朝のいい時間、本気のルアーチョイス。
出船時間の朝5時30分でも気温は20度を超えるほど。緑が深まった周囲の山を眺めながら、ゆっくりとボートを走らせます。最初に向かったのは上流部。デカバスの実績があるポイントを目指しますが、どうやらこの日はトーナメントが開催されていて、ほかの釣り人も狙いは同じようです。
石井：強者たちが大会に参加しているみたいで、魚も警戒してそう。サイズを問わない釣果至上主義なので、とにかく釣れるようにワームを使います。
辻井：亀山湖はブルーギルが多いので、ここでも人気のギル型ワームをフリーリグで使ってみます。このワーム、相模湖でもよく釣れるんですよね。
平本：魚の居場所が全然わからないから、まずは早く探れるジャークベイトでサーチをしてみます。
小松：最近の亀山湖では、表層系ルアーとか虫系ワームで釣れているみたいなので、試してみます。
上流に到着したら、すでに先客が列をなして大混雑。岸際に小さいバスが泳いでいるので狙ってみますが、相手にされません。こりゃあ敵わん、別のポイントを目指します。まあ、まだ魚の活性が高い朝まずめ、期待度は高いまま。
軽く汗ばむほどに暑くなってきたけど、あいかわらず小さいバスは浅瀬を気持ちよさそうに泳いでいます。ボートを流しながら、岸際を探るメンバーたち。
辻井：ビッグベイトが好きだから投げてみたけど、感触はなし。絶対にカバーに潜んでいると思うから、カバー打ちに徹します。
吉嗣：見えバスがちょっとだけルアーを追いかけてくるけど、食い気がないですね。でも、久しぶりのボートは最高に気持ちいい。海で船に乗るのと全然違って、山の景色に癒されています。
石井：ストレートワームやシャッドテールをノーシンカーで投げていて。この前の八丈島で使った5mくらいある磯竿より、バスロッドは繊細な動きが手元に届くと改めて実感しています。
平本：さっきと変わらず巻物で様子を見ながら、ところどころでビッグベイトを。大会に参加しているひとたちは軽めのルアーを投げているみたいなので、逆に誰も投げていないルアーで反応を見てみます。
小松：フロッグを投げてみたり、虫系ワームを落としてみたり。とにかく釣って、新しく買ったブラックレーベルのスピニングロッドに入魂したいです。
