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老若男女の憩いの場。地域に愛された旭川の銭湯がついに復活します。

創業59年の歴史を誇り、長きに渡って地域の人々に癒しの空間を提供してきた北海道は旭川の銭湯・菊の湯が閉業したのは、2023年3月のこと。年齢や性別を問わずに愛されていたそんな菊の湯が、およそ1年半の年月を経て、ついに復活することになりました。

先代の店主の強い想いに共鳴したのは、京都を拠点に銭湯カルチャーを発信する「フロクラブ(FROCLUB)」と地元の名前を冠したサウナ愛好家チーム「アサヒサウナ(asahi sauna)」。この両者による共同事業として新たなスタートを切る菊の湯では、いままで以上に居心地よい空間を演出するためのこだわりが各所に散りばめられているそうです。

今回は、来たる9月9日(月)にリニューアルオープンを果たす菊の湯をいち早くご紹介。キーワードには“地域コミュニティ”、“日々の癒し”、“健康促進”の3つが掲げられています。

自慢の地下水を使用した湯船は従来の形を大きく変更することなく、カランや鏡を新調し、タイルを磨きあげることで清潔感のある浴場へと生まれ変わりました。

男湯の壁面に大きく描かれた絵は「湯船を楽しんでほしい」という想いが込められていて、眺めていたら時間を忘れてついつい長風呂してしまいそう。くれぐれものぼせない程度にお楽しみください。

そして、サウナもリニューアル。「ハルビア(HARVIA)」製の最新サウナマシーンが導入され、フィンランド式のサウナを満喫できるようになりました。

入浴後は広いロビーでひと休み。エントランスにはアーティストのTim Kojima氏による手描きのイラストが広がり、至福の時間に花を添えます。

ほかにもレコードがかけられたり、フードやドリンクが用意されていたり。銭湯をきっかけに初めて会った人とも会話が自然とうまれるような、温かい空間が提供されます。

最後に、復活を心待ちにしていたファンのために製作された、スペシャルなグッズをピックアップ。

これまでにも多彩なプロジェクトを手がけてきた「フロクラブ」の知識を活かし、オリジナルグッズや旭川にルーツを持つブランド〈ケボズ(KEBOZ)〉とのコラボレーションアイテムが続々と登場するそうですよ。

銭湯やサウナが楽しめるだけでなく、さまざまなコンテンツが用意された何度も通いたくなるスポットとなっています。

次の旅行先にお悩みの方は、ぜひ北海道も選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

菊の湯

住所:北海道旭川市神楽5条14-2-17
時間:14:00〜24:00
料金:入浴料 ¥490 / サウナ料金 ¥200
Instagram:@kikunoyu_asahikawa

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