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彷徨える ”魂” たちの物語 。小松菜奈、松田龍平ダブル主演の映画『わたくしどもは。』 が公開です。

ベネチアや世界が注目する監督・富名哲也の長編第二作が公開されます。タイトルは『わたくしどもは。』 。

佐渡島に眠る”無宿人”の墓からインスピレーションを得た物語で、富名監督の幻想的かつ奇譚な作風が存分に現れた作品です。

STORY
「生まれ変わったら、今度こそ一緒になろうね」 名前も、過去も覚えていない女(小松菜奈)の目が覚める。舞台は佐渡島。鉱山で清掃の仕事をするキイ(大竹しのぶ)は施設内で倒れている彼女を発見し、家へ連れて帰る。女は、キイと暮らす少女たちにミドリと名付けられる。キイは館長(田中)の許可を貰い、ミドリも清掃の職を得る。ミドリは猫の気配に導かれて、構内で暮らす男、アオ(松田龍平)と出会う。彼もまた、過去の記憶がないという。言葉を重ねるうちに、ふたりは何かに導かれるように、寺の山門で待ち合わせては時を過ごすようになる。そんなある日、アオとの親密さを漂わせるムラサキ(石橋静河)と遭遇し、ミドリは心乱される。
 

主演は小松菜奈さんと松田龍平さん。佐渡島の金山跡地を舞台に、その抑制の効いた演技で不思議な神税の世界へと導きます。

脇を固めるのは、大竹しのぶさん、石橋静河さん、田中泯さん、内田也哉子さんなど豪華な俳優陣。

さらには、歌舞伎界ホープの片岡千之助さん、 ダンサー・演出家の森山開次さん、そして能楽師の辰巳満次郎さんといった珠玉の表現者たちも終結しました。言葉ではなく、彼らの身体表現でしか語れないものがスクリーンに映っています。

劇中音楽は、「RADWIMPS」のフロントマンとして活躍する野田洋次郎さんが手掛けました。彷徨える ”魂” の物語というお題に、どう音楽で解を出したのか。

本作は、ベネチア国際映画祭が行なっている新鋭監督を支援するプロジェクト「Biennale College Cinema 2018-2019」のインターナショナル部門9作品のうち日本から唯一選出されたそう。また第36回東京国際映画祭コンペティション部門にも正式出品された期待作です。

現世ではないどこかで生きる者たちの揺らぎに、ぜひ目を凝らしてみてください。公開は本日5月31日(金)より。

INFORMATION

『わたくしどもは。』

キャスト:小松菜奈 、 松田龍平 、片岡千之助、石橋静河、内田也哉子 、森山開次、辰巳満次郎/ 田中泯 、大竹しのぶ
音楽:野田洋次郎
監督・脚本・編集:富名哲也
企画・プロデュース・キャスティング:畠中美奈
撮影:宮津将
照明:渡辺隆
サウンドデザイン:鶴巻仁
衣裳:田中洋介
ヘアメイク:楮山理恵
特殊メイクアップ監修:林伸太郎
サウンドエディター:松浦大樹
助監督:浅井一仁
制作担当:呉羽文彦
宣伝プロデューサー:伊藤敦子

製作・配給:テツヤトミナフィルム
配給協力:ハピネットファントム・スタジオ
特別協賛:ナミックス
協賛:新潟日報社 、 今泉テント 、 新潟クボタ 、 サンフロンティア不動産 、 ジー・オー・ピー 、 新潟放送 、 エフエムラジオ新潟
2023年/日本/101分/カラー/スタンダード/5.1ch
©2023 テツヤトミナフィルム
映倫:G
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会

公式サイト
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