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【FOCUS IT.】LANAが語る、iPhone 16とアーティストの親和性。

先ごろ行われた「Apple」の新製品発表イベントに、招待客としては最年少で参加した日本のアーティストLANAさん。アーティストにとってApple、ひいてはiPhoneは必要不可欠なものと語る彼女に、新作iPhone 16が自身のクリエイティブ活動にどんな影響をもたらすのかを、帰国直前のクパチーノで聞きました。


PROFILE

LANA
アーティスト

神奈川県出身。2020年よりSoundCloudで楽曲を発表したことを期にアーティストとしての活動をスタート。唯一無二のハスキーボイスと、等身大のリリックで同世代を中心に人気を博し、SNSでも度々バズを起こす。その後は大型HIPHOPフェス「POP YOURS」に参加するなど精力的に活動し、いま最も勢いのあるアーティストのひとりとして注目される。直近では『Forbes』の人気企画「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024」に選出され、同誌の表紙を飾ったことでも話題になった。
Instagram:@3pylanabby

Apple以外の選択肢を考えたことはなかった。

まずはLANAさんと「Apple」の出会いをお聞かせください。

中学1年生のときにiPhoneを持ったのがはじめてです。以来、スマホはずっと「Apple」なので、生活の中に当たり前にあるものという感じですね。

生粋のAppleっ子というわけですね。今日もMacintoshのロゴTを着ていますし。

ちょうど先ほどApple Park Visitor Centerのお土産コーナーで買ったんです! これはApple40周年を記念したデザインだそうで、昔のロゴを復刻したものらしいです。首元の後ろには当時のMacintoshを起動した時のマークが入っていたり。可愛いですよね(笑)。

あらほんとだ(笑)。さて、いま現在はどんな「Apple」製品を愛用していますか?

iPhone、Apple Watch、iMac、MacBook Pro、MacBook Air、iPad……ですかね? 身のまわりは「Apple」だらけです。特に意識しているわけではなく、自然に手に取っている感じですね。そもそも私たちの世代にとって「Apple」は身近にある存在なので、他の選択肢を考えたことがなかったですね。

そんなLANAさんも、いまは「Apple」と一緒に仕事をされていますよね。

「Apple」のCM「学生にMac」に、私の曲『BASH BASH』を使っていただいたり、Apple MusicのJ-ヒップホップのカテゴリーのサムネイルに、私とLEX(LANAの実兄)の画像を使っていただいたり。色々お世話になっています。

そして今回、「Apple」の新製品発表イベントに参加されたわけですが。

お声がけいただいた時は「え! どういうこと!?」ってとにかく驚いて(笑)。そして着いてみたら会場のApple Parkはとにかく広いし、Park内の建物もオブジェも何もかも大きくてびっくりしっぱなし。Apple Park内にあるレインボーのアーチでは記念撮影しました!

参加した新製品発表イベントはどうでした?

とにかくすごかったです。規模の大きさもそうですし、集まってくる人たちも……もう、すごいしか出てこないですね。各国から招待されたゲストの方達ともコミュニケーションを取ったり、SNSを交換して繋がったりと、刺激的な時間でした。

中には桁違いのフォロワー数を持つ方もいたのですが、みんな優しくてラフに接してくれて。ここにいる人たちはみんな対等だし、同じ目線で喋ってくれるのが嬉しかったです。そうそう、とある著名なフォトグラファーからは、「次のアルバムのジャケットを撮らせてよ」って言ってもらえたりとか(笑)。素敵な出会いがたくさんありましたね。

錚々たる面々の中で、日本の代表としてLANAさんも招待されました。しかも参加された方の中では最年少だったと聞いています。何か思うことや意識することなどはありますか。

まずそうした世界線に、いまの自分がいるというのが嬉しいですね(笑)。今回発表された新しい「Apple」製品の素晴らしさをもっと発信していきたいと思うし、学生やもお勉強をしないといけない人たちに向けても、その利便性や使い勝手をインライ(Instagramのライブ配信)などを使ってを伝えていきたいですね。


iPhoneはアーティストにとって必需品。iPhone 16でMVも撮ってみたい!

今回発表された新しい「Apple」製品の機能で、自身のクリエイティブ活動に生かせそうものはありましたか?

