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ただの木彫りのオブジェじゃないんです。チアフル ウェンズデーを手がける宮舘大さんが立体作品をメインとした個展を開催!

マルチボーダーに特化したアパレルを展開するブランド〈チアフル ウェンズデー(CHEERFUL WEDNESDAY)〉を手がける宮舘大さん。デザイナーとして活躍する傍ら、ウッドワーク、グラフィックデザインなどの分野でも手広く活動しています。

そんな彼が、今週末から「カーム ワーブル デコイズ(CALM WARBLE DECOYS)」のプロジェクトの一環として立体作品をメインとした個展を開催。鳥猟などに使われていた、獲物をおびき寄せるための木彫りのデコイから着想を得たものが並んでいます。


並ぶ作品群は日本を離れ1年間カナダで生活しながら制作したものだそう。その間に考えた事柄がアウトプットされています。

たとえば、物事を判断する上で迫られる際に常に選択を2つに狭めてしまっていること。”はい”か”いいえ”、もしくは”白”か”黒”か。デコイの頭と体をその2つの事象と捉え、首の部分はそれらを繋ぐ新たな選択肢といった意味が込められています。首部分のみ色が塗られていないのは、まだ知る由も無い新たな考えや、無垢の状態として表現しているからです。



改めて考える機会が稀有なだけで人間誰しもに共通することなのでは。内省的な意味が込められていますが、難しいことは考えず可愛らしいオブジェとして楽しんでもらうのがよいでしょう。

INFORMATION

CALM WARBLE DECOYS SOLO EXHIBITION #2

会期:8月3日(土)〜9日(金)13:00〜19:00
場所:OFO BY INHERIT GALLERY
住所:東京都世田谷区代田1-4-1
公式インスタグラム

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