![_MG_1461](https://www.houyhnhnm.jp/wp-content/uploads/2018/04/MG_1461.jpg)
北欧デンマーク生まれのプレミアムコンフォートシューズブランド〈エコー(ECCO)〉より、3Dプリンタを活用した画期的なカスタマイズプロジェクトが発表されました。
![_MG_1459](/dummy.png)
「QUANT-U(クアントゥー)」と名付けられたこのプロジェクトは、店舗内に設置された足型計測器で足を立体的にスキャンし、センサーを搭載したシューズにより足の動きを正確に計測・分析。それらから得たデータをもとに、個々の足に最適なシリコン製ミッドソールを3Dプリンタによって製造するというものです。
![_MG_1700](/dummy.png)
![_MG_1496](/dummy.png)
![_MG_1481](/dummy.png)
![_MG_1625](/dummy.png)
![_MG_1493](/dummy.png)
測定した足型や足の動きをもとに、店舗内の3Dプリンタで製造されるシリコン製ミッドソール。製造にかかる時間はわずか2時間ほどです。
![_MG_1838](/dummy.png)
![_MG_1648](/dummy.png)
クッション性と反発性を併せ持ち、耐久性にも優れたシリコン製ミッドソール。ハニカム状に生成することで軽量化も実現しています。
「QUANT-Uは〈エコー〉の50年に及ぶ靴製造の経験をアルゴリズムに集約し、約2年間の開発期間を経てついに発表に至りました。我々は3Dプリンタが持つ可能性を探求し続けてきましたし、シリコンがPUやEVAに代わる新たなミッドソール素材のスタンダードになる可能性を秘めていると確信しています」と、このプロジェクトを指揮した〈エコー・イノベーション・ラボ〉のパトリッツイオ・カルッチは自信をのぞかせます。
![_MG_1828](/dummy.png)
なお、QUANT-U による3Dプリンタを用いたカスタマイズシューズは、オランダ・アムステルダムにある〈エコー〉のコンセプトストア「W-21」にて今月より期間限定で一般販売がスタート。日本を含む他の地域での販売は未定ですが、シューズ好きなら今後の展開にも期待せずにはいられません。
Photo_Masataka Nakada
Text_Issey Enomoto
エコー・ジャパン
電話:0120-974-010
jp. ecco.com
QUANT-U
quant-u.com
W-21
w-21.nl