉に反応します。年始から5月ぐらいまでは目の周りや肌が荒れまくっていたのですが、ようやくよくなってきました。それもあって、ここぞとばかりにいろいろなスキンケアを試しています。自分の場合は大当たりよりも、常にいい感じで使えそうなものを探していて、これはその候補のひとつで〈オルビス ミスター〉のもの。〈オルビス ミスター〉はシャンプーも使っていて、気になる欠点がなく、リピートしやすい価格設定など、使い続けやすい点が気に入っています。昨年リニューアルしたこのスキンケアシリーズも使ってみて思ったのは、まったく同じことでした。個人的にですが、なんだか心配不要な使い心地なのです。洗顔料・化粧水・乳液の基本の3ステップでまとめて安くなっていたり、詰替えを売っているのも嬉しい。旅行などにも便利なトライアルセットもあるので、まずはそちらでお試しを。
左から順に 洗顔料 ¥1,650、化粧水 ¥2,420、乳液 ¥2,420

オルビス
0120-010-010
www.orbis.co.jp

Vitamix

バイタミックス

スムージー天国。

子どものころから朝ごはんが苦手です。1時間くらいかかってました。でも、旅行なんかだとしっかり食べていた覚えがあります。あれ、なんでなんでしょうか…? いまはというと、親元を離れてからはコーヒーをハンドドリップして終わり、みたいな感じです。でも、つい最近スムージーをつくるようになって、いける口になりました。というのも、毎年夏バテするんです。今年こそはと考えた結果、浮かんだのがスムージーでした。これが本当にうまい。冷凍したバナナとブルーベリー、豆乳と牛乳をグワーっと掻き回し、ゴクリ。これだけでぬる〜い空気がスッキリします。〈バイタミックス〉のオールラウンドクッキングタイプの新たなエントリーモデルとして登場した「V1200i」なら、これできます。なんなら、みじん切りやおろし、ペーストに粉砕といった料理の下ごしらえから、お菓子づくりやパン生地の生成までできちゃいますって。
¥78,000

バイタミックス
www.vita-mix.jp

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