ゴールドウイン ゼロがブリュード・プロテイン繊維を使用したTシャツを開発。植物由来の原料でつくられた、次世代型の新素材です。

アート、サイエンス、ネイチャーの3つの軸から生まれた〈ゴールドウイン（Goldwin）〉の実験的なプラットフォーム〈ゴールドウイン ゼロ（Goldwin 0）〉が次世代型の新素材である「ブリュード・プロテイン繊維」を使用したTシャツを開発しました。

デザイナーであるヌー・アバス氏とともに、〈ゴールドウイン ゼロ〉のテーマでもある「循環」を、今回は自然界の“反応拡散システム”を着想源としています。

銀座「和光」では、その“反応拡散システム”をもとに制作されたアートの展示も行われているようです。以下、詳しく見ていきましょう。

Reaction Ring Tshirt 各¥23,100 ※Blackは限定色

まず、「ブリュード・プロテイン繊維」とは、スパイバー社が製造する構造タンパク質素材のこと。

植物由来の糖類を主原料に微生物を活用した発酵プロセスによりつくられていて、製造過程が酒類などの醸造（ブリューイング）に似ていることからその名が付けられているそう。この素材は、石油などの化石資源にも動物資源にも依存せずつくられているので、持続可能な社会の発展に活躍する素材として注目を得ています。

フロントの円を構成する柄は、シマウマやトカゲ、熱帯魚など自然界の生物の柄にみられる“反応拡散系”と呼ばれる数理モデルをもとにデザインされています。

正面のアートワークと背面のロゴは、光を蓄えて暗闇で光る蓄光プリント。デザインとしてのかっこよさはもちろん、アウトドアシーンでも利便性を発揮してくれるのでは。ちなみに、限定色のブラックは「和光 本店地階」のみでの販売となっているのでご注意ください。

少し難しい話が続きましたが、いつも通りシンプルで洗練されたデザインと着心地でワードローブとして定着してくれます。

今回のアイテムは取扱店舗、公式オンラインサイトにて発売中。決めかねているなら一度店舗に実物を見に行くも手です。