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レッドウィングの名作ベックマンがアップデートを果たして待望の復刻。定番モデルのニューカラーも登場で、秋はブーツと共にファッションを楽しみましょう!

ようやく残暑も落ち着き、朝と夜は長袖のアイテムを着ていないと肌寒さを感じるようになりました。春夏から秋冬へのファッションの移行時期ということは、足元もサンダルからブーツへ衣替えといきたいところです。

いま履くべきブーツはなにか? そんな問いがあるとすれば、迷わず〈レッドウィング〉と答えます。なぜなら、長らく欠品していた名作「ベックマン」が待望の復刻を果たしたからです。

ブランドの設立者であるチャールズ・ベックマンにちなんで名付けられたこの1足。1905年の創業期のアーカイブをもとに、今日的な素材とテイストを加えて2006年に誕生しました。ワークブーツでありながらもドレスに通じるプレーンなデザインは、瞬く間に人気を博しましたが、COVID-19等による生産体制の影響から製造が中止。多くのファンから復活を望む声が絶えなかったのは想像に難しくありません。

今回の復刻は単なるアーカイブの焼き増しにはあらず、デザインの改良が行われているのもうれしいポイント。解剖学的に考慮されたラストを使用し、レザーのヒールパッドの下にポロンフォームの薄い層を追加して、より快適なフィット感を実現しています。旧モデルよりも甲周りがタイトになっているため、ハーフサイズ上げる場合が多く見受けられるそう。

アウトソールは滑りにくいグロコードを採用。ステッチはそれぞれのエクスカリバーレザーにマッチするように変更され、色の着色を気にせずカラークリームで簡単に手入れが可能です。

RED WING BECKMAN(BLACK CHERRY EXCALIBUR LEATHER / LAST NO. 224) ¥55,550

レザーは上質な艶が特徴の「エクスカリバー」を採用。タフであると同時に色気を感じる佇まいが物欲を刺激します。赤茶色の「ブラックチェリー」は、上品で落ち着いた印象。そこにエイジングが加わることで、より渋くて大人なムードを醸し出す1足へ成長してゆきそうです。

RED WING BECKMAN(BLACK EXCALIBUR LEATHER / LAST NO. 224) ¥55,550

守備範囲の広さでいえば「ブラック」は間違いないカラー。カジュアルにはもちろん、ドレスなコーディネートにも違和感なく溶け込みます。茶色いコバとのコントラストも、足元のいいアクセントになりそうです。

RED WING BECKMAN(CIGAR EXCALIBUR LEATHER / LAST NO. 224) ¥55,550

「シガー」はバランスの整ったカラーです。重すぎず軽すぎない、ちょうどいい塩梅の色味が魅力。〈レッドウィング〉がもたらす足元の威厳をキープしながら、コーディネートを軽快に彩ります。

「ベックマン」以外にも注目のアイテムをご紹介しましょう。こちらは定番の「6インチ クラシックモック」ですが、すべてのパーツにおいてブラックを纏せることで、よりストイックかつ、よりモダンな印象に仕上がっています。

RED WING 6-INCH CLASSIC MOC(BLACK HARNESS LEATHER / LAST NO. 23) ¥45,870

トラクショントレッドソールを搭載した、〈レッドウィング〉を代表する6インチのモックトゥブーツ。クオリティはそのままに、レザー本来の肌目を生かしたオイルドレザーである「ブラック・ハーネス」を採用したアイテムは、足のなじみが良いのも特徴。艶を抑えたマットな質感もコーディネートに大人の渋さを与えます。

最後はこちら。「アイアンレンジャー」の新色です。アメリカン・ワークブーツの王道モデルも、「アルパイン・ポーテージ レザー」の深みのあるカラーリングを採用することで、グッとファッショナブルになりました。

RED WING IRON RANGER(ALPINE PORTAGE LEATHER / LAST NO. 8) ¥50,710

ミリタリーウェアがそうであるように、オリーブのような深いグリーンの色合いは、どんなコーディネートにも馴染みやすいという特徴も。ブーツにしては珍しいカラーリングも大きなアドバンテージです。クラシックなキャップドトゥのディテールと、ありそうでなかった配色の組み合わせが、ファッションの楽しさを再確認させてくれます。

過去から受け継がれてきた品番をレガシーとして大切にしながら、最高品質のレザーを使用し、頑なに「MADE IN USA」を貫く〈レッドウィング〉。履くほどに味わいが増し、自分だけのエイジングを楽しめところも多くのひとに愛される所以です。すでにその虜になっているひとも、まだ魅力を知らないひとも、今年の秋はここでご紹介した新作と共にファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。その高いクオリティがあなたの足元を守ると同時に、秋冬の装いを力強く支えてくれます。

Photo_Yuta Okuyama
Text_TSUJI

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RED WING JAPAN

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