舞台はUKのレゲエとパンクの交差点。すべての音楽好きへ捧げる、およそ41年にも及ぶ記憶と記録が収められた1冊です。

インターネットやSNSが無い時代、海外へ行って写真や文字でその街の文化を伝える。それは今とは比べられないエネルギーが必要だったり、想像できないほどのリスクがあったはずです。

ここで紹介する写真家＆音楽ライターの石田昌隆さんの新刊『STRUGGLE: Reggae meets Punk in the UK』は、UKを舞台にしたレゲエとパンクの交差点と呼べるシーンを中心につくられた1冊。いまから40年以上前の1982年から昨年の2023年にいたる、およそ41年にも及ぶ記憶と記録が収録されています。

『STRUGGLE　Reggae meets Punk in the UK』 Type Slowly刊 352ページ ¥4,300

SILENT POETSの下田法晴さんによるジャケットデザインも印象的な1冊には、著名なバンドやレゲエアーティストから、アンダーグラウンドなクラブシーンやフェスなどの写真に、エッセイも掲載。

そして今週末の8月10日（土）には、代々木上原の「ハコ ギャラリー（hako gallery）」で出版を記念したスライド＆トークイベントも。予約が必要なので、出版社のType Slowlyのホームページをご覧ください。

さらに、装丁と同じくSILENT POETSの下田法晴さんがデザインを手がけ、石田昌隆さんが撮影した1992年のジョー・ストラマー、2007年のアリ・アップの写真など4種類のTシャツも販売。

Tシャツ 各¥5,500

レゲエやパンクを愛する人はもちろん、すべての音楽好きにとっても特別な1冊。ぜひ本棚に加えて、ゆっくりご観て読んで感じてみてください。