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キーンと過ごすフジロックお気に入りの場所。
FRF Favorite Space with KEEN

キーンと過ごすフジロックお気に入りの場所。

フジロックの楽しみはライブパフォーマンスだけではありません。広大な自然を満喫しながら自由気ままに過ごせるというのも、大きな魅力のひとつです。そこで今回は、フジロックに遊びに来た3人に“私のフジロックお気に入りの場所”を聞いてまわりました。川で涼みながらかき氷を食べたり、芝生の上でビールを飲みながらチルしたり、子供たちの元気な声に癒されたり。みんなのとっておきの場所を、〈キーン〉のシューズと共にお届けします。

FRF Favorite Space_PYRAMID GARDEN ピースなバイブスが流れる、スロウな空間。

PROFILE

甲斐一彦 / バンブーシュート ディレクター

古着屋を経て1998年に「バンブーシュート」を中目黒にオープン。国内外の良質なアウトドアブランドをセレクトするほか、現在は自社ブランドの企画にも力を入れている。豊富な経験と知識から、アウトドアスタイルのご意見番としても知られる。
Instagram:@kazuhikokai

―フジロックは何年から来てますか?

苗場に移ってからなので1999年? 20回ぐらいですかね。

―ほかのフェスに比べてフジロックならではの魅力はなんでしょう?

なんでも揃っているというか、必ず楽しめるというか。ブースもオーガニックなところとか、お祭りっぽいところとか、突然、サーカスとかやってたり、子供たちが遊べる場所もあって、川遊びもできる。ステージも幅広いジャンルのアーティストが集まっていて、大人から子供までみんなが楽しめる。さすが、規模の大きいフェスならではですよね。

―確かにフジロックはバランスがいいですよね。ディープなところはキープしつつ、マスに向けたコンテンツも豊富ですし。甲斐さんがフジロックに来はじめた1999年ごろと変わったところはありますか?

良いところはそのままに、悪いところはすべて改善されて過ごしやすくなった。例えるなら野外のディズニーランドって感じですかね。働いているスタッフの方々も本当に素晴らしいと思います。

―フジロックはクリーンで過ごしやすいですよね。ライブ以外の楽しみも豊富です。

昔は海外のいろんなバンドが来日して、海外のフェスの雰囲気を日本で味わえるとか、とにかくライブを見るのが目的でしたけど、それ以外の楽しみが増えましたね。良い意味で進化しているのがフジロック。贅沢なフェスですよね。

PYRAMID GARDEN
キャンドルアーティストのCandle JUNEさんがプロデュースする芝生のキャンプサイト。ゆったりとした時が流れる和み空間で、ステージのほか、オーガニックな食材を中心に提供するカフェやアウトドア系の物販ブースが並ぶ。

―さて、今回はフジロックお気に入りの場所として「ピラミッドガーデン」を選んでいただきました。どんなところに惹かれますか?

このゆったりした感じですかね。それとここは若い人も多いですしね。自分たち世代とは違うフェスの楽しみ方を知っている人が多い印象があるかな。グリーンやホワイトって、ある程度フジロック慣れしている人が多いけど、ここはそんな感じもなくて。ゆったりしていて、いい空間。

―規模感もいいですよね。こじんまりとした空間の中に、ステージのほか、飲食や物販もあって全部揃ってる。

そうですね。窮屈じゃないし、いる人が平和ですよね。フジロックの中でも珍しい場所じゃないですかね。みんなそれ聞いたらここに集まっちゃいそうですけど(笑)。ここはバランスが取れていて過ごしやすいですよね。

―今日は〈キーン〉のピレニーズを履いていますね。野外フェスのシューズに求めるものは何かありますか?

前提として歩きやすく丈夫であること。あとは防水といった機能性はもちろんのこと、シューズ自体のデザインとか。〈キーン〉だったら、大概、どのモデルでも大丈夫だと思います(笑)。あと、カラーリングも豊富で毎年すごく重宝しています。

―このピレニーズは甲斐さんがカラーリングを手がけたと聞きました。

これは「リーブ ノー トレイス(Leave No Trace)」という、環境に対するインパクトを最小限にアウトドアを楽しむための環境倫理行プログラムを広げる活動をしている団体と〈キーン〉がコラボしたモデルで、自分がカラーリングを担当しました。 土の色をベースに、差し色に緑を使っています。茶色は、いままでありそうでなかった色を狙っていて、自然を想起させるような配色を意識しました。

KEEN × Leave No Trace ピレニーズ ¥25,300
クラシカルなヨーロピアンスタイルのオールレザーハイキングシューズ。本作は特定非営利活動法人「Leave No Trace」の別注カラーで、ヒールカウンターにはロゴが刻印される。商品の売上の一部が寄付され、Leave No Traceの活動に活かされる。

―どことなく90年代っぽい配色ですね。そして確かに自然を思い出せます。

そうですね。当時よく見かけた、アウトドアのスニーカーというかブーツというか。あの時代の代表的なカラーリングをテーマに考えてみました。あと、このモデルは撥水性のあるスウェードを使用しています。

―最後に、楽しみにしているステージをお聞かせください。

なんだろうなあ。観たいバンド、いっぱいありますよね。ヘブンでやるオールマンの息子さんたちがやっているオールマン・ベッツ・バンド、ホワイトのキム・ゴードン、グリーンのノエルも観たいですね。ただ全部時間が集中しちゃってるんですよね(笑)。

久しぶりにステージをハシゴするのも面白いかも。今年は欲張っていっぱい観ようかな。

INFORMATION

KEEN

Instagram:@keen_japan
www.keenfootwear.jp

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