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マグロとカツオに想いを馳せて。フイナム フィッシング クラブが相模湾を駆け巡る。
Chasing the dream

マグロとカツオに想いを馳せて。フイナム フィッシング クラブが相模湾を駆け巡る。

ブラックバスを筆頭に、さまざまな魚種を釣ってきたフイナム フィッシング クラブ。ルアーやエサを駆使して水中の別世界に棲む魚とやりとりをするのは、ロマンに満ち溢れています。どんな釣りでも楽しいもんですが、さらなる夢を追い求め、今回は相模湾に行ってきました。なんと狙うのは、食卓でもおなじみの魚であり、釣り人憧れの的、マグロ & カツオ! どデカい1匹を釣ってやろうと、ドキドキわくわくの釣行がスタートです。

  • Photo_Fumihiko Ikemoto
  • Text_Shogo Komatsu
  • Edit_Yosuke Ishii

夢にまで見たビッグサイズ。

今回狙うのは、キハダマグロとホンガツオ。特にキハダマグロは、夏の相模湾で釣れるビッグターゲットとして近年人気が高まっていて、釣り方もいろいろあるんです。しかも、今年は早い時期から好調で、よく釣れているらしい! キハダマグロの平均サイズは20〜30キロで、50キロオーバーが釣れた実績もあるそうで。そんなド級の魚が、都心から近い相模湾で釣れるなんて。多くの釣り人が熱狂しているのも納得です。

ちょっぴり雨がぱらつく朝5時、神奈川県小田原市の漁港に集合しました。やや波がありますが、出船には問題なし。期待に胸を膨らませながら、船に荷物を積み込みます。今回、一緒にマグロとカツオを追いかけるのは、渋谷・神南にお店を構える古着屋「TUNAGI JAPAN」で繋がった4人。見事に釣れたら、お店で捌いてもらって、みんなでおいしくいただきましょう!

石井陽介(右2)
フイナム編集長
フイナム フィッシング クラブの部長。「いつか釣りたいと思っていた、最終目標のような存在のマグロ。フイナム フィッシング クラブの夢でもあったし、フイナムにマグロを初めて登場させたいです(笑)。そう簡単に釣れるもんじゃないって聞いているけど、8人で狙うから、誰かしら釣れたら万々歳ですね」

村山靖行(右3)
F-LAGSTUF-F デザイナー
今年設立10周年を迎えた〈フラグスタフ〉でフィッシングメーカーとコラボするほどの釣り好き。「キハダマグロは去年6連続で惨敗して、ようやく今年5月に勝浦沖で、ルアーを使って釣ることができました。今日は、そのときと同じセッティングのタックルを用意。小田原沖は釣れているみたいだから期待しています」

小松紘大(中)
モデル
フリーランスのファッションモデルとして、ブランドのルックや広告、ランウェイに出演。「キャンプやフェスのアウトドアが好きだけど、唯一やっていなかった外遊びが釣りなんです。初めてですが、誰よりも釣りたい。なによりも、寿司ネタで一番好きなのがマグロなので、今回挑戦できてうれしいです!」

井澤元気(左3)
TUNAGI JAPAN オーナー
アメリカとユーロの古着やラグジュアリーブランドのアーカイブを取り扱う「TUNAGI JAPAN」を2013年にオープン。ブランド〈ゲン イザワ(GEN IZAWA)〉も製作する。「京都出身なので、中高生のころに琵琶湖でバス釣りをやっていましたが、海釣りは初めて。食べられる魚を釣るのを楽しみにしてきました」

稲原伶菜(左2)
フォトグラファー
ファッションをメインに、ドラマや映画のスチール撮影、スポーツなど、幅広く手がける。「堤防釣りをしたことはあるけど、本格的な船釣りは初めてなので期待しています。小さい魚しか釣ったことがないから、目標は100センチのマグロを釣ること! めったに経験できない貴重な機会なので、楽しもうと思います」

松葉朋実(左)
ネイルアーティスト/モデル
今年7月にネイルスタジオ兼ショップ「muoy」を祐天寺にオープン。モデルや俳優としても活動する。「釣りは小学生以来。船でイカダに渡って、タイとかタチウオを釣って楽しかった思い出が残っています。十数年ぶりの釣りを楽しみたいですね。マグロを釣るのは難しいって聞いているので、釣れたらラッキーくらいの気持ちです」

小松翔伍(右)
ライター
ファッション誌やウェブマガジンを中心に執筆。「20キロ以上もあるマグロはどれくらい引きが強いのか。ヒットしても釣り上げることはできるのか!? 念願の釣りなので、鼻息荒めです。YouTubeで、ばっちり予習してきました。マグロが釣れたら、孫の代まで自慢しちゃうと思います」

池本史彦
フォトグラファー
雑誌やウェブ、広告などで活躍し、アウトドアの撮影もこなす。「ついにマグロとカツオにチャレンジできるとは。初めての狙う魚種だから、誘い方とか合わせ方が難しそうですね。でも、誰かは釣りそうな気が。そこまで大きくなくてもいいから、とにかく1匹でも釣れることを願っています」

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