FEATURE | TIE UP
FACEとSHINKNOWNSUKEが考えるゲームのシナジー。
「PUMA × MONSTER HUNTER」 Capsule Collection.

FACEとSHINKNOWNSUKEが考えるゲームのシナジー。

“ひと狩りいこうぜ”でおなじみのハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズが、今年で20周年を迎えました。それを記念して、〈プーマ(PUMA)〉と初のコラボレーションが実現。いまやゲームとファッションは、相乗効果を生み出す友好関係を築いていますが、どれほどの影響を与え合っているのでしょう。そこで、クリエイターで構成したゲームチーム「DHC(Dekoboko Happy Club)」のメンバーであるアーティストのFACEさんとSHINKNOWNSUKEさんに、コラボコレクションを起点にしながら、ゲームについてあれこれ聞いてみました。

  • Photo_Kai Naito
  • Text_Shogo Komatsu
  • Edit_Seiya Kato

PROFILE

FACE
イラストレーター / アーティスト

シニカルなメッセージをポップに落とし込んだ作風で人気を呼ぶ。グローバルに展開するファッションブランドから、アニメやテレビ番組まで、カルチャーの垣根を越えてコラボレーションを実現。『SNEEZE Magazine』や『Richardson Magazine』など海外の人気雑誌にも作品を寄稿する。

PROFILE

SHINKNOWNSUKE
グラフィックデザイナー / アーティスト

2017年にLAで個展を開催し、本格的に活動を開始。ユーモアのあるアイロニカルな世界観をグラフィックやドローイングで表現する。国内外のブランドやショップにグラフィックを提供。「MIN-NANO」のオーナーGOROさんとクリエイティブする「UPPERLAKE MOB」など、さまざまなユニットでも活動中。

『モンハン』のリアリティあるモンスター。

―おふたりは、『モンスターハンター(以下、モンハン)』をやられていましたか?

FACE: ぼくは『モンスターハンターポータブル 2nd G』をやっていました。オンラインで通信プレイをできるのが革命的でしたね。シェアハウスの友達と一緒にハマって、みんな生活が乱れちゃいましたよ(笑)。

SHINKNOWNSUKE: ぼくはやっていませんでした。みんなでコミュニケーションを取りながらモンスターを狩るのはおもしろそうだけど、どうしてもFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)ばかりにハマっちゃって。狩ったモンスターの肉を焼いて、みんなでご飯を食べるんでしょ?

FACE: 肉焼きはマルチプレイと関係ないですよ。調理ゲームじゃないんだから(笑)。モンスター系のゲームは、あんまりやらないんですか?

SHINKNOWNSUKE: ひと対ひとのゲームが多いかな。プレイ内容の詳細までは分からないけど、『モンハン』の新作の情報はチェックしていますよ。それぞれのモンスターに習性があって、そういう設定がおもしろいですよね。少し昔のゲームだったら、壁にぶつかって動けなくなっている敵がいたじゃん。

FACE: いたいた(笑)。

SHINKNOWNSUKE: それがほっこりするところだったけど、『モンハン』は動きがリアル。よくできているなって、関心します。

FACE: シンさん(SHINKNOWNSUKE)って、ゲーム情報は常にチェックしていますよね。

SHINKNOWNSUKE: 映画もそうだけど、半期に一度くらい、リリースされる作品がリール映像で公開されるから、それをチェックしているんですよ。

―FACEさんは、モンスターと戦うようなゲームは好きですか?

FACE: そうですね。おおもとを言えば、子どものころ『ドラクエ』にハマっていたから、モンスター系のゲームが好きなんです。だから『モンハン』は、見たことないモンスターが出てくるとワクワクしちゃいます。こいつを倒したらいい素材、いい武器をもらえるのかなって。

―『モンハン』は、モンスターのリアルなデザインが魅力のひとつです。印象に残っているモンスターはいますか?

FACE: ぼくがやっていた『モンハン』で、最初に出てくるデカいモンスターが「フルフル」ってやつでした。ミミズみたいで気持ち悪いんですよ。

SHINKNOWNSUKE: 「フルフル」っていうんだ。おれも見たことある。

FACE: まだデカいモンスターと戦い慣れていない序盤だったから、倒すのが大変で。でも、それが楽しかった。

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