まだまだ残暑は続きそうですが、フイナム読者のみなさんは、これからの季節、なにを着ようかと頭を悩ませている頃合いじゃないでしょうか。
お気に入りのアウターを着たり、レイヤードを楽しんだり。あっさりした服装が多い夏と違って、秋冬はファッションをいろいろな角度から楽しめます。その手札のひとつとしてご紹介したいのが、〈ラブレス（LOVELESS）〉のオリジナルアイテム。
今シーズンは「MORE POWERFUL」をテーマにかかげ、ファッションの楽しさを主張するような遊び心溢れるアイテムがラインナップします。
まずは、上品な光沢感のあるピンストライプのジャケット。ストレッチ性のある素材を採用し、ほどよくゆったりとしたシルエットにすることで、カーディガン感覚で羽織れる1着に。肩パットのないアンコン仕立てになっているのもポイントで、ジャケット特有のわずらわしさは一切ありません。
無駄な装飾をなくしたデザインなので、共地のスラックスを合わせてもいいですし、ルックのようにバギーなデニムなどのカジュアルなアイテムとも馴染みます。
M-65といえばミリタリー然としたオリーブカラーを思い浮かべますが、〈ラブレス〉の手にかかればご覧の通り。ふくらみのある意匠糸を使用したツイード生地やポケット部分のシンセティックレザーによって、表情豊かで上品な新しいM-65が完成しました。
シルエットはほどよくゆったりめ。重厚感のある生地に丸みを持たせるために袖にタックを入れるなど、ディテールへのこだわりを感じさせます。もちろんM-65の意匠を踏襲している部分もあって、ウエストコードを絞ればシルエットの変化を楽しめます。
M-65と同じく、意匠糸を使用したツイード生地で仕立てたブルゾン。ただ単に上品なだけでなく、衿先、袖先、裾回りを手作業でほつれ加工を施し、遊び心も感じる1着に仕上がっています。着丈が短いボックスシルエットは、ワイドシルエットのパンツと相性よしです。
ロングスリーブシャツは、立体的なレーヨンコードを走らせたデザインが印象的。とろみと光沢がある素材が上品さを演出していますが、これは実はポリエステル。見た目によらず、自宅で簡単にケアできるというわけです。これだけデザインが効いてるので、一枚で主役になってくれますし、アウターの中に仕込めばコーディネートのアクセントとして活躍します。
今季も〈ラブレス〉のオリジナルは、他にはない個性的なアイテムが揃っています。いつものコーディネートが物足りないとき、もう少し遊びを加えたいとき、きっと心強い味方になってくれるはずです。