まずいちばん気になったのが、iPhone 16 Proのボイスメモに追加された「マルチトラックレコーディング」ですね。録音した音声のうえから、さらに音を重ねて録音できるらしいので、曲作りの際に役立ちそうです。録音したトラックのうえにラップを重ねて録音できるなんて、私たちのようなアーティストにとってすごく便利な機能ですよね。

この機能さえあれば、たとえひとりで移動中であっても、どこであろうとも、良いフローやメロディが思いついた時に咄嗟にトラックのうえに録音できる。いままでもボイスメモをよく使っていたのですが、これなら他に用意するものもなく一括で録音できるので、より快適に曲作りができるようになりますね。さっそく使ってみたいです。

iPhone 16 Pro / iPhone 16 Pro Max

iPhone 16 Pro / iPhone 16 Pro Max
グレード5チタニウムを採用した頑丈かつ軽量なボディのうえ、歴代iPhoneの中でもっとも大きなディスプレイを有する。Apple社が開発した独自AI「Apple Intelligence」を搭載しているため、今後は文章作成や画像制作など、あらゆる面でのサポートが期待できる。また、iPhone 16から新たにカメラコントロールが付加され、撮影機能も格段にパワーアップした。カラーはブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ナチュラルチタニウム、デザートチタニウムの4色展開。15万9,800円〜

確かにアーティストの方にとって画期的な機能となりそうですね。それでいうと、アーティストの方たちはリリックにメモ機能を使っている人が多いイメージがあります。

そうですね。私も良いパンチラインがふと出たときは、すぐにiPhoneを取り出してメモにばばっと書き留めて。みんなとしゃべっている時でも、どんな時でも、思いついたらすぐメモします。

それにメモは際限なく書き続けられるのも良いですよね。アーティストはみんなこのメモ機能を使っていると思いますよ。レコーディングの時はiPhoneのメモを見ながら録ったりしますし。

iPhone 16はAppleが独自開発したAI「Apple Intelligence」にも対応していて、その中の作文ツールは文章の校正や要約などをおこなってくれるみたいです。たとえば、咄嗟に思いついたリリックをメモに走り書きして漢字の間違えや打ち間違いがあったとしても、その機能で校正して直してくれるとか。

すごいですね! そうしたサポートは便利だし、ありがたいですね。

そのほか気になったものはありますか?

iPhone 16でミュージックビデオを撮ってみたいですね。カメラコントロールはボタンひとつでいろいろ操作できるので動画撮影にも便利そうですし、何より画質のクオリティが向上してさらに綺麗になりましたよね。それとInstagramなどで写真もよく撮るので、新しいiPhoneのカメラはプロじゃなくてもプロみたいに撮れるので重宝しそうです。

iPhone 16 / iPhone 16 Plus

iPhone 16 / iPhone 16 Plus
Proと同じく、「Apple Intelligence」およびカメラコントロールを搭載。これまでとの大きな違いは、カメラ位置が縦に2つ並ぶようになった点。これにより空間収録が可能になり、3Dさながらの立体的な写真とビデオが撮影できるようになった。そのほかアクションボタンも追加された。メインカメラは48MP、超広角は12MP。カラーはブラック、ホワイト、ピンク、ティール、ウルトラマリンの5色展開。12万4,800円〜

実際iPhone 16のカメラコントロールを動かしてみていかがでしたか?

カメラコントロールを押したらすぐにカメラが起動するので、「いま撮りたい」というタイミングを逃さないのが良いですよね。

あとはiPhone 16から導入されるVisual Intelligenceも気になりました。たとえばレストランの写真を撮ったら、そのレストランに関する情報やデータが瞬時に出てくるって、すごくないですか!?

Visual Intelligenceは2024年後半にリリースされるそうです。ワクワクしますよね。

「Apple」には毎回感動させられます。新機能ではないのですが、Apple WatchでiPhoneのカメラを遠隔操作ができるというのをさっき知って驚きました。ノートに書いたリリックをカメラに撮って、テキストとして読み込むことができたりとか、「Apple」製品は知れば知るほど面白いですよね。私たちのような仕事は自分でやらなきゃいけないことが多いので助かってますね。

今回LANAさんが注目したカメラコントロールやApple Intelligenceを例に挙げると、新製品は全体的に機動性が増したように思います。例えば、カメラを起動させる1秒2秒が大事だったりするじゃないですか。クリエイティブな仕事をされている人にとっては特に、その瞬間の発想を大事にされていると思うので、より心強いものになったのかなと、お話を聞いて感じました。

確かにそうですね。「Apple」が生活の一部から、いまは仕事にとっても大事な一部になっています。

iPhoneをはじめて手にした中学1年生のときのことを思いうと、なんだか感慨深いですね。では最後に一言いただいて締めましょうか。

はじめてクパチーノに来てApple Parkに行って、それだけでもすごいことなのに、ここでいろんな人と知り合って。いままで自分が見ていた世界から、もう一層超えた感じがしますね。良い経験をさせていただきましたし、非常に濃い時間でした。

そして「Apple」のことを知りたいと思ったし、使いこなしたいと思いました。もっと「Apple」をDIGろうって!

Photo_RK

INFORMATION

Apple Japan

www.apple.com/jp

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