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だから、プーマ パレルモ。
FOR ALL GEEKS vol.2

だから、プーマ パレルモ。

1970年代後半、サッカースタジアムの立見席(テラス)に通う、熱狂的なフットボールファンのスポーツウエアを取り入れた着こなしは“テラススタイル”と呼ばれ、ヨーロッパ中に普及しました。その足元に支持されたのが〈プーマ(PUMA)〉の「パレルモ」です。そんな名作にヴィンテージ加工を施した「パレルモ ヴィンテージ」が登場します。このモデルは、熱狂的なフットボールファンのように“強いこだわりを持ち、それに誇りを持って楽しんでいる人”、つまりギークなひとこそ履くべき1足。気になるあのひとたちが偏愛しているものと「パレルモ ヴィンテージ」の魅力をお届けします。

  • Photo_Kento Mori
  • Styling_So Matsukawa
  • Hair_Miho Emori
  • Make_Chihiro yamada
  • Text_Shogo Komatsu
  • Edit_Seiya Kato
  • Assistant_Amane Yasuda

I am a SKATEBOARD GEEK

PROFILE

戸倉万汰廊

小学2年生からスケートボードを始め、2017年に上京。現在はスケートボードとファッションを掛け合わせたセレクトショップ「MORTAR TOKYO」で働く。〈PUMA SKATEBOARDING〉に所属し、7月にリリースされた2本目のビデオ『Ivy』にも出演する。
Instagram:@mantalow_

スケーターの象徴を目指して。

―シューズを選ぶ際のポイントはありますか?

フォルムは、ゴツいかスマートか、そのどちらか。パンツのシルエットと合わせて選んでいますね。正直、あまりおしゃれに気を遣わないタイプで、服は無地ばかりなんですよ。だからシューズは目立っていると思います。

―「パレルモ ヴィンテージ」を履いてみて、いかがでしたか?

日本人の足にも合うフォルムで履きやすかったです。ヨーロッパのブランドのシューズって、細いフォルムが多いじゃないですか。でも〈プーマ〉は、幅が広くて履きやすいんですよね。

―スケボーをする際に意識していることはありますか?

日々違うことをする。言い切っちゃえば、できることはやらない。新しいことに挑戦してみると、新しい自分も見えてきますからね。でも、できるトリックって言っても、完璧なメイクはないんですよ。スケボーを極めた人間は、まだ誰もいないと思うんです。

―スケボーのおもしろいところをひとつあげるなら?

例えばサッカーだったら、走ってボールを蹴るとか、身体的能力や技術を中心に競うじゃないですか。でも、スケボーにはトリックのできる、できないって価値観があります。そして、それぞれにかっこよさがあるんです。スピードを出してトリックをする、高く跳ぶ、危険なことやテクニカルなことをする、っていろいろあるのがおもしろいかな。

―スケボーの理想像はありますか?

できないことを追い求めていく美学があるから、大半のスケーターは納得してないんです。だから、スケーターの象徴になりたいですね。このひとの映像を観れば、とりあえずすべてが分かる、みたいな。個々にスタイルがありますけどね。もの越えとか、レールとかアールとか。まずは、そのなかのひとつの象徴になれたらいいなと思います。

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