そのスニーカーどこの？ あのイタリアのブランドが進化した名作を携えて、全国でポップアップイベントを開催します。

話題にこと欠かないスニーカーのシーンでは、常にたくさんの情報が飛び交い、限定モデルの争奪戦が繰り広げられています。そうしたメジャー思考とは一定の距離を保ちながら、寡黙に良質なスニーカーをつくり続けるブランドがあります。

その名は〈デイト（D.A.T.E.）〉。2005年にイタリアのフィレンツェで設立されたシューズブランドで、こだわりの素材と時代のムードを捉えたデザインを交えてつくる品々は、世界の百貨店をはじめ、名だたるセレクトショップで取り扱われています。

そんな〈デイト〉は幅広いラインナップも魅力。スポーティなものからクラシックなものまでさまざまなタイプを用意しています。

今年3月、フイナムでは〈デイト〉の特集記事をつくり、その魅力に迫りました。多彩なシューズを主役に7人の洒落者たちがスタイリングを披露しているのでぜひご覧ください。

さて、ここからが本題です。このブランドの中でも特に人気の高いスニーカーが「フーガ（FUGA）」。コーディネートに取り入れやすいシンプルなかたちでありながらも、足元にさり気ない主張をもたらす一足は、豊富なカラバリも特徴です。そんな「フーガ」が今シーズンは進化しました。

特に注目したいのはソールです。従来のものから快適性と安定性を追求し、さらに履き心地のよいものになりました。具体的にどんなところが変わったのか？ ここからはその7つのポイントを紹介します。

---

1：Traction
アウトソールのパターンを見直したことで、グリップ力を大きく向上。滑りにくくなり、さまざまな環境で安定した歩行をサポートします。

2：Durability
新しい素材を使うことで耐摩耗性を強化。より長く履けるように。

3：Flexibility
素材を一新したことで柔軟性をアップ。長時間歩いても疲れにくくなりました。

4：Cushioning
クッション性の高い素材を使ったミッドソールが衝撃を吸収し、ふわりと軽快な履き心地を実現。

5：Stability
アウトソールの構造を微調整したことで安定性が向上。歩行時の足のブレを軽減します。

6：Lightweightness
ライトな素材を選ぶことで、スニーカーの軽量化を実現し、よりストレスフリーな履き心地を追求。

7：Energy Return
新しいアウトソールの設計により、歩行時のエネルギーを効率よく循環させ、足を一歩前へと押し出します。

---

以上がアップデートされたポイントです。スニーカーに限らず、名作と呼ばれるものは時代に適した進化を遂げます。〈デイト〉も自分たちのスニーカーに愛着を持ち、多くのひとに喜ばれるための努力を重ねているのです。

進化した新作も並ぶ、このブランドのポップアップイベントが9月から開催されることになりました。

会場は「阪急メンズ大阪」「伊勢丹新宿店」「岩田屋本店」「京都髙島屋」の4つ。先に紹介した「フーガ」をはじめとする魅力的なスニーカーを揃えます。嬉しいのはポップアップ限定のモデルもそのラインナップに加わること。コート系のベーシックなデザインを基調にしつつ、アッパーにボアを合わせた一足「COURT 2.0 TEDDY BLACK」です。

COURT 2.0 TEDDY BLACK ¥36,300

暑い夏が終わり、もう気分的には秋のモード。おしゃれは足元からというように、新しい季節は〈デイト〉のシューズを取り入れるところからはじめてみませんか。