FEATURE | TIE UP
LEO・藤井萩花、タイメックスと刻む夫婦の時間。-前編:LEO-
Only time will tell.

LEO・藤井萩花、タイメックスと刻む夫婦の時間。
-前編:LEO-

ミリタリーウォッチを起源に持つ、アメリカの老舗腕時計メーカー〈タイメックス〉。実用性重視のデザインと機能性により、長い間人気アイテムとして、多くの人とともに時間を刻み続けています。時間は人々に等しく流れるけど、その過ごし方はさまざま。今回は、そんな時間を密に共有する“夫婦”に焦点を当ててみました。登場するのは、LEO&藤井萩花夫妻。ともにアーティストとして活躍する二人にとって時間とは? 前編はLEOさん、後編では藤井萩花さんにそれぞれ語ってもらいました。

  • Photo_Hiroaki Sugawara
  • Styling_RIKU OSHIMA
  • Hair & Make Up_Taro Yoshida(W)
  • Text_Hisamoto Chikaraishi(S/T/D/Y)
  • Edit_Naoya Tsuneshige

寿命が尽きるまで「おはよう」を言い合いたい。

─お二人とも仕事や子育てと多忙な日々を過ごしています。現在〈タイメックス〉は、「スマホやSNSなどから離れ、充実した自分のための時間をつくる」という「アナログライフ」を推奨しています。最近「アナログライフ」を実践したことは?

LEO: 先日、初めて行った沖縄への家族旅行がまさにそんな感じでしたね。萩花さんがいきなり「明日から行くから」って(笑)。その前に、萩花さんとシカゴで開かれた音楽フェスの「ロラパルーザ」に行ってきて、子供に会わなかった寂しさからなのか……。

萩花: 「夏休みっぽいことやろう!」と急に思い立ちまして(笑)。

LEO: ちょうど俺の予定が空いていた三日間に合わせて、萩花さんがすぐに航空券とホテルを取ってくれて。正直、自分の中で海やプールで遊ぶ楽しさっていまいちピンとこなくて、今までバカンスというものをやったことがなかったし、それに子供は飛行機が初めてだし、不安ではあったんです。

まあ、実際大暴れして移動はちょっと大変だったけど(笑)、四人で初めてプールに行って、子供たちに泳ぎを教えて、思いっきり遊んで、あっという間。

LEO: 携帯やテレビを見ることなく、四人で風景を見ているだけでずっと楽しくて。限られた時間の中の楽園を体験して、ちゃんと家族で休むことに集中することの大切さを知りました。

萩花: みんなで旅行に行くことが初めてだったから、家族で楽しむことにより夢中になれたよね。

LEO: 仕事や育児をしている以上、完全に時間を忘れたり自分だけの時間をつくったりすることは難しいけど、沖縄旅行はすばらしい経験になった。「子供が楽しんでるから、自分も楽しまなきゃ」っていう親のエゴ抜きで、フツーに子供も楽しくて、俺ら親も楽しいっていう感覚が初めてだった。「最高! 癒し!」って叫んじゃうくらい(笑)。

─素敵な時間の過ごし方ですね。

LEO: 最初は面倒かもしれないけど、少し行動に移すだけで、実は人生においても忘れられない時間がつくれるということが、改めてわかった。そういえば、自分も親やおじいちゃん、おばあちゃんにどこかに連れて行ってもらった楽しい記憶があるなって思い出したりして。こういう思い出って、大人になっても大事ですよね。

俺の夢は、バンドとともに家族で世界の国々に行くこと。音楽ももっと頑張らないといけないし子供も小さいし、まだまだ無理かなって思っていたけど、この沖縄旅行をきっかけに、「やっぱりこの夢を叶えたいな」って強く思えた。沖縄が夢への第一歩になったね。

萩花: よかった。弾丸で行った甲斐があった!

─今回、二つの時計を選んでいただきまして、ひとつは「アイアンマン®」です。旅行のようなアクティビティにも着けられるという理由があったり?

LEO: そうですね。防水やアラームといったシンプルだけど便利な機能がいい。子供と遊ぶときは傷ついてもいいようにカジュアルにつけられるタフな腕時計がベスト。沖縄旅行やロラパルーザみたいなフェスにもつけていけたね。普段、子供の送り迎えが俺のミッションなので、アラームもかなり使える。自分はスマホの充電ができないタイプでよく電源が切れてるから、腕時計はかなり使える(笑)。

─合わせていただいた服との相性は?

LEO: ロカビリーの要素を入れたスタイルにしてみたけど、すごく合いますね。かっちりした格好の中で、腕時計がいい感じに遊びになってる。

─もう一つは「Qタイメックス」を選んでいただきました。

LEO: これは俺の中でジャズマンをイメージ。フランク・シナトラっぽい。ライブできているスーツに合わせてみて、思った通り雰囲気がぴったり。ステージでつけてる姿が想像できますね。

─こちらの着こなしのポイントは?

LEO: ドラマ『地面師たち』のハリソン山中みたいなウエスタンブーツ。もともと好きで履いているんですけどね(笑)。〈タイメックス〉の時計を、(ビル・)クリントンさんや(ジョージ・W・)ブッシュさんもつけていたという話を聞いて、歴代大統領が履いていた〈ルケーシー〉というアメリカのブランドのウエスタンブーツを合わせました。アメリカの音楽に影響を受けてきた俺としては、こういう合わせ方で自分らしさを出せるかなって。

─スーツとブーツの合わせに時計が際立っています。最後に、これからの人生で萩花さんと、どんな時間を過ごしたいですか?

LEO: シンプルに「おはよう」と「行ってきます」を言い続けたいな。毎朝、子供たちに朝ごはんを食べさせて、自転車で保育園に送るんだけど、萩花さんが自転車乗り場まで出てきて、見送ってくれるんです。

そのとき、「一緒に朝食を食べられる」「『おはよう』『行ってきます』を言える」ことが、家族の権利なんだよなって思う。例えば、あと15年くらい経って、彼女ができたり、一人暮らしを始めたりするだろうから、何回「おはよう」「行ってきます」って言い合えるか。

萩花: やだー、考えただけで寂しい!

LEO: 俺たちの寿命が尽きるまで、あと何回言えるかわかんないけど、その時間は大切にしたいですね。

CREDIT

〈ワコマリア〉ジャケット ¥94,600、シャツ ¥41,800、トラウザー ¥49,500、ハット ¥66,000(PARADISE TOKYO 03-5708-5277)、〈ワカンシルバースミス〉ネックレス ¥17,600、ブレスレット ¥176,000(info@wakansilversmith.jp)その他シューズ、リング 本人私物

〈ワコマリア〉シャツ ¥33,000、トラウザー ¥50,600(PARADISE TOKYO 03-5708-5277)、〈ワカンシルバースミス〉ネックレス ¥16,500、ブレスレット ¥176,000(info@wakansilversmith.jp)その他リング 本人私物、シューズ スタイリスト私物

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