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だから、プーマ パレルモ。
FOR ALL GEEKS vol.1

だから、プーマ パレルモ。

1970年代後半、サッカースタジアムの立見席(テラス)に通う、熱狂的なフットボールファンのスポーツウエアを取り入れた着こなしは“テラススタイル”と呼ばれ、ヨーロッパ中に普及しました。その足元に支持されたのが〈プーマ(PUMA)〉の「パレルモ」です。そんな名作にヴィンテージ加工を施した「パレルモ ヴィンテージ」が登場します。このモデルは、熱狂的なフットボールファンのように“強いこだわりを持ち、それに誇りを持って楽しんでいる人”、つまりギークなひとこそ履くべき1足。今回フォーカスする俳優の戸塚純貴さんは、ずっとゴルフに夢中になっているそうです。そんなゴルフと「パレルモ ヴィンテージ」の魅力を紐解いていきます。

  • Photo_Kento Mori
  • Styling_So Matsukawa
  • Hair_Miho Emori
  • Make_Chihiro yamada
  • Text_Shogo Komatsu
  • Edit_Seiya Kato
  • Assistant_Amane Yasuda

ゴルフと芝居の関係性。

―撮影では、紙コップに向かってパターを打ってもらったら1発で当てましたね! やっぱりパターが1番緊張しますか?

そうなんですよ。ドライバーで200ヤード以上飛ばすのも、パターで数十センチ打つのも、同じ1打ですから。それくらい大事な1打です。

―そもそも、ゴルフを始めたきっかけを教えてください。

生瀬勝久さんとご一緒したドラマで、刑事のバディ役だったんですよ。生瀬さんはゴルフ好きで「戸塚もゴルフやろうよ」って誘ってくださいました。「いいですね」なんて軽い気持ちで言っていたら、誕生日におさがりのクラブをプレゼントしてくれたんですよ。

―それからハマったと。

最初はハマんなかったらどうしようって思っていましたけど、まんまと魅了されちゃいましたよ。

―いろんな要素があると思いますが、どんなところにハマりましたか?

うまくいかないから、だと思います。あと、研究もすごく必要。もちろん感覚的な部分もありますけど、ゴルフはロジカルに考えるスポーツなんですよ。野球とゴルフって、ボールを打つところは同じじゃないですか。野球は打つことをバッティング、ようは衝突という。動いているボールを打つから、バッティングっていうらしくて。でもゴルフはスイングという。きれいなスイングの延長線にボールがあるからきれいに飛んでいくっていうロジックがあると聞いて、なるほど素敵だなと思いました。

―練習だけではなく、ロジカルに考える必要があるんですね。

いかにいいスイングをできるか、ボールに効率よく力を加えるにはどうするか、それを知りたくて関節の本とか読みましたもん。腕の関節はここまで動くとか、ここの動きで反転するとか。誰かを演じる役者の仕事も、研究したり突き詰めたり、集中することが多くて、ゴルフと似ていると思う。そして、本番でうまくいかないのもゴルフと一緒(笑)。

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